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設計含む建設費・16億円程度!
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広島県東広島市は、4月1日にオープンした東広島芸術文化ホール「くらら」に隣接して新たな市立美術館を建設する。この夏をめどに基本設計に着手する見通しだ。設計者選定に際しては公募型プロポーザル方式の採用も視野に検討を進めている。16~17年度に設計を終えて18年度に着工、20年度の開館を目指す。建設費は設計、監理を含め16億円程度を見込んでいる。
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建設地は、西条栄町9の1ほかの敷地約1800㎡。芸術文化ホールと道1本挟み、西条中央公園とも隣接している。施設規模は、展示機能1000㎡程度、収集保管機能300~600㎡、教育普及機能200~300㎡、調査研究機能・事務管理機能250㎡程度、導入部・共用部など750~850㎡の合計2500~3000㎡程度を想定している。
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現在の東広島市立美術館は1979年6月に八本松南2の1の3に開館。増築や改修を行ってきたが、延べ床面積が641㎡と小さい上、施設・設備の老朽化が進み、多くの市民が来館しやすい立地とは言えないなどの課題を抱えている。
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こうしたことから、文化芸術の柱となる「美術」について、芸術文化ホールと同様に拠点となる場を整備し、市のまちづくり、魅力づくりを一層、加速させることとした。
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2月に策定した東広島市美術館建設基本計画では、「鑑賞・ふれる」「育成・はぐくむ」「創造・つくる」「交流・つなぐ」を基本理念に置き、▽優れた美術を鑑賞できる美術館▽世界をつなぎ、まちをつくる美術館▽創造し参加体験する美術館▽連携・交流する美術館-とすることで、「暮らしとともにあるArt、生きる喜びに出会う美術館」の実現を目指す。
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