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建設業界、産業廃棄物業界、行政などのニュースを発信。

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連帯ユニオンと大阪広域協組の対立!その1!

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企業対労組・その第1ラウンドは2010年7月2日!
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終止符が打たれたのは11月17日!
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2010年の日本経済は、2007年夏以降、アメリカのサブプライム住宅ローン等の問題が、金融・資本市場に混乱をもたらし、2008年9月のリーマン・ショックを契機に世界経済は急速に悪化した。2010年6月7日付内閣府発表の景気基準日付(暫定)によれば、我が国経済は、2007年10月を山に景気後退局面に入った後、2009年3月に谷を付け、拡張局面へと移行した。この2009年春以降の拡張局面は外需と政策効果に牽引され、2010年夏には、猛暑効果も加わったが、輸出の弱さが明確になり、急激な円高が企業マインドへ影響を及ぼし、先行きへの不安が生じた。
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経済持ち直しが見えた頃合いを狙って起きた大手ゼネコン、セメントメーカー、大手貿易商社の建材部門と連帯ユニオンとの組織拡大のつばぜり合いはアヒルの水面下の足のように激しく動いていた。
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工事の労務単価には関心は寄せるが、建材のセメントや生コンの単価には厚労省も国交省もあまり関心がなく、官公庁も生コン価格について積算は前年度に横並びであった。
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このような背景で、メーカー・商社・ゼネコンは値を叩き、組合や工場は「数量獲得にしのぎを削っていた。生コン工場数を押さえていくことがシエア争いに勝つことでもある。
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連帯は、各工場の現状を睨み、連帯組合系に加入するよう街宣も威圧も繰り返し、系列下に入らない独立工場(組合加入はイン、未加入はアウト)だけで組合を作り連帯が応援し、協業化を図っていた。連帯も、大阪市内から大阪府下、兵庫県下へと勢力を拡大していた。
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この当時の大阪広域生コン協組はメーカー系の役員が占め、連帯とは対極にあった。お互い、対極にあり、シェアを拡大していたのも事実である。
利害については対立しても、セメント系の大阪広域は、自組合を嵐の場にしたくないという思惑で、賦課金を1m3あたり100円払っていた。たしか、この当時で大阪広域の扱い量は260万m3のはずで、金額にして2億6000万円は大きかった。
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ある意味では、連帯ユニオンの友好団体でもあったが、連帯系の生コン工場と大阪広域協組の生コン工場では数量の扱いが違う。近畿圏内の大手ゼネコンの生コンは大手商社が取扱い、単価は厳しい状態であった。たとえ連帯系が取れたにしても窓口は商社である。
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このようななか、生コン工場を連帯傘下に収めても、セメントは高値押しつけ、生コン販売価格は商社手数料を引かれ、工場は貧乏暇なしという状況だった。
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2017年7月2日、連帯が以前から通知していたストライキへ突入した。このストの狙いは各社、各協組に春闘でのストライキを実行することで、メーカーやゼネコンに1m3・1万8000円の価格値上げを飲ませるKとである。
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従来はある意味友好的な関係にあった大阪広域協組に対しても、連帯3労組(連帯ユニオン、生コン産労、全港湾)が無期限ストを通告したことで、対決は鮮明になった。
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7月5日、阪神地区生コン協組、7月6日に近畿バラセメント輸送協組も無期限ストを通告。近畿圧送経営者会に対し、圧送労組と連帯ユニオンは7月12日から無期限ストに入ると通告。
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このストライキは「主敵はセメントメーカーやゼネコン」と狙いを定め個別の生コン工場を狙ったものではないとしており、各組合加盟の工場は早く連帯ユニオン傘下の協組に入るようにとの無言の圧力も加えている。
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週刊ダイヤモンド(2010.7.9)の記事でも「大阪府内で、すべての土木建築工事がストップする」という異常事態が間近に迫っている。府内で営業する生コン業者、輸送業者が全面ストに突入しているからだ。
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記事は
最近生コン業界は「原価割れで生コンを出荷」している状態で、連帯の話によると「大阪広域協の場合、組合員のセメントの購入価格は1m3当たり1万4800円。生コンの販売価格は、酷い時には1万円を切る価格で取引されている」。国内の建設投資が冷え込む中、建設資材の価格圧縮要求は年々高まり、生コン業界がついに反旗を翻した。と伝える。
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このストライキ、中堅前根の多くは値上げ交渉に応じ、同意したことによりそれらの現場ではストを解除し、生コンを搬入している。
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7月12日からストに突入最多近畿圧送労組は、経営者側の要求受諾意思によりストを解除。連帯は、労組に敵対的な「関西宇部セメント」でさえ、ストを受け入れたと大宣伝。
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大阪広域協は確か、6月の生コン値上げについて、理事会でも決議していたが、値上げ決議を撤回する決議をするという話も出ていた。それは、理事の大半がセメント系の出身であり、大企業系列下の理事は親会社の威光には逆らえないという事情も絡んでいる。(現在の大阪広域協組とは理事構成がまるで違っている)
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連帯に取り、的を絞って攻めることと、大手企業を前面に出すことで「勝てる戦に持ち込めたときに、連帯が生コン関連業界で主役となり、雪崩を打って連帯傘下の組合に参加したり、新たな組合結成に持ち込める」という思惑も絡んでいた。
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ターゲットは大手ゼネコンの工事案件であり、そこを攻めることで大阪広域協組にも圧力を掛けれることになり、このまま大口出荷が停止されたら大阪広域傘下の組合加盟工場がつぶれるという危機感を与え、値上げ同調に戻す作戦でもある。
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大阪と言う地域限定で見るなら、特異な現象であった値上げ戦争でもあった。これが、東京であったら「生コンストップ」ができたであろうか。「JR大阪駅北側の梅田北ヤード開発」も生コンがストップし、ついにマスコミも取り上げるという大事件に発展した。
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記事としては、中小にも影響が表れ、「出荷停止の影響は左官、土工、鉄筋など大阪府下の建設業者30万人に及ぶ深刻なものである」と報じた。7月2日のスト突入依頼、4週間を経ても解決の糸口は見えていない、時間経過とともに、労組か、ゼネコン・セメントメーカーかという構図になってきた。7月29日、ストはポンプ圧送組合がストに参加が通告され、生コンが現場に到着してもポンプ圧送ストにより生コンを捨てるか、持ち帰らせるかしかなくなるという打撃を竹中工務店が喰らった。
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竹中工務店が大阪広域協組以外の工場から仕入れるにしても、大阪広域傘下の工場と同じ価格にしなくては、現場としては赤字成る。なら、新たな工場がそれを承知で赤字を被るかである。竹中工務店が赤字を出してもという頑なな態度がスト長期化の原因でもあった。
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このストライキは11月17日、3労組と大阪兵庫生コン経営者会が値上げ等で大筋合意(細目は11月末までに詰める)し、18日にストを解除する。
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11月17日、3労組と近畿バラセメント輸送協組も大筋合意し、ぽんぽあっ層も18日には交渉の席に着いた。
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第1ラウンドは、連帯側の勝利として一応終止符が打たれた。
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自民党総裁選:石破派・斎藤健農水相の発言!

