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建設業界、産業廃棄物業界、行政などのニュースを発信。

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2022 / 5月

日本政府:いつまでアメリカの尻尾でいるつもりか!

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少しづつ世界は変わりつつある!
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アメリカの対中政策・戦うつもりはない!
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ロシアと同様・弱い国なら攻め込むが!
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バイデン米大統領は5月30日、ウクライナへの軍事支援をめぐり、「ロシア国内を攻撃できるロケットシステムをウクライナに送るつもりはない」との考えを示した。ウクライナ側は、ロシア軍の攻撃が続く東部ドンバス地方でロシア側の砲撃に対抗するため、射程が長い多連装ロケットシステム(MLRS)の提供を求めている。
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具体的な兵器名には言及していない。MLRSは複数のロケット弾を連射でき、広範囲への短時間での攻撃が可能だ。
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ロシアはMLRSなどの提供に強く反対している。バイデン政権内には、ウクライナによるロシア国内への攻撃に使われ、ロシアとの緊張を高めることへの懸念もあるとみられる。弱腰バイデンの言い出しそうな話しだ。ロシアは領内からミサイル、ヘリ爆撃、艦砲射撃を繰り返しており、安全圏から攻撃を仕掛けている。AFP通信は米政府高官の話として、政権はMLRSの提供をいまも検討しているが、長距離の攻撃能力を含まない形を考えていると伝えた。
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台湾に対する中国の姿勢はいつでも攻撃するぞと海空軍のデモンストレーションを繰り返している。米軍にとって中露2国と交戦しても勝てる見込みはない。
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当面、中露には刺激を与えないようにと配慮しているつもりだろうが、EU・NATOにとっては自由諸国のリーダーとしては全面の信頼は置けない気持ちだろう。
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中露相手にしても、米国は自国領内での戦闘はない。あるのはヨーロッパとアジアだ。世界の警察官をやめたといいながら、いまでも厳然と自由世界の盟つらで「あれこれと支持を出している」。
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バイデン大統領の「台湾防衛」発言は自由世界に対するリップサービスだ。
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東京で開かれたクアッド首脳会合に出席したバイデン大統領(5月24日、が来日時に岸田文雄首相と共同会見を行った際、「台湾防衛のために軍事力を行使する意思があるか」と記者に問われて「イエス」と発言した件である。
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すでに多くのメディアで報道されている通り、これまで米国政府は中国との交戦を避けるため、台湾有事があったとしても「戦略的曖昧さ」という言い方を繰り返し、中国と一戦を交える意図はないとしてきた。
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だがバイデン氏は5月23日、中国が台湾を攻撃した時には「受けて立つ」との意思を表した。
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それは「戦略的曖昧さ」から「戦略的明確さ」への変化であり、関係者は驚き、戸惑った。
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外務省幹部の中にはのけぞった人もいたという。日米両政府がこれまですり合わせてきて内容と違ったからだ。
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欧米メディアの中には、バイデン氏(79)は高齢なため、過去の発言内容を忘れてしまうと報道したところもあった。
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台湾有事の件では、昨夏からすでに3回も軍事力の行使を口にしている。
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1回目は2021年8月のABCニュースとのインタビュー、2度目はCNNが主催したオハイオ州での対話集会で「台湾を守る公約がある」と述べた。
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ホワイトハウス側は5月24日「また大統領がやらかした」として、東京での発言直後、米国の対中政策に大きな変化はないと、すぐにバイデン発言を否定した。
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少なくとも上院議員を36年間務め、その後はバラク・オバマ政権で副大統領を8年もこなした政治家である。
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しかも上院外交委員会の委員長を務めた人物であり、米国が「戦略的曖昧さ」を堅持してきたことを忘れることはないはずだ。
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豪メルボルン市にあるRMIT大学のビノイ・カンプマーク講師は、バイデン氏は意図的に発言したと推察する。
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「バイデン氏は『戦略的曖昧さ』という政策に鉄槌を下したのです。台湾のために血を流すことも辞さないということを内外に示したわけです」
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中国に対して断固とした態度を示すべきであるとの見方を示したのは同講師だけではない。
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米上院外交委員会のロバート・メネンデス委員長(民主党)は5月24日、ツイッターで次のように発信した。
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「バイデン大統領は正しい選択をした。台湾を守るために行動することは既存の政策と矛盾するものではない」
