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エルドアン大統領には大きな打撃!
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6月23日、トルコの最大都市イスタンブールで投票が行われたやり直し市長選は即日開票され、野党のイマモール候補(49)が当選を決めた。エルドアン政権を支える与党は3月末の選挙に続いての「2連敗」。エルドアン大統領の求心力低下を招き、政権への大きな打撃となりそうな情勢だ。
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地元メディアによると、開票率99%超の段階で野党・共和人民党(CHP)のイマモール氏の得票率は約54%。与党・公正発展党(AKP)のユルドゥルム元首相(63)は約45%にとどまった。イマモール氏は勝利を宣言し、エルドアン大統領は「国民の意思が改めて示された。イマモール氏の勝利を祝福する」とツイッターに投稿した。
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イスタンブールでは3月31日の市長選でイマモール氏が得票率0.25%の僅差でいったん勝利を決めた。しかし、AKPは「不正があった」と市長選無効を主張。選管がこれを受け入れ、再選挙が行われる異例の経緯をたどった。
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トルコでは2018年8月の通貨危機以降、不況が深刻化し、景気の動向に敏感なイスタンブールで与党からの支持離れが起きた。イマモール氏は「反与党」の受け皿となって従来のCHP支持層以外にも浸透。エルドアン政権が強権的になる中、再選挙では「民主主義を守る」という訴えへの共感も広がり、得票率で大きな差をつけて当選を果たした。
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