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応援するのなら辞表を書いてからやれと言われた!
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波紋は大きくなるはずだったが!
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自民党石破派の斎藤健農水相は9月14日、千葉市での会合で“爆弾発言”を炸裂させた。党総裁選をめぐり、安倍晋三首相(総裁)を支援する国会議員から「『石破茂元幹事長を応援するなら、農水相の辞表を書いてからやれ!』と圧力を受けた」と述べたのだ。
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圧力に対し、斎藤氏は「『安倍首相は(私が)石破派と分かっていて登用したはずだ。それならクビを切ってくれ』と反論した」という。相手の議員名は明かさなかった。
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斎藤氏は「首相の発想だとは思わないが、圧力をかけることで(自分が党内で)『浮上しよう』という空気が蔓延している」と述べ、「これを打破しなければ、いずれ自民党は国民から見放されてしまう」と訴えた。
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この斉藤発言で、マスコミも踊ると思ったのであろうが、目を向いた割には石破派や竹下派参議院議員も騒がず、自民党幹部も「大人げない」という態度、発言である。
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甘利氏は「うじうじ言ったら価値下がる」、二階氏は「改めて取り上げる必要ない、麻生氏は、「現職がいなくなった後の総裁選と、現職がいるときじゃ意味が違うだろうが」と述べた。
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斉藤農水相は、9月13日、山崎拓元副総裁が福岡市内で開いた街頭演説会に参加した。山崎氏は安倍晋三首相支持を決めた石原派の最高顧問を務めているが、「権力は長期化すれば腐敗する」と述べ、首相の政治姿勢を批判した。石破氏も「『政府の言っていることは本当か、正直か』。そう思われたら、どんな改革もできない」と語り、信頼回復の必要性を訴えた。ことに呼応して、党員票の拡大を願ったとするなら、大間違いであろう。
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ケンカ発言をするなら、甘利氏が言うように、ヒートアップしてくれば、両方でいろんなことは言いますよ。相手陣営からもこっちにいろんな話があると来ますが、歯牙にもかけるなと。
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斎藤さんもあんなことうじうじ言ったら、斎藤健の価値が下がる。歯牙にもかけるなと。安倍総理は、何派だから閣僚にいていい、悪いとか、そんな了見の狭い男じゃないですから。そんなの話題にすることすら恥ずかしい話ですから、無視しろっていうことですよ、そんなの聞こえてきても。(17日、BS日テレの番組で)
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連帯ユニオン:セメント運送業務妨害で逮捕へ・大阪府警!

