青森県今別町・官製談合:町長が最低価格・漏洩!

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町長が「最低制限価格を決定」!
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青森県今別町が発注する町営住宅の修繕工事の契約を巡り、町内の土木建築会社マルエイ相内工務店の代表、相内泰博容疑者に事前に最低入札価格を漏らした疑いで逮捕・送検された中嶋容疑者。
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町営住宅の工事の入札を巡る官製談合事件について、最低制限価格を決めていたのは町長の中嶋久彰容疑者で、落札業者は町長を支持する業者に偏っていた。
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今別町長の中嶋久彰容疑者は、町内の建築会社「マルエイ相内工務店」代表・相内泰博容疑者に指名競争入札の最低制限価格を事前に漏らした疑い。
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町の担当者によると、もともと最低制限価格の決定は、予定額に掛けて算出する数種類の下限の割合をくじ引きで決めていたが、青森県の指摘を受けて2015年7月からは、町長が決められる現在の方式に変更したという。
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また、2021年度の入札でマルエイ相内工務店が落札した工事は、談合の疑いが持たれている2021年12月の入札のほかに、最低制限価格と落札額の差がわずかなものが2件確認されています。町の業者は中嶋容疑者が町長就任以降、特定の業者に落札の偏りがあったと指摘しています。
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町内の業者は、「なんか仲いい業者がいるんだろうなとは思いました。感じはかなり。ここ最近は特にあった」
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民間の信用調査会社によると、マルエイ相内工務店の業績は、2020年3月期に46万円の損失で5期連続の赤字だったが、2021年3月期には487万円の黒字に転じていた。
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今別町長の中嶋久彰容疑者は2021年12月、町が発注した町営住宅の修繕工事の指名競争入札を巡り落札した会社の代表取締役・相内泰博容疑者に最低制限価格に関する情報を漏らした疑いがもたれ、この最低制限価格は開札当日まで町長だけが把握していた。
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工事における最低価格は、参考見積から出される予定価格に基づいて町長が自分で決めていたといわれ、実際の入札結果をみると相内容疑者の会社が落札した価格よりも安い価格で入札した業者もあるが、最低価格を下回ってしまったため失格となっている。
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警察によると官製談合の舞台となった町営住宅の修繕工事の最低価格は486万1494円。落札された価格は486万2780円と、差は1286円だった。2021度相内容疑者の会社は他にも町営住宅に関連する2件の工事を落札している。いずれも最低価格との差は2000円程度。
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町内の公共工事の入札を巡っては町長を支持する業者が落札することが常態化していたという。相内容疑者は2021年10月の町長選挙で中嶋町長を支援する活動も行っており、警察は中嶋容疑者が町長選挙での支援の見返りとして最低制限価格に関する情報を漏らした可能性もあるとみて捜査を進めている。
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