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「確固たる抑止力というものには勇気と明瞭さが必要になる。我々は台湾の活気ある民主主義を全面的に支持する」
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バイデン発言の直後、政権職員が発言を取り消した件では、イリノイ州選出のアダム・キンジンガー下院議員(共和党)が怒りをぶちまけた。
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「バイデン大統領が台湾を守ると述べた後、職員が発言を取り消している。そんな職員は全員解雇すべきだ」(ツイッター)
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またコネチカット州のリチャード・ブルーメンタール上院議員(民主党)は、「ホワイトハウスの職員の中には大統領が行きすぎた発言をしたと思っている者もいたが、中国に大統領の本音を伝えたという点ではいい話だった」と肯定的に受け取った。
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アーカンソー州のトム・コットン上院議員(共和党)も、米国は戦略的曖昧さから戦略的明確さへと軸足を移すべきだった時だけに発言は適切だったと判断。
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ニューヨーク・タイムズ紙も、「これまでのバイデン氏の不用意とも思える発言とは異なり、単なる失言として処理はできないだろう」と書き、今回のバイデン発言を前向きに捉えた。
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こうした流れをみると、中台関係への積極的な関与が力を持ち始めたかに見える。
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だが米国はこれまで、「一つの中国」政策を支持してきた。バイデン氏はいまでも「我々は一つの中国政策とそれに付随するすべての合意に同意する」としている。
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またロイド・オースティン国防長官も「大統領が述べたように、一つの中国政策は変わっていない」と述べている。
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中台問題でしっくりこない点はここである。
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バイデン氏は今回、民主国家である台湾が中国に武力攻撃されたら米国が後ろ盾となって守るべきとの考えを表した。
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だが1979年に米国で制定された「台湾関係法」では、台湾に対して武器の提供を容易にする内容が記されてはいるが、台湾が中国から攻撃された場合、台湾を防衛するために武力行使を義務付ける内容になっていない。
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そこまでは踏み込んでいないのだ。
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米国の対中政策はいま過渡期にある。
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軍事的には台湾問題で中国に対抗する意思があることを示しはしたが、日米を含む周辺諸国と中国との経済的相互依存は深まりつつあり、中国を無碍に敵に回すことは避けたいとの見方も強い。
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中国を明確に切り離すことは簡単ではないのだ。
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バイデン政権は「これからの米中関係の具体的な見取り図が描けていない」し、「中国をどう変容させていきたいか」といったこともまるで不明確なままだという。
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そうした中でのインド太平洋経済枠組み(IPEF)の立上げはどこまで具体性があるのだろうか。あまりにもアドバルーンの上げすぎで、自由諸国の狼バイデンと取られかねない。
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共和党議員の中にはかなり突っ込んだ形で台湾防衛を敢行し、中国と相対すべきであると述べる者も少なくない。
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日本の役割が何かを問われてもいる。
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防衛費を増額し、日米同盟をさらに強化し、多国籍による対中包囲網をどこまで確立できるのか。米国のお先棒を担いでも、その米国自身が世界のリーダーとしての資質に欠ける言動を繰り返していたのでは、中露を中心とした帝国主義者の「力で攻める方が勝だ」という流れが支配しかねない。
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台湾の隣国でもある日本が「台湾が攻められたらどうするのか」に対して国内の議論は行われていない。漠然とした米国に同調するという曖昧さなら、血を流す国民は納得しないだろう。
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大陸の紛争と島国の日本では「領土問題関しては温度差」がある。
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バイデン氏と岸田氏は、対中関係で中・長期的なビジョンを示す必要があったが、両首脳ともそこまで緻密な協議はしていない。これから先、日本はアジアの一員でありながら、アジアの中で日本は何をするのか明確にはなっていない。日本の独自性が先の大戦で敗戦国となり、アメリカの尻尾となって以来、常にアメリカに振り回されてきた。
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少子高齢化の最先端を行く日本が、これから100年先も国が滅びず繁栄していける国を目指す見本を示すべきであろう。中国だって100年先、今のような国体を維持していけるかどうかは保証されていない。
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そろそろ、日本の歩み方を議論するべきだろう。本当の独立を目指して。
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長崎県南振興局庁舎設計:プロポはどこが落とすのか!