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十数名の逮捕か・大阪府警警備部!
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関生支部で逮捕者が出たようだ。原因は2017年12月12日、関西各地でセメントメーカー(宇部三菱)のセメントが関生支部のスト決行・出荷妨害で出荷できず告訴状が出ていたようだ。本日以降、大阪府警は十数名の実行犯の逮捕に向かうようだ。
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本日8時前のサンケイニュースで以下のような記事が出ている。
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「関西生コン労組、運送業者の出荷業務妨害疑いで捜査 車の前に立ちふさがりか」
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セメント、生コン業界の労働者らでつくる「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」(関生支部)の幹部や組合員が、運送業者のセメント出荷業務を妨害した疑いがあるとして、大阪府警が威力業務妨害容疑などで捜査していることが9月17日、捜査関係者への取材で分かった。府警はすでに大阪市西区の関生支部や関係先の家宅捜索を実施。府警は十数人が関与したとみて、近く幹部らから事情を聴く方針。
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捜査関係者によると、関生支部の幹部らは2017年12月12~14日、同市港区の大手セメント販売会社が出荷業務を行うサービスステーションで、同社から業務委託されていた運送会社の車の前に立ちふさがるなどして、業務を妨げた疑いが持たれている。運送会社の従業員は同支部に加入していないという。
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一部の幹部は運送会社に対し、セメント輸送業者などでつくる組合に加入するよう強要した疑いもある。運送会社は応じなかった。
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運送会社側からの被害相談を受けた府警が捜査したところ、同支部関係者が関与した疑いが浮上した。
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同支部をめぐっては8月、滋賀県の湖東生コン協同組合幹部らと共謀し、大阪市内の商社の男性支店長に対し、同組合加盟業者と生コンクリートの供給契約を結ぶよう脅したとして、恐喝未遂容疑でトップの執行委員長、武建一容疑者(76)らが滋賀県警に逮捕されている。
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詳細は入手次第に掲載する。
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鳥取県日南町:鳥取BK支店撤退・預金は全額解約!

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別の金融機関へ5億円超・預金!
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鳥取銀行に戻すのは難しいと町長!
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鳥取県日南町(増原聡町長)が、地元の地銀・鳥取銀行(平井耕司頭取)に預けていた5億6千万円を全額解約した。同銀が町内から支店を撤退すると発表したことへの「対抗策」。
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鳥取銀行が日南町から支店を撤退させる方針をめぐって、町が約5億6千万円の預金を全額解約する「対抗策」に出たことを受けて、平井耕司頭取が9月14日、町役場を訪れて増原聡町長と面談した。町内預金者への不便さや負担が軽減される方法など善後策を協議し具体化させることで合意した。町は同行の対応などをみて取引再開を判断するという。
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同行は県内外の支店再編の方針の中で、町内唯一の生山支店を現金自動出入機(ATM)は残して隣接する日野町に移転させるとしている。
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この日の会合は町長室であり、冒頭の撮影のみ公開された。約1時間の会談後、各社の取材に応じた平井頭取によると、金融機関を取り巻く厳しい環境や企業として将来を見据えた計画であることを説明。再編は予定通り進めるが、営業職員を増やして対応するなど地域からの撤退や切り捨てではないことを伝えて理解を求めたという。平井頭取は「(移転の説明について)町への配慮が欠けていた。預金減少は残念だが信頼回復の努力をしていく」と述べた。
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増原町長は「再編方針の説明の仕方に納得していない面もあるが、元に戻すことは難しい。ATMの使い方など預金者の安心に向けて話し合うきっかけにはなった」と会談に対して一定の評価を見せた。解約して町内の二つの金融機関に預けた預金を戻す考えはないとした。
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今回の問題をめぐっては、町議会が移転の見直しと窓口業務の継続を求める決議を可決し、平井頭取らに要望書を提出。こうした経緯に同行は事態を重く受け止めて町長に面談を申し入れていた。
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収益力回復のため支店の再編を進める地銀側と、住民の利便性低下に危機感を抱く自治体側が対決する構図になっている。
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発端は8月29日、鳥取銀行が県内外の5店舗を移転すると発表したこと。日南町内に唯一置いている生山(しょうやま)支店を隣接する日野町に移転する内容が含まれていた。支店は2019年1月に移転し、現金自動出入機(ATM)は残る。
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これに対し、町側は反発。増原町長は30日、町の預金を全額解約して別の二つの金融機関に預け直したほか、町職員全員に向けて給与の振込口座が鳥取銀行の場合は別の金融機関に変更するようにお願いするメールを送信した。
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小笠原諸島:硫黄島周辺・海底噴火発生か!

