近畿環境開発に何が起きたのか!(下)

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2カ所の廃棄物処理は一体いくらか!
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過去2回の記事から10日ほど時間が空いてしまったが、3回目を掲載する。近畿環境開発・中垣浩二氏は京都府産廃協会の副会長、井木商事㈱井木宏光社長も副会長、伏見クリエイト㈱文盛厚社長は協会の会長。
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16.05.30 kyoto-sanpa-kyokai

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一時期は、文社長も井木社長も京丹後BF㈱の役員でもあり、木材チップを扱っていた京都木材資源リサイクル協同組合の代表者にもなっており、現在では本社を中垣氏のビルから井木氏の舞鶴に移転している。
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中垣浩二氏が中心となり設立し「京都府建物解体協会」は初代理事長を中垣氏が、2代目は文氏が、現在は木村央氏(日本利グランド㈱常務取締役)が理事長である。
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今回は、関連各社の謄本を掲載するが、産廃協会会長・副会長の3名がお神酒徳利の間柄から、ついには仲たがいをし分裂状態となった。
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その原因は、京丹後BF㈱の農地へ運び込んだ草木。農地のたい肥化には役立たず、逆に京都府から撤去指導が出るに至り、3人の間で撤去に対する交渉でイザコザが起き、期限が切迫したため中垣浩二氏が処分した。
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福知山カントリーの敷地に積んだ再生砕石。一時的に運び込んだにしろ、管轄行政に対し無断で積んだことは、二重の違反となりかねず、悪質と見なされれば営業停止、許可取り消しにもなりかねない。
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結局、近畿環境開発㈱が再生砕石と草木をすべての撤去・処分を他社に委託したという事が本当の話。関連3社が処分費をどう案分するか結論もないまま、近畿環境開発㈱が処分費を負担したという事であろう。
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処分費用等が近畿環境グループ3社と福知山カントリーの所有会社1社が譲渡されたと、推定できる。何億円かかったのであろうか。
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