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審査委員長は林一馬・長崎総合科学大学教授!
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応募は5JVと言われる!

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令和4年4月26日に設計プロポの公告が出され、5月18日まで1次審査の資料配布が行われ、一次審査結果通知は審査後、7日以内(審査時期は令和4年6月上旬から中旬までの予定)となっている。
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二次審査
質問書提出期間 令和4年6月9日から令和4年7月11日まで
質問への最終回答日 令和4年7月19日
技術提案書提出期間 令和4年6月9日から令和4年7月22日まで(郵送の場合は、提出期間内に必着のこと。)
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二次審査結果通知
審査後、7日以内(審査時期は令和4年8月上旬から中旬までの予定。)
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応募5JVの中に審査委員長と強いつながりのメンバーが入っているなら、二次審査は「してもしなくても落札者は決まっている」とみても良いだろう。地元も又かという声も出始めた。

本紙にも5JVのメンバー表が近々手に入るが、その前に過去にも同じ手を使って落札したプロポ案件がある。
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次回はこの案件について記してみたい。その次に、今回の県南振興局庁舎設計について掲載する。
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カムチャツカ半島:大規模噴火・空の便に影響!

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火山灰の高さ5㎞まで到達!
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日本への津波の影響なし・気象庁!
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日本時間、28日午後5時10分ごろ、カムチャツカ半島にあるベズィミアニィ火山で大規模な噴火があった。火山灰は高さ5㎞にまで達したとロシアメディアが伝えている。
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噴煙は、高さ1万5000mまで上がったが、今年1月にトンガで大規模な噴火があった時のような気圧や潮位の変化は観測されず、津波の心配はないという。
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噴火の影響で、日本航空は28日のアメリカ・ニューヨークとボストンを出発する便を最大24時間遅らせることで調整、全日空は北米路線で遅れる可能性があるとしている。
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地元メディアが地元当局の発表として伝えたところによると、火山灰は火山の南東、海の方向に向かって流れていて、近くの集落では降灰は確認されていない。また、火山上空には国際線の航空便のルートはなく周辺に観光客のグループもいなかったという。
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ウクライナ侵攻・3か月:ロシア・ようやく態勢立て直し!