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福島・吾妻山に噴火警報発表!
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気象庁によると、小笠原諸島の硫黄島沿岸で、海底噴火が発生したと推定される。
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12日(水)午前、海上自衛隊硫黄島航空基地が行った航空機による上空からの観測では、硫黄島南側の沿岸で、海水が海面から5から10mの高さまで噴出しているのが確認されました。
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硫黄島周辺では9月月8日(土)2時頃から火山性地震の多い状態が続き、9月11日(火)20時頃から発生した微動が現在も継続しており、火山活動が活発な状況が続いている。
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今後も噴火が発生する可能性があるので、従来から小規模な噴火がみられていた領域や沿岸では、引き続き噴火に警戒が必要です。
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今回海底噴火が発生したと推定される翁浜沖では、2001年9月21日にも海底噴火が発生している。
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気象庁は硫黄島について、火口周辺警報(火口周辺危険)の発表を継続している。
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気象庁は9月15日(土)13時、福島県の吾妻山(あづまやま)で小規模な噴火が発生する可能性があるとして、噴火警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。大穴火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要。
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吾妻山では今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。大穴火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
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小規模な噴火の可能性があるとして噴火警戒レベルが2に引き上げられた吾妻山(福島、山形両県)は9月16日午後3時現在、新たな火山性微動は観測されなかった。福島地方気象台によると、監視カメラによる観測では、大穴火口とその付近で噴気などの状況に特段の変化は見られなかったという。
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県は同日、五色沼から一切経山に通じる道など周辺の登山道5カ所に通行禁止の看板を設置した。県自然保護課の職員4人が朝から入山し、五色沼分岐などにある道標に看板を取り付けた。同課の担当者は「規制区域には絶対に入らないでほしい」と呼び掛けている。県警本部、福島署などは約40人体制で24時間の警戒に当たっている。
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県は15日から磐梯吾妻スカイラインと、五色沼から一切経山に通じる道など周辺の登山道6カ所を通行禁止にしている。
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大阪広域協組VS連帯ユニオン対立を書くに当たり!

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どちらが良い悪いでなく!
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労組の闘い方で個人を盾に使った連帯が常勝から負け戦に!
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間もなく表題の記事を掲載するに当たり、対立の内容は複雑であり、単純にこうですよと割り切れない背景がある。
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連帯ユニオン関生支部は初めからトップは武建一であり、大阪広域労組理事は2010年ころにはセメントメーカーからの出身者で固められていた。
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今後掲載する内容は、本紙独自の分析形容であり、大阪広域協組や連帯ユニオンの当事者でないので表現に誤りがあるかもしれない。しかし、大筋では間違っていないと思うが、ここが違うよと言う箇所があれば指摘し、訂正する内容を送ってほしい。
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まず、2008年当時「大阪の生コン業界は安売りが横行し、原価割れの状況であった。和歌山県は連帯圧力の和歌山方式で業界は一本化されていた。
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連帯の組織拡大は1978年(昭和53年)から中労委に組合員の救済申請を申し出、部分的であれ組合員に有利な命令を勝ち取ってきた。通常は企業内組合であるが、連帯は企業に臨時社員を送り込み、待遇改善を求めて申し立てるのが主流であり、応援と称し連帯の街宣と応援組合員を貼り付け、企業を揺さぶるのである。
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組織拡大が進み、人員が整ってくるに従いターゲットは生コンの製造販売の大手組合(メーカー系役員と販売商社)をターゲットとし、生コン値上げの戦いを始めた。
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第1幕は、セメント大手派遣が役員である大阪広域協組と販売商社、生コンの値を叩く大手ゼネコンなどをターゲットにし2010年7月2日にストライキを決行。139日間にわたるストで勝利。
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第2幕は、その後にメーカー役員から生コン工場社長らに役員変更(206年6月1日)をした大阪広域協組に、2つの輸送協に値上約束した実行は何時かと交渉。反故にされ、2017年12月12日に輸送2組合がストを通告、連帯系生コン各社は同情ストに入った。
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なぜ、こうなったか。
第1章と第2章の幕間に、連帯と広域の間でせめぎあいが展開されていた。それは、2013年にメーカー系役員の広域協組とセメント7社に対し、連帯が
団体交渉を要求したが、労使関係にないと拒否されたことで「不当労働行為」で中労委に申し立てが却下され、不服申し立てで再審査請求したが棄却され高等裁判所に命令取り消し請求したが平成28年12月21日に棄却、最高裁に上告したが、平成29年7月18日に上告不受理となり、決着がついた。
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このような出来事が進行する中、大阪広域協組は売られたケンカは倍にして返す方式で、和歌山方式の解体に助勢したと見るべきだろう。
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かいつまんで言えば、以上のような内容であり、それらを現象を追って記事にする予定である。
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連帯はどのように組織を作り上げたか!

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歴史という自叙伝で格好いいこと書いても!

