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ミスを指摘されても!
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京都府宇治市にある陸上自衛隊の駐屯地で、万一の爆発事故に備えて火薬庫の周りに土を積み上げて造られた「土堤」の一部が崩れ、防衛省の設計ミスが原因だと会計検査院が判断した。
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陸上自衛隊宇治駐屯地の敷地内にある火薬庫は、万一、爆発事故が起きても被害を最小限に抑えられるように、周囲に土を積み上げた「土堤」が設けられていますが、去年の夏ごろ一部が崩れ、現在は青いシートで覆われた状態になっている。
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土堤が崩れた原因について、防衛省は、台風の影響や施工不良を主張したが、会計検査院は、土堤の斜面が急勾配だったのに補強などの対処をしなかった設計上の問題があったと見ている。
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工事を請け負った建設会社は当初、土堤の高さを下げて勾配をゆるやかにするよう設計の見直しを求めたのに、防衛省は応じていなかったという。このため、会計検査院は、見直しを行わなかった防衛省の設計ミスが原因だと判断し、土堤の整備にかかった費用のうちおよそ1500万円の支出を不当だと指摘する方針。
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防衛省によりますと、一部が崩れた土堤も周囲を守る機能は維持できているということで、会計検査院の判断に対しては「まだ検査の過程にあるためコメントは差し控える」としている。
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