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簡単に占領できると侮った挙句!
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やはり空爆が必要だった!
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2021年12月3日付のワシントン・ポストで、「ロシアが22年早々にも17万5000人規模の部隊によるウクライナ侵攻を経過している」と報じた。
その後も、侵攻開始が2月16日に計画されていることを暴露。
ロシアは15日に一部部隊を撤退させつと発表したが、米国は「実際には再配置である」と発表し内容を否定。
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2月24日に侵攻された攻撃規模等の内容は、米国が発表していた通りで、部隊規模を多面作戦で展開されたことは米国側が長期的に動向を把握していたことを裏付けている。
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これらの情報はウクライナ側にも知らされ、ロシアの侵攻直前にはウクライナにも知らされていたが、ゼレンスキー大統領や軍は信用せず準備を怠っていたことが指摘されている。ロシアにしたら、地面が凍っていれば戦車などの重量車両はウクライナのぬかるみに嵌らないで進軍できる。
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ロシア側の侵攻作戦で、米もNATOもウクライナの周辺国も、ウクライナが短期間で負けると思っていた。数少ない航空機や米側からの武器援助備蓄基地など主要施設が壊滅的攻撃を受けた。
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米やNATOが不思議に思ったのは、ロシア空軍による徹底した爆撃がなかった事である。残ったウクライナ軍の装備は第二次大戦の使い古しの武器と米側の余剰対戦車ミサイル・ジャベリンなどの供与であった。
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ところが、忘れかけていた武器がヘリ撃墜や戦車撃破に絶大な威力を見せ、侵攻してきたロシア陸上部隊に威力を発揮しロシア軍に被害が生じ始めた。ロシアも7日、10日と一気呵成に攻め込んだがウクライナ各地で頑強な抵抗をうけ侵攻作戦にばらつきが見え始め、ウクライナ軍も侵攻部隊の地域司令官の狙撃を始め数名を狙撃し、部隊指揮系統の乱れ誘発させた。これはロシアの通信網が前近代的であり、中には携帯電話を使用しており傍受可能となり、狙撃対象を絞れたという。
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いつの世でも、侵略軍は簡単に勝敗が付くと考えて作戦を立て、軍隊を動かす。しかし、大抵は机上作戦と実戦では大きな違いが出てくる。思わぬ作戦のミスが戦費と武器・兵員の大量投入につながり、比例して損害も大きくなるという失敗ケースにつながる。
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米軍もロシア軍も、過去の侵攻で安易に勝利した例は少ない。ロシアは1991年12月のソ連崩壊後のロシア連邦もチェチェン独立を承認せず、チェチェンに内務省管下の国内軍(NKVDの後身)を送り込んだが返討ちに遭って撤退した。1994年12月、ロシアは国内軍に連邦軍(国軍)をも加えて、チェチェンへ本格的に侵攻、更に首都グロズヌイへ無差別爆撃を加えて多数の民間人を殺傷した。
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1994年12月、ロシアは国内軍に連邦軍(国軍)をも加えて、チェチェンへ本格的に侵攻、更に首都グロズヌイへ無差別爆撃を加えて多数の民間人を殺傷した。
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2014年のウクライナにおける政変で親ロシアのヤヌコーヴィチ政権が崩壊し、親欧米の暫定政権が発足したことに対して、クリミアのロシア系住民が反発し、2月27日、クリミア自治共和国最高会議(議会)を親露派武装集団が占拠した(、とされているが、実際に占拠したのはロシア軍特殊部隊と思われる)。
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3月1日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンがロシア系住民の保護を口実として、ウクライナへのロシア軍投入の承認を上院に求め、上院がこれを全会一致で承認すると、3日、ロシア軍をクリミアへ「進駐」させた。
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これに呼応して、既に親露派により乗っ取られていたクリミア議会は、3月7日、ウクライナからの分離とロシアへの編入を求める決議を採択し、ロシア連邦編入の是非を問う住民投票を3月16日に実施することを決めた。
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3月16日、ロシア編入の是非を問う住民投票が行われ、編入「支持」が96.6%と圧倒的多数だったため、翌17日にクリミア議会はウクライナからの独立を宣言し、ロシアへの編入を承認した。
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この「結果」を受けて、18日、プーチンはクリミアを独立国家として認める大統領令に署名し、21日にロシア上院は、クリミアを自国に編入する条約を満場一致で批准し、クリミアは「クリミア共和国」に、セヴァストーポリは「セヴァストーポリ連邦市」としてロシアの連邦構成主体(クリミア連邦管区)となった。
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ウクライナ周辺で~人民共和国と称するロシア介入の領土収奪は、今回のウクライナ侵攻における東部4州の支配も、ロシア主役の共和国設立か直接的なロシア領とすることが目的だ。
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ウクライナが反撃しようにも東部まで武器弾薬をどう運搬するのか、1000㎞もの距離を空輸するだけの航空機と護衛の戦闘機、ミサイルの数がぜろである。陸上輸送にしても、ロシアのミサイルの標的にされるの落ちで米欧の武器供与が有効に使用できるのは、中距離ミサイルを大量に東部の標的に撃ち込む以外方法はないだろう。が、住民被害がゼロではなくなり国際世論の批判の的にもなりたくないだろう。
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5月25日のロシア占領地域
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ゼレンスキー大統領、いよいよ正念場に近づいている。
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キョウラク:7600万円脱税疑いで告発・大阪国税局!

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2年間で2億2000万円余りの所得隠し!
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関西でビルや工場の解体工事で売り上げを伸ばしていた京都市の会社が、外注費の架空計上などで計約7600万円を脱税したとして、大阪国税局が解体工事会社「キョウラク」(京都市)と同社の織田鉄也会長(50)を法人税法違反などの疑いで京都地検に告発していた。重加算税を含む追徴税額は約9700万円とみられる。
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関係者によると、同社は複数の取引先に虚偽の請求書を作らせ、架空の外注費などを計上。
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関係者によると、このキョウラクは、関西で老朽化したビルや工場などの大型の建物の解体工事を請け負い売り上げを伸ばしていた。
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大阪国税局の税務調査で、複数の下請け業者にうその請求書を作らせて架空の外注費を計上し、会社の利益を少なく見せかけていたことがわかったという。
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大阪国税局は2020年9月までの2年間に2億2000万円余りの所得を隠し、法人税などおよそ7600万円を脱税したとして、会社と織田会長を京都地方検察庁に告発した。
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脱税で得たカネは会長の個人名義の銀行口座などに保管していたということだ。
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青森県今別町・官製談合:町長が最低価格・漏洩!

