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百条委で虚偽証言の疑い!
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刑事告発案を可決!
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賛否同数の末に議長判断で!
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徳島市議会は3月24日、市の百条委員会で虚偽の証言をしたとして、遠藤彰良市長と都築伸也政務監を刑事告発することを決めた。
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徳島市では2025年5月、生活保護費の財源となる国庫負担金を長年、過大請求していたことが明らかになり、市は2019年からの5年間分の約5000万円を順次返還するとしている。
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市議会は、関係者の説明に食い違いがあったことから、百条委員会を設置して原因を調査していた。
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調査報告書では、過大請求の原因を「管理職員の業務に対する責任感の欠如ないし事なかれ主義があった」として、「組織的に隠ぺいされ続ける結果となった」と指摘。
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また担当課長が2020年、過大請求の事実についてまとめた文書を遠藤市長に郵送した際、市長は文書を確認しながら「特段の対応をとらなかった」と結論付けた。
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報告書を踏まえ、24日の市議会では、百条委で市長が「どんなものが送られてきたのか記憶には全くない」と述べた発言が虚偽に当たるとして、地方自治法違反の疑いで刑事告発する議案が提出された。
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討論では「百条委の調査結果は推量に基づいている」「(刑事告発の)結論ありき」などの反対意見が挙がりましたが、賛否同数の末に議長の判断で可決され、市長の刑事告発が決まった。
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(誠和会・井上武 議員)
「遠藤彰良氏の証言に虚偽である箇所が認められました。徳島地方検察庁に告発するものでございます」
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これに対し、告発に反対する議員が討論に立ちました。
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(共産党市議団・古田美知代 議員)
「疑いが強いという曖昧な評価だけで告発に踏み切っています」
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(無所属の会・山本武生 議員)
「告発に関しては当然反対です。あすは我が身ですよこれ。多数決だけで本当に大丈夫なんでしょうか」
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(新未来とくしま・多田秀 議員)
「市長政務監をおとしめる、それと同時に徳島市議会もおとしめることになると思いませんか?」
「ご自身の胸に手を当ててみてください、本当にこれでいいんでしょうか。もうやめませんか、市民のために何もなりません。誰が得をするんですか」
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そして出席議員28人による投票結果は、14対14の同数。
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最終的に議長の可決で、2人を刑事告発することが決定した。
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(黒田達哉 議長)
「可否同数であります、本案については議長は可決と裁決いたします」
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閉会の挨拶に立った遠藤市長は、次のように述べ、徹底抗戦の構えを示した。
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(徳島市・遠藤彰良 市長)
「市長である私と都築政務監の刑事告発が可決されましたことには、全く証拠もない中で決定され、強い憤りを感じています」
「議会多数派の政治的嫌がらせとしか思えません、私も徹底的に戦っていく覚悟であることをお伝えして、閉会の挨拶といたします」
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閉会は午後10時13分。
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またしても深夜に及んだ議会のあと、告発を受ける2人は。
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(徳島市・遠藤彰良 市長)
「私は起訴されることは絶対にないという確信は持っています」
「法的手続きが何かできないかということは考えていきたいと思う」
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(都築伸也政 政務監)
「私としては偽証全くしていないので、あの状態で検察に持っていったら、検察官が何というか聞いてみたい」
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このように述べ、改めて偽証を否定した上で、法的措置を検討する考えを示した。
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