シールド機事業統合へ:5社が10月1日に新会社設立!

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IHI、JFEエンジ、三菱重工など!
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IHIとJFEエンジニアリング、2社の共同出資で設立したジャパントンネルシステムズ(横浜市鶴見区、三木孝信社長)、三菱重工業、同社子会社の三菱重工メカトロシステムズ(神戸市兵庫区、長島是社長)の5社は26日、トンネル用シールド掘進機事業の統合に向け、新事業会社の設立で合意したと発表した。10月1日付でIHIの連結子会社として新会社を発足させる。統合による相乗効果で、より付加価値の高い製品・サービスの提供を目指す。
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ジャパントンネルシステムズと三菱重工メカトロシステムズのシールド機事業を、新会社に分割・承継する。新会社の出資比率は、ジャパントンネルシステムズ60%、三菱重工業40%。川崎市内に本社を置く。本社所在地の詳細や資本金、就任する社長などは明らかにしていない。5社は今後、統合完了に向けて関連当局の承認取得など各種手続きを協力して進めていく。
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ジャパントンネルシステムズは、IHIとJFEエンジが09年11月に共同で設立した国内トップシェアを誇るシールドマシンメーカー。
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今回の事業統合で、三菱重工グループの技術力を融合する。国内では、リニア中央新幹線などの大規模シールドトンネル工事案件、海外では中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の都市化に伴うンフラ整備や地下鉄の路線拡大などによる需要を着実に取り込み、事業基盤の強化を図る。
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