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町長が「最低制限価格を決定」!
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青森県今別町が発注する町営住宅の修繕工事の契約を巡り、町内の土木建築会社マルエイ相内工務店の代表、相内泰博容疑者に事前に最低入札価格を漏らした疑いで逮捕・送検された中嶋容疑者。
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町営住宅の工事の入札を巡る官製談合事件について、最低制限価格を決めていたのは町長の中嶋久彰容疑者で、落札業者は町長を支持する業者に偏っていた。
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今別町長の中嶋久彰容疑者は、町内の建築会社「マルエイ相内工務店」代表・相内泰博容疑者に指名競争入札の最低制限価格を事前に漏らした疑い。
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町の担当者によると、もともと最低制限価格の決定は、予定額に掛けて算出する数種類の下限の割合をくじ引きで決めていたが、青森県の指摘を受けて2015年7月からは、町長が決められる現在の方式に変更したという。
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また、2021年度の入札でマルエイ相内工務店が落札した工事は、談合の疑いが持たれている2021年12月の入札のほかに、最低制限価格と落札額の差がわずかなものが2件確認されています。町の業者は中嶋容疑者が町長就任以降、特定の業者に落札の偏りがあったと指摘しています。
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町内の業者は、「なんか仲いい業者がいるんだろうなとは思いました。感じはかなり。ここ最近は特にあった」
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民間の信用調査会社によると、マルエイ相内工務店の業績は、2020年3月期に46万円の損失で5期連続の赤字だったが、2021年3月期には487万円の黒字に転じていた。
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今別町長の中嶋久彰容疑者は2021年12月、町が発注した町営住宅の修繕工事の指名競争入札を巡り落札した会社の代表取締役・相内泰博容疑者に最低制限価格に関する情報を漏らした疑いがもたれ、この最低制限価格は開札当日まで町長だけが把握していた。
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工事における最低価格は、参考見積から出される予定価格に基づいて町長が自分で決めていたといわれ、実際の入札結果をみると相内容疑者の会社が落札した価格よりも安い価格で入札した業者もあるが、最低価格を下回ってしまったため失格となっている。
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警察によると官製談合の舞台となった町営住宅の修繕工事の最低価格は486万1494円。落札された価格は486万2780円と、差は1286円だった。2021度相内容疑者の会社は他にも町営住宅に関連する2件の工事を落札している。いずれも最低価格との差は2000円程度。
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町内の公共工事の入札を巡っては町長を支持する業者が落札することが常態化していたという。相内容疑者は2021年10月の町長選挙で中嶋町長を支援する活動も行っており、警察は中嶋容疑者が町長選挙での支援の見返りとして最低制限価格に関する情報を漏らした可能性もあるとみて捜査を進めている。
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京都こども文化会館・解体:三煌・キョウラクJV・落札!

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入札・2022年5月17日・応札10JV!
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落札額・494,450,000円(税込)!
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北野商店街に隣接している、京都こども文化会館「エンゼルハウス」が、令和2年11月13日に閉館となり、京都府が建物を解体し、跡地は民間活用となる。
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<京都こども文化会館跡地活用方針について>
令和4年2月28日 京都市
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京都こども文化会館の跡地活用に向けては、文化・芸術に触れる場として親しまれてきた経過や、地元の皆様の思いを踏まえつつ、民間の知恵や活力も生かし、全市的な観点から検討を行う必要があることから、本市では,関係局・区からなる庁内会議を設置し、検討を進めてまいりました。
この度、「京都こども文化会館跡地活用方針」を別紙のとおり定めましたので、お知らせします。
今後,京都府による建物除却の目途が付き次第,具体的な活用に着手してまいります
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1 京都こども文化会館について(建物は京都府が除却)
・所在地
京都市上京区一条通七本松西入北側滝ケ鼻町431-1ほか
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・用地面積(公簿面積)
4,135.86㎡ ※境界確定作業の結果、変更となる可能性がある。
・主な公法上の規制
1)一条通から北へ30mまで
商業地域(建ぺい率80%,容積率400%)、準防火地域、既成都市区域、旧市街地型美観地区、屋外広告物第4種地域、近景デザイン保全区域(境内の眺め)
2)上記以北
準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)、準防火地域、西陣特別工業地区、既成都市区域、旧市街地型美観地区、屋外広告物第3種地域、近景デザイン保全区域(境内の眺め)
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入札対象

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入札結果

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1階平面図

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2階平面図

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中堅ゼネコン3:東鉄工業、東洋建設、飛島建設、福田組!