日雇い労働者の本採用に目を付けた組合運動!
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本紙14日の記事「連帯VS大阪広域:読者より・なぜ揉めているの!」について、前段として「連帯が何をしてきたかについて書かないと、分かりにくい面がある」ので、まず「連帯が組織拡大で何を利用してきたか」を紐解いてみる。
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全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(連帯労組)が今日の数をもって威圧し、加盟数を増強するという異様な形態になったのは、中央労働委員会を最大限利用し、組織拡大を図っていることは労働組合に係わっている人なら頷ける。
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労働組合は総評や連合など大組織から、一人親方や個人が勤務する企業で各種ユニオンに個人加盟するする方法がある。連帯ユニオンが今日の姿になる前、武建一が勤めた生コン会社で労組と会社との争議でイロハを勉強することになった。この時期、営業所ごとに労組があり統一性に欠けていたこともあり、会社側にねじ伏せられていた。生コン屋の組合そのものが企業内組合でもあり、企業外提携など考えられなかった。武建一達は「統一した指導機関や決定機関を持とう」とし、1965年(昭和40年)6月関生支部結成準備会が発足し、委員長に武建一が就任。就任以来、組合活動に専念し過ぎ、会社からクビを申し渡された。この解雇で撤回闘争になり、昭和44年7月3日、大阪地裁で「職場復帰」「解雇期間中の賃金支払」の判決が下り昭和45年1月21日、現職復帰をした。この間は、大阪地方本部の専従活動に専念しながら単産オルグ活動に就いていた。生コン支部結成後7年間は一進一退。低賃金、長時間労働が当たり前の建設業界。この時期に全自労(全国自動車運輸労働組合)関西地区生コン支部を旗揚げしたが、建設現場では会社側や現場の親方、下請けのダンプ運転手に脅され、妨害されるという状況だった。この時期、やられたら、やり返す的、肉弾闘争の時期で「組合は加入数の大小で決まる」という組織の大きさに依存していた。当初183名で出発したが最盛期は3200名を数えた。
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武建一らの組合闘争は、産業別闘争を重視し、支部の結成それ自体が「個人加盟の産業別労組、単一の業種別労組の結成」であり、生コン工場を中心とし生コン輸送を含め、傘下に収める闘争であった。執行権は全て支部に集中し、分会における活動と支部における活動というものをそれぞれ分担して、分会における運動・要求・課題は職場における安全・衛生管理、職場における安全・衛生管理・職場環境の改善等を軸にして、支部の取り組む課題は産業全体に影響を及ぼす課題・要求に分けている」と書いている。
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滋賀県警が武委員長や執行委員を逮捕したのは、「執行権は全て支部に集中」とある如く、命令系統は武建一からすべて出されているからだ。
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組合員数を増やすのは、単に組合に入りませんかと勧誘しても生コン工場や圧送ポンプ、生コン輸送、セメント輸送の社員や運転手が入るわけがない、各社の社員募集に労組専従員が応募したり、専従員の無職の知人を送り込んで、勤務させ時を経ずして待遇改善を要求(拒否されることを前提に)し、断られたら連帯ユニオンに加入し応援を求めたという形で街宣車が工場や会社周辺を走り、連帯の名で組合員の権利獲得と称し威圧、業務妨害を繰り返し、最後には中央労働委員会へ救済を申し立てる。これが、連帯ユニオンの主戦法である。
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企業内組織を主体にせず、「日雇い労働者の地位向上、本採用を主目的」とし、武委員長が在籍した生コン業界は安定生産は望むべくもなく、公共投資に左右され、生コン工場もそれに左右されてきた。忙しければ生コン車と運転手を臨時調達し、暇になれば打ち切る。
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この不安定雇用を逆手に取り、「常に欠員状態のまま日雇い運転手の増員でやり繰りしている生コン輸送に、失職中の運転手を送り込むこと」であった。昭和50~52年ころは労働界の変わり目でもあり、組合運動も景気の低迷に合わせ企業内要求の代弁者になってきたが、生コン業界は中小の工場が主であり、セメントメーカーの圧力も収まることはなかった。武建一らの「失職中の運転手を送り込む」という組織拡大戦法は弱者救済的に写り、中労委もフルに利用し、未加入工場、運送会社、圧送会社に影響力を与え始めている。
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現在でも「生コン業界は、連帯の戦法にどのように対抗すべきか、答えを見出していないのが現実」であると言える。
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次回は、その戦法を「データ」を基にして、掲載する。
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連帯VS大阪広域:読者より・なぜ揉めているの!

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本紙なりに原因を追ってみる!
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連帯の異常な組織拡大が最大の原因!
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読者の方より、連帯ユニオンと大阪広域生コン協組がバトルを繰り広げていますが、根本原因は何がこうなのだと特定できるのでしょうか。
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連帯のHPや広域協組のHPを見ても、個別現象は書いていても、遡っての話が見えてきません。
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一般の人や水道設備、造園、電気設備などの者にとっては判りにくい話です。が、生コンを使う時もあり、トバッチリを食わないためにも原因が分かっていれば、、、と思っています。
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要約すると、上記のような内容である。
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本紙が独自に調べてきている内容を、データを交え18日以降に複数回に分け、掲載する予定です。
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リニア入札談合:大林組に罰金2億円求刑!

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判決は10月22日!
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リニア中央新幹線建設工事をめぐる談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)罪に問われた法人としての大林組の論告求刑公判が9月13日、東京地裁(鈴木巧裁判長)であり、検察側は罰金2億円を求刑し結審した。判決は10月22日。
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検察側は論告で、大林組は、同社を含む大手ゼネコン4社が平成1年に「談合決別宣言」をした後も談合事件で行政処分や刑事罰を繰り返し受けているとして「談合体質は根深く、その是正は困難」と指摘した。
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弁護側は最終弁論で「初期段階から検察の捜査や公正取引委員会の調査に協力し、実態解明に貢献した」として情状酌量を求めた。大林組の代表として出廷した同社総務部長は「深く反省している。今後は再発防止に努め、社会の信頼を回復したい」と謝罪した。
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大林組と清水建設は、独禁法の課徴金減免制度に基づき公正取引委員会に談合を自主申告。2社の元幹部らは起訴猶予処分となった。公判でも大林組と清水は起訴内容を認めたが、同罪で起訴された法人としての大成建設と鹿島建設、大成の元常務執行役員の大川孝被告(67)、鹿島の担当部長の大沢一郎被告(61)は公判前整理手続き中。関係者によると、いずれも争う姿勢を示している。
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起訴状によると4社は26年4月~27年8月、JR東海が発注するリニアの品川、名古屋両駅の新設工事の入札で、事前に受注予定業者を決めるなどして競争を制限したとしている。
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「一帯一路」鉄道計画:エチオピアで頓挫!

