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すぐ馬脚を露す政治家のウソ!
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下村政調会長・総裁選立候補断念!
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下村氏が総裁出馬を取りやめた。最初から20人の推薦確保は無理と見られていたのだが、仲間すら集められない不人気に気が付かないのが不思議だ。
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30日午前、首相官邸に赴剥く前にも、朝の都内での街頭演説でも総裁選について「準備している」と述べていた。30日の都内での街頭演説で、新型コロナウイルス対応に関し「菅首相も一生懸命頑張っているが、国民に十分に届いていない」と述べ、危機感を示した。
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総裁選については「私も準備している。国民の安心、自民党に対する期待感が広がっていくような活動を先頭に立って進めていく」と強調した。その舌の根が乾かないうちに、立候補断念を表明したのだから、政治の世界は「何を信用してよいのか分からない」という国民の声も頷ける。
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関係者によると、街頭演説後に首相と官邸で会談し、出馬断念か政調会長辞任を迫られ、翻意したという。
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菅総理大臣は30日朝に下村政調会長と会談し、新型コロナウイルス対策のための新たな経済対策をめぐり、総裁選に立候補するならば政調会長として任せる考えはないことを伝え、立候補するか政調会長を辞任するか決断を迫ったという。言うなら、怒声と威圧で決断を迫ったということだ。
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自民党幹部によりますと、下村氏は、自らが所属する派閥の幹部に「経済対策を政調会長としてしっかりやれと総理から言われた。経済対策をしっかりやりたい」として、総裁選への立候補を断念する考えを伝えたという。
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また、別の幹部によりますと、下村氏は、安倍前総理と会談し立候補を断念する考えを伝え、所属する細田派(清和政策研究会、96人)幹部に伝えた。
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30日の下村氏との会談時点では、菅首相の腹は決まっていたということだろう。
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菅首相の一日(30日)
【午前】
7時55分、官邸。敷地内を散歩。
10時、復興庁の開出次官、林統括官、須藤経済産業省福島復興推進グループ長。
10時24分、下村自民党政調会長。
11時41分、小泉環境相、室石環境省環境再生・資源循環局長、奈須野経産省産業技術環境局長。
11時54分、小泉氏。
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【午後】
2時01分、アジア各国の海上保安政策課程修了生ら。
3時31分、同党の二階幹事長、林幹雄幹事長代理。
4時05分、全国知事会の飯泉嘉門会長、平井伸治次期会長。
5時24分、阿達首相補佐官。
5時57分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急。
6時34分、衆院第2議員会館。
7時03分、東京・赤坂の衆院議員宿舎。
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菅義偉首相は30日、首相官邸に自民党の二階俊博幹事長を呼び、新型コロナウイルスに関する経済対策の取りまとめを指示した。二階氏は記者団に「思い切ったものにしないといけない」と語った。同席した林幹雄幹事長代理によると、臨時国会の召集や衆院解散・総選挙は話題にならなかったという。
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菅総理大臣と自民党の二階幹事長が会談し、新たな経済対策を取りまとめることを確認した。
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自民党・二階幹事長:「よろしく頼むというかね、そんなお話でしたかね」
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菅総理からは経済対策について、取りまとめの時期や規模についての話はなかったということです。
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9月29日に行われる自民党総裁選に立候補した岸田前政調会長はすでに家賃支援の拡充などで数十兆円規模の対策が必要だと訴えており、菅総理も総裁選や衆議院選挙が近付くなか、経済対策を国民に示す必要があると判断したのだろう。
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菅義偉首相は次期衆院選の前に自民党役員人事を行い、二階俊博幹事長を交代させる検討に入った。衆院選前に布陣を刷新し、国民にアピールする狙いだ。首相は30日に首相官邸で二階氏と会談。二階氏は周囲に「自分から手を挙げて役職をやりたいと言ったことは一度もない」と話し、首相に対して交代を受け入れる意向を伝えたとみられる。
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二階氏は安倍前政権から5年にわたり幹事長として党内を掌握してきた。自民党総裁選を前に、党内からは長期のポスト独占に反発する声が出ていた。
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自民党の二階俊博幹事長は30日、共同通信のインタビューで、総裁選出馬を表明した岸田文雄前政調会長による「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」との党改革案に不快感を示した。「失敬だ」と述べた。のだが、怒りの言葉はパフォーマンスではなかったのか。
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30日にいきなり言い出した二階幹事長の交代人事。政局化し、岸田候補から揺さぶりを受けていた二階幹事長の影響排除。まさか、30日に党人事に言及するとは誰も予想していなかった。いつから、このような奇策を思いついていたのだろうか。
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菅首相が、岸田氏の首に鈴をつけたとは考えられない。次回は、石破立候補に期待感があったのか、党人事刷新が岸田候補にプラスかマイナスか、併せて二階幹事長交代の奇策はいつ始まったのか考察してみたい。
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