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城跡整備で入札情報漏えい!
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国指定史跡「富田城跡」(安来市広瀬町)整備工事の入札情報を漏らしたなどとして、県警捜査2課と安来署は12月6日、安来市教育委員会文化財課主任の井塚康寛容疑者(32)(同市鳥木町)を官製談合防止法違反容疑で逮捕した。落札した建築業「安来運送」(同市赤江町)の取締役、福島康弘容疑者(61)(同市下坂田町)も公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。
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公契約関係競売入札妨害容疑で、土木工事などを手掛ける「安来運送」の取締役福島康弘容疑者(61)=同市下坂田町=も逮捕。同課はいずれの認否も明らかにしていない。
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逮捕容疑は8月22日、同市にある月山富田城跡の歩道整備や樹木伐採などの工事の一般競争入札で、井塚容疑者が福島容疑者に予定価格と最低制限価格を伝えたなどの疑い。
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発表によると、井塚容疑者は、富田城跡の中腹にある「山中御殿地区」の整備事業に伴い、2018年8月22日に電子入札で行われた一般競争入札で、福島容疑者に事前に予定価格や最低制限価格を伝えた疑い。
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県警捜査2課は「捜査上、支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。同課は、井塚容疑者が見返りを受けていなかったかどうかなどを調べる。
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安来市などによると、入札には市内の4業者が参加し、安来運送が最低制限価格と同じ944万3000円(税抜き)で落札した。他の3社は、976万円、980万円、1050万円で応札していた。井塚容疑者は、山中御殿地区の整備事業で予定価格の積算や設計仕様書の起案などを今年4月から1人で担当していたという。
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県警捜査2課などは、井塚容疑者が文化財課に配属された2016年4月から、業務を通じて福島容疑者と知り合ったとみている。
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