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中国融資減速!
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原因はGDPの59%が債務!
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エチオピアは、シルクロード経済圏構想「一帯一路」の「モデル国家」として、中国共産党の専門家から称賛されている。中国政府は一帯一路に1260億ドル(約14兆円)を投資して、自国とユーラシア、アフリカ大陸をつなぐ鉄道、道路、海路の構築を目指している。
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しかし、「アフリカの角」に位置する人口1億人のエチオピアは債務返済で苦境に立たされており、同国の主な債権者である中国が、一部のインフラ計画の収益性に懸念を強めて融資を鈍化させる兆しが見えている。
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「出資者は、エチオピアのGDP(国内総生産)の59%に及ぶ債務の返済リスクが非常に高まっていることを懸念している」と、エチオピアの首都アディスアベバのアフリカ連合(AU)本部への中国代表団は7月、ウェブサイトで表明した。
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それによると、中国の対エチオピア投資は減速しており、中国輸出信用保険公司はエチオピアへの投資規模を縮小しているとしている。
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米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)の中国アフリカ研究所(CARI)によると、エチオピアは天然資源に乏しいにもかかわらず、中国からの融資においてアフリカ諸国のなかでトップを占め、中国国有の政策銀行は2000年以降、121億ドル以上融資を拡大している。
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1991年に軍事政権が崩壊後、同国を率いる与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の連立政権は、2015年までに中所得国になることを目指し、道路や鉄道、工業団地の建設など製造業主導の産業国になるという野心的な構想を進めている。だがそれにより、債務は増加の一途をたどっている。
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エチオピア中央銀行のYinager Dessie総裁は7月、ロイターに対し、同国政府は中国からの債務を減らしたいと考えていると語った。同総裁によると、エチオピアの2国間債務の大半は中国からのものだという。
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「向こう数カ月間にわたり、協議がもたれるだろう。債務返済の選択肢を広げる上で、落としどころがどの辺になるかまだ分からない」と同総裁は語った。
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内陸に位置するエチオピアにおける交通整備プロジェクトの収益性に対する中国の懸念は、なかでもアディスアベバとジブチ港を結ぶ標準軌間の鉄道に集中しているが、中国が融資するエチオピア首都アディスアベバ周辺の軽量鉄道とエチオピア─ジブチ間の鉄道プロジェクトを挙げ、「プロジェクトの持続可能性は低い」との見方が党機関紙の光明日報で掲載されている。
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「追加のインフラ整備やサービス、保守において十分な検討がされていない」と指摘されている。
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鉄道プロジェクトの主要部分は2016年に開通したが、ウォルディアからメケレまで北方に路線を拡張するための中国からの融資は度々遅れており、中国輸出入銀行からの完全な融資パッケージはまだ実行されていないと、清華大学のTangXiaoyang教授は語った。同教授はエチオピアで実地調査を行っている。
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同教授によれば、遅れを生じさせている主な懸念は、プロジェクトの経済的な持続性と実行可能性だという。
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中国輸出入銀行と中国交通建設(CCCC)はコメント要請に応じなかった。
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「中国輸出入銀行は新規プロジェクトに対し、ますますリスクを回避するようになっている」と、前出CARIのYunnan Chen研究員は言う。
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エチオピアはFOCACで、プロジェクトの打開を期待していると、同研究員はみている。
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「このように突破口を探ることはFOCACの活動の1つであり、同フォーラムへの注目が、エチオピアのようなアフリカの国にとって中国から言質を取る格好の機会となる」と語った。
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京都生コン協組:表面ヅラ・平然とできるのは!

