山下設計・河根設計本部長:手腕・威光は錆びた!

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往年の力量は影をひそめたか!
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代表取締役社長  田中 孝典
代表取締役副社長 藤田 秀夫
取締役/副社長執行役員 橋本 忠篤 企画本部長
取締役/専務執行役員 大竹 不二男 経営本部長
取締役/常務執行役員 藤田 衛  本社長
取締役/執行役員 河根 一仁  設計本部長
取締役/執行役員 石川 勇治  副本社長 兼 本社技術設計部門長
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九州支店長から本社へ栄転したのは良いが、地の利は九州のはず。本社取締役になると河根流は通用せず、かといって九州の河根遺産は限定されており、歳月とともに威光も消えて行き九州での受注も長崎県だけは死守するかと思っていたが、対馬博物館基本・実施設計も石本建築事務所に取られてしまった。
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15年度のプロポーザルの受注内容から、山下設計の受注内容を拾ってみたが、九州での落札は1件もない。それで、14年度を全国に広げ拾ってみた。
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福岡第2法務総合庁舎(26)設計業務 九州地方整備局 参:2014/09/22
技:2014/11/11 山下設計
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大阪高地簡裁庁舎本館耐震改修実施設計業務 最高裁判所 参:2014/07/16
技:2014/08/20 山下設計
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愛知警察署庁舎基本設計 愛知県警察 参:2014/07/29
技:2014/09/01 山下設計
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オリンピックアクアティクスセンター(仮称)(26)新築工事基本設計 東京都 参:2014/10/24
技:2014/11/25 山下設計
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筑波大学4A棟等改修設計業務 筑波大学 参:2015/01/15
技:2015/01/29 山下設計
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さいたま市立病院施設整備基本設計業務委託 さいたま市 参:2014/05/30
技:2014/06/20 山下設計
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河根氏と縁もない東京や関西では順調に成績を伸ばしており、山下設計における河根取締役の役目は終わりつつあると見るべきだ。いても居なくても組織は動き、勇退の花道はどこで図るかは、やはり長崎県の受注が目安となろう。
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念のため、河根氏が居なくても順調に案件は取れている。
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飯田橋駅中央再開発準備組合・コンサルは山下設計ら 2016-03-01
17年度の組合認可目指す
東京都千代田区の飯田橋駅中央地区再開発準備組合(穂保国雄理事長)は、早期の都市計画決定に向けて、コンサルタント業務を山下設計、都市設計連合、上野計画事務所の3者に委託することを決めた。順調に進めば2017年度の組合設立認可、18年度の権利変換計画認可を経て、19年度の除却・本体工事着工、22年度の竣工を目指す。事業協力者として野村不動産が参画している。
施行区域は、開発が進む飯田橋駅西口地区とアイガーデンエリアをつなぐ飯田橋4-8、9と富士見2-6街区の一部を合わせた約1haを想定している。JR飯田橋駅東口と、目白通りが交差する人通りの多いエリアでありながら、広場空間がないことが課題となっていた。
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産業交流拠点基本設計/山下設計に決定 東京都財務局 2016-03-08
東京都財務局は7日、「産業交流拠点(仮称)および八王子合同庁舎(27)新築工事基本設計」の公募型プロポーザルを実施し、山下設計に決めた。契約金額は8964万円(税込み)で、8日にも契約する。同社を含む10社が応募、技術提案書を提出した。
産業交流拠点は既存の八王子合同庁舎と市営自転車駐車場の敷地を一体的に開発する。構造などは未定だが、延べ床面積は約3万0800㎡を予定している。設計業務には新築工事、地下埋設残存基礎撤去のための解体工事、外構整備工事のほか、機械設備、電気設備一式も含む。履行期限は2017年1月31日。
新施設には主税局八王子都税事務所、建設局南多摩西部建設事務所、産業労働局森林事務所浅川林務所出張所が入居する予定だ。また、同跡地西側に隣接する八王子市保健所も移転、合築する。
想定スケジュールでは、15-16年度に基本設計、16-17年度に実施設計を進め、18-21年度に解体工事と新築工事を行う。
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兵庫県西宮市・第2庁舎/山下設計グループと契約  2016-03-09
兵庫県西宮市は、第二庁舎(危機管理センター)整備事業の基本計画策定・事業手法検討業務の委託で公募型プロポーザルを実施した結果、山下設計と三菱UFJリサーチ&コンサルティングで構成するグループを特定し、7日に契約を締結した。委託期間は8月31日まで。プロポーザルには同グループのみ参加した。
業務内容は基本計画策定(施設整備の条件整理、第二庁舎の整備方針と必要機能の検討、資料の作成)、事業手法検討(マーケットサウンディング調査、経済性の検討、事業工程の検討ほか)。山下設計が基本計画、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが事業手法検討を担当する。
第二庁舎の想定規模は地下1階地上12階建て延べ約1万5000㎡。危機管理センター機能のほか、消防本部、情報管理部、上下水道局、住宅部を除く都市局などが入る。地下は公用駐車場となる。概算事業費は96億3000万円。
16年度下期には基本設計業務の受託者を改めて公募する予定だ。20年度内の竣工、21年度当初からの供用開始を目指している。
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