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保守・リベラル双方が分党要求・3分裂も!
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希望の党の執行部は、民進党との統一会派に反対する議員らとの分党を提案した。希望の党の玉木代表は、1月16日午後の役員会で、17日、両院議員総会を開き、衆参両院で、民進党との統一会派結成を提案することを決め、さらに玉木氏は、統一会派に反対する結党メンバーに対し、党を分ける「分党」を提案した。
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玉木氏は、反対を表明している参議院の松沢議員団代表ら「党の立ち上げメンバーと民進党から加わった議員の思いには、ズレがある」と述べ、分党が望ましいとの考えを示した。分党には、5人以上が必要で、細野元環境相らが参加する見込み。
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民進党との統一会派の協議で、結党メンバーと民進党からの合流組との間で見解の違いが露呈した。玉木雄一郎代表は22日召集の通常国会で論戦が本格化する前に統一見解の案を示す考えだったが、党内の意思統一は難しく、分党の再検討は避けられない見通しだ。
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26日の両院議員懇談会で、安全保障政策や憲法改正に関する統一見解をまとめた。民進党からの合流組と松沢成文参院議員団代表ら結党メンバーとの対立が鮮明になった。玉木雄一郎代表と共同代表選挙を争った大串博志衆院議員も合意の上で党を分割する「分党」を要求。保守系、リベラル系の双方から執行部に異論が続出し、3分裂する懸念がある。
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統一見解は、集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法を見直し、安倍晋三首相が提起した憲法9条に自衛隊を明記する案に反対すると記した。玉木氏は懇談会で、民進党や同党から分裂した立憲民主党との統一会派結成について「野党の大きなかたまりを作るため主体的に働き掛けたい」と意欲を示した。
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松沢氏は統一見解に関して「立党の精神と違う。統一会派にも反対だ」と分党を要求した。また大串氏は立憲民主党や衆院会派「無所属の会」との連携を目指すべきだと主張。意見が受け入れられない場合は分党してほしいと訴えた。
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大串氏が公の場で分党の意思を示したのは初めて。分党には政党要件を満たす議員5人以上が必要だが、昨年の共同代表選で大串氏を推薦した議員らが賛同するとみられる。玉木雄一郎代表は「預からせてほしい」と結論を持ち越した。
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玉木氏は「結党メンバーと合流組の差は埋めがたい」と指摘した。党執行部は29日以降に役員会を開き、分党を含めて今後の対応を協議する。
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