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大手ゼネコンへの生コンは「京都協組」受注だから!
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滋賀県警の湖東生コン、大津中央生コンなど、連帯に絡む幹部が逮捕され京都の生コン業界にもいづれは手が伸びることは分かっているはずだが、内面はどうあろうと表面的には平然としている。
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京都生コン協組にとって、大手ゼネコンや中堅ゼネコンが「関連して逮捕者が出たら取引停止をする」とでも言わない限り、扱いは京都協組の取り扱いとなり、他組合の生コン工場へは注文が行かないのである。
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京都生コン協組が直接受注しているわけではない。大抵はゼネコンの子会社(建材を扱う)経由か、大手商社、セメント販売子会社などがゼネコンの窓口となっている。大林組京都支店は、一部京都の生コン業者に発注しているが、これなどは例外的と言えるだろう。
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ゼネコンの大手や中堅の資材部や購買部は、取引商社に発注してしまえば、京都のどの生コン業者が練るのかは一切口出しをしない。京都では、連帯系列の業者とのイザコザに、ゼネコンが巻き込まれることはない。窓口商社が存在する以上、安全ななのだ。
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京都生コン協組にしても、商社が言ってきた品質、数量、価格を満足するなら、連帯系であろうがなかろうが、どこの工場が練るのかは「ある面で協同組合任せ」という事も出来るし、揉めそうな場合は「久貝理事経由で内部調整」を任せること危険を回避できる。
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この段階で、久貝理事の系列会社が手数料を跳ねれるし、八幡の京阪神商事が組合扱い全量の手数料を取るという二重三重の手数料搾取が起きている。一部のゼネコンが生コン工場と取引していてもトラブルが起きないのは、万遍なくピンハネが出来る構造だからだ。
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世の中の情勢は、日毎、夜毎変わっていくのだが、京都生コン協組は「ゼネコンは京都協組の固定客」と昔からふんぞり返って固執しているから、間違ってもゼネコンや商社は離れていくことはないと思っている。
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コンプライアンスに問題がある京都生コン協同組合、自浄努力を失うと商社顧客はいずれ離れていく。
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連合会は解散し、加盟4組合はそれぞれが対連帯に対しては、各組合が明確に「連帯と手を切る」宣言をする必要がありそうだが、、、、。
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中国・災害:日本人は冷静かつ秩序を保って行動!

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日本を襲った突然の災害・中国メディア!
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日本の行政は、災害時の対応が迅速だ。中国メディアは、大規模な災害が起こると、避難所がすぐに準備され、避難してきた人に必要な物資が支給されたことを紹介した。
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近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号。関西国際空港の滑走路や空港施設が浸水するなど大きな影響があった。そして9月6日には、北海道で初めて震度7を記録した胆振東部地震が発生。日本では大きな災害が立て続けに起きているが、その対応が注目されているという。中国メディアの新浪は7日、北海道の避難所に関する記事を掲載した。
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記事は地震後の様子について、道内のすべての発電所が停止し、約295万戸が停電したと紹介。厚生労働省によると、7日の時点で376カ所の病院が停電し、断水は最大時46市町村で計4万2731戸に達したという。記事は、新幹線や飛行機をはじめ各交通機関が運休し信号も止まったものの、突然の災害にも関わらず日本人が冷静に秩序を保って行動していたことを感心している。
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日本の行政は、災害時の対応が迅速だ。記事は、避難所がすぐに準備され、避難してきた人に必要な物資が支給されたことを紹介。日本では各市町村で、緊急事態に備えて学校の体育館やお寺、神社、公園といった場所を避難場所に指定しており、一目でそれとわかる標識が掲げられている。記事は、日本では普段から定期的に避難訓練が実施され、そのたびに避難場所が確認されているので有事の際にはすぐに逃げることができると称賛している。
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今回の地震でも、札幌市だけで6400人以上が避難所で一夜を過ごしたと報じられている。記事は、外国人を含め避難してきた人すべてに泊まる場所と必要物資が提供されたと紹介。ある旅行業者は避難所に泊まったが、その際、毛布、水、パン、カンパン、小さなラジオが支給されたという。災害時にラジオというのは日本人ならではの発想のようで、なぜラジオだったのか説明を加えている。またある中国人留学生は、日本ではどこの避難所でも必要物資が支給され、情報も得られると紹介した。
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もっとも、避難所に関しては衛生問題や安全性で改善点はまだあるものの、日本は災害に対する備えが万全な国であるといえるだろう。被災地ではいまでも捜索活動や復旧作業が懸命に続けられており、早期の復興に期待したい。
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五輪は無関係「東京の建設ラッシュ」:本当の理由!

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アジアヘッドクオーター特区エリア指定地!
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近年、地価の上昇や新築マンション価格の高騰などから「不動産市場はバブルか」といわれることがある。しかし不動産価格が上昇しているのは、東京都なら千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区など都市部の一部にすぎない。それ以外のエリアはやや上昇か変わらないのが基調で、下落しているところもあり、全国的にバブルとはいえない状況だ。
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現在の東京の再開発は、特区エリア内に多く、2016年11月、国際戦略総合特区の一つで、東京都が外国企業誘致プロジェクトとして推進している「アジアヘッドクォーター(AHQ)特区」に、「池袋駅周辺地域」(豊島区)と「兜町・茅場町一丁目地域」(中央区)が新たに追加指定され池袋を中心とした街の可能性が広がるとともに、都が大手町、日本橋から連なる「国際金融都市」構想の一角に位置付ける兜町・茅場町一丁目地域では、海外投資ファンドなどの誘致を進める方針だ。
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【アジアヘッドクォーター特区】
国際戦略総合特別区域の一つとして平成23年に国の指定を受けました。アジア地域の業務統括拠点や研究開発拠点のより一層の集積を目指し、東京の中心部に設けた6つのエリアで外国企業誘致プロジェクトを進めている。
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制度開始  平成23年
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区域
東京都心・臨海地域、新宿駅周辺地域、渋谷駅周辺地域、品川駅・田町駅周辺地域、羽田空港跡地、池袋駅周辺地域
※平成28年11月30日付で区域変更があった。
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目的
東京の国際競争力を向上させ、更なる成長へと導くため、アジア地域の業務統括拠点や研究開発拠点のより一層の集積を目指し、特区内への外国企業誘致を推進します。
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国際戦略総合特区として「アジアヘッドクォーター特区」に選ばれた地域は、一部を除き「特定都市再生緊急整備地域」の指定エリアと同一である。「国際戦略総合特区」に指定されたエリアでは、国から規制緩和や税制・財政・金融上の支援などソフト系の特典が得られる。また、「特定都市再生緊急整備地域」では、新たな事業計画に対し、許認可権のある自治体がスピーディに検討することが可能となるなどハード系の特典が得られる。
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2020年の東京五輪までは建設ラッシュで好調を維持し、その後暴落するという説も実は根拠が見当たらない。そもそも五輪前後で不動産市場を含めた景気動向が大きく上下するのは、国の経済規模や成熟度による。経済が未成熟な新興国で五輪後に財政が落ち込むことがあっても、米国やオーストラリアなどの先進国では、大きな影響はなかった。ロンドン五輪の際もロンドン中心部の不動産価格は上昇したが、英国政府は「五輪は不動産にそれほど影響を与えなかった」と報告している。
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現在の首都圏の建設ラッシュは、五輪とは関係ないものが多い。08年のリーマンショックによって建設職員が激減し、それから人手不足と工期遅延が続いているのだ。ゼネコンからは「23年まで仕事が埋まっている」との声を聞くこともあり、五輪後も建設ラッシュは続く。
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米が制裁したZTE:上半期は1270億円の赤字!

