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9月補正で設計費!
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集中型で120~134億円!
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新庁舎の建設を計画している熊本県八代市は、早ければ9月補正予算案に設計費を計上する。委託方法はプロポーザルを軸に検討。予算化後、早急に委託手続きに入り、2016年度内に設計に着手する。
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現在、基本構想の策定作業を進めており、たたき台(案)のパブリックコメントが終了。508件の意見が提出された。これらを参考に、5日に開く市民検討委員会で構想をとりまとめる。構想案では集中型と分散型の両論を併記したが、構想は1つに絞る。
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9月補正予算案への設計費の計上をにらみ、構想は8月中にもまとめ、市議会特別委員会に報告する。基本計画は設計の中で固めていく。設計は16、17年度を想定。財源には合併特例債を充てるため、18年度の着工、20年度の完成が条件となる。
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構想案によると、本庁機能集中型と、千丁支所や鏡支所、鏡保健センターなど4カ所に本庁機能を持たせる分散型の大きく2案で、集中型の施設規模と総事業費は、市民検討委の試算が延べ2万3500㎡で134億円、特別委の試算が延べ2万0495㎡で120億円。分散型は議会棟を残し耐震改修して利用する。特別委のみの試算で新築部分が延べ1万2400㎡、総事業費が88億円としている。構想策定業務は日建設計が担当した
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