福岡県宇美町新庁舎:6月に基本構想策定!

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具体的スケジュールは未定!
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福岡県宇美町は、新庁舎建設基本構想策定業務の委託期間を5月末まで延長し、調査を進めていた。早ければ6月にも基本構想を策定する。2016年度予算では庁舎関連費用を計上しておらず、基本構想策定後に今後の検討のあり方や整備スケジュールなどを協議する。
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現庁舎は1975年の完成で、規模はRC造3階建て延べ4429㎡。老朽化が進んでいるほか、耐震診断でIs値(構造耐震指標)が最も低い部分で0・38と耐震性に課題を抱えており、今年度に応急的な耐震補強を実施している。
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基本構想策定業務はパシフィックコンサルタンツに委託している。周辺の公共施設の立地や交通状況などを含めた現状の課題整理、長寿命化と新庁舎建設の比較検討などを行い、新庁舎建設の必要性を検証する。その上で新庁舎のコンセプト、導入機能、想定延べ床面積、候補地(3案程度)、概算事業費などをまとめる。また、3候補地を対象とした簡易VFM(バリュー・フォー・マネー)を算出し、比較検討する。
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町では、業務の報告を基に早ければ6月にも基本構想をまとめ、公表する。その後、具体的な基本計画の策定に着手するが、外部委員会の設置など検討体制やスケジュールは未定としている。
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