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前年同時期・369.8億円の黒字!
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中国の中興通訊(ZTE)が8月30日に発表した2018年上半期(1~6)の業績は、米国の経済制裁が大きく影響し、最終損益が78億2400万元(約1270億円)の赤字となった。下半期は第5世代移動通信システム(5G)関係に注力する方針だが、世界では中国企業を市場から締め出す動きがあり、先行きは不透明だ。
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米政府は4月、ZTEがイランや北朝鮮に通信機器を違法輸出したとして、米国企業からZTEへの電子部品の輸出を7年間禁止。制裁はすでに解除されたが、主力事業が一時停止に追い込まれたことで、「前例のないピンチ」(中国メディア)に。前年の同じ時期に22億9000万元(369.8億円)の黒字だった業績は、大幅な赤字に転落した。
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ZTEは、5Gの商業化に向けた動きが加速すると見込み、下半期は5G関連への投資を加速させる方針。中国メディアによると、ZTEの事業は現在、正常状態に回復し、研究開発も順調に進んでいるという。
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ただ、5Gの市場では、中国企業にとっては逆風ともいえる事態が生じている。オーストラリア政府は8月23日、「自国の法律と矛盾する外国政府からの指示の対象となる可能性が高いベンダー」として、ZTEと華為技術(ファーウェイ)を同国の5G市場から排除する決定を発表した。
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5Gの世界市場でシェア拡大を狙うZTEにとっては、オーストラリア政府の排除決定は大きな痛手。同国以外で同じような状況が起これば、5Gを軸とした業績回復は難しくなるとみられている。
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京都生コン製造各社に問いたい!

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連帯に抑えられた現状で満足ですか!
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本来なら、各社・各工場へ個別に取材に伺いたいが、本紙が個別に出かけて取材したら、連帯系の工場から「京都政経がきたと、すぐ連絡が行き、それらの工場にきつい威圧が掛るであろうことは容易に想像がつく。いまでも、政経に情報を流しているのは誰だと犯人捜しをしている。
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連帯系に染まった工場経営者以外は、誰も連帯ユニオンの嫌がらせを良しとしているわけではない。基本は、ゴタゴタに巻き込まれ、工場の生産に支障がきたすのを避ける意味で、逆らってはいないのだ。
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確かに、生コン価格が上がり、各社とも1億円に近い売り上げが計上できたことは、経営者にとって嬉しいことであり、自分の懐が痛むわけではない範囲なら、組合が賦課金として連帯に上納することに異を唱えてはいない。
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値上げが出来たことで経営は安定したであろうが、生コンの品質管理を維持する設備改善や従業員給与に関しては改善されているのだろうか。一部には、設備が古く品質に問題がある製造工場もあるように聞く。
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値上げ前に比べると良くなったのだから、その一部を連帯に上納するのは仕方がないと容認している各社、連帯系列の幹部が私的に賦課金を利用していることは、各社それも承知だ。変に揉め事を起こすより、触らぬ神に祟りなしではないが、見て見ぬ振りが一番という事なのだろう。それが、連帯の一部幹部の横暴を助長させてきた事は間違いない。
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そろそろ、連帯ユニオンと縁を切る時期が来たと思うが、組合加盟各社の意見をお聞きしたい。
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是非、京都政経の http://fm.sekkaku.net/mail/1292566504/

へ投稿していただければ幸いです。
このメールアドレスは、発信者名、アドレスは特定できませんのでご心配は無用です。お名前蘭も、アドレス欄も適当に書いていただいて結構です。
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貴社は、これからどう行動しますか?
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ぜひ、ご回答を!
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