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【東鉄工業】
連結決算で、純利益は前期比45%減の53億2600万円となった。
2022年3月期の売上高は前期比13.7%減の1147億1800万円、営業利益は同47.8%減の72億6100万円、経常利益は同47%減の75億7600万円だった。
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東鉄工は首都圏および東日本地域を中心に、線路や駅舎といった鉄道関連の工事を主力とする建設会社。新型コロナウイルス感染症拡大の影響等を受け、顧客の設備投資が抑制されたことなどにより、受注高は減少、売上高は減少となった。強みとする耐震やメンテナンス、リニューアルの技術を活かした施工では、東京臨海高速鉄道高架橋耐震工事、国土交通省道路橋梁補修工事、東日本高速道路道路橋梁床版取替工事、駅ビル店舗改装工事などを受注し、鉄道関連の災害復旧では、豪雨による伊東線・東海道線・中央旧線での土砂崩壊復旧や福島県沖地震による東北新幹線・常磐線不通区間の高架橋復旧工事などにも取り組み、様々な業域での受注・施工実績をあげることができた。

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【東洋建設】
連結決算で、純利益は前期比36.1%減の58億6300万円となった。
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2022年3月期の売上高は前期比11.8%減の1525億2400万円、営業利益は同32.6%減の96億1600万円、経常利益は同35.2%減の91億3900万円だった。
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東洋建は海とのかかわりで歴史を積み上げてきた建設会社。国内土木事業において、売上高及びセグメント利益は、当期受注工事の減少に加え、前期と比較して大型の設計変更を獲得した工事が少なかったことなどにより前期から減収減益となった。国内建築事業において、売上高及びセグメント利益は、前期からの繰越工事を含め受注から着工までに時間を要する設計施工案件が多く、来期以降に順次着工することから、前期から減収減益となった。

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【飛島建設】
今期経常益はは3%減益へ。
22年3月期の連結経常利益は前の期比14.7%増の42.1億円に伸びたが、23年3月期は前期比2.7%減の41億円に減る見通しとなった。
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比31.3%増の32億1900万円となった。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.7%増の13.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.4%→5.0%に改善した。
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飛島建は創業130年以上の歴史を持つ建設会社。工事採算性の向上や連結子会社の業績が堅調に推移したことにより、売上高は増加、営業利益は増加、経常利益は増加、親会社株主に帰属する純利益は増加となった。これを報告セグメント別にみると、土木事業については、工事終盤を迎え大きく進捗する工事が前年同期と比べ少なかったことにより、完成工事高は減少、セグメント利益は減少、建築事業については、工事が順調に進捗し、完成工事高は増加、セグメント利益は増加、開発事業等については、保有資産の売却等により、売上高は増加、セグメント利益は増加となった。

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【福田組】
決算期は12月。1-3月期(1Q)経常は47%減益で着地。
22年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比47.2%減の20.6億円に落ち込んだが、通期計画の64億円に対する進捗率は32.3%に達し、5年平均の27.2%も上回った。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.2%→5.4%に悪化した。
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中堅ゼネコン2:錢高、大豊、鉄建、東亜建、東急!

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【銭高組】
今期経常は15%減益へ
22年3月期の連結経常利益は前の期比39.2%減の34.2億円に落ち込み、23年3月期も前期比15.3%減の29億円に減る見通しとなった。5期連続減益になる。今期の年間配当は未定とした。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比9.5倍の7.3億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.9%→2.0%に改善した。

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【大豊建設】
今期経常は8%減益、前期配当増額も今期減配。
22年3月期の連結経常利益は前の期比1.1%減の93.1億円になり、23年3月期も前期比7.7%減の86億円に減る見通しとなった。前期の年間配当を220円→243円(前の期は110円)に増額し、今期は前期比13円減の230円に減配する方針とした。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比16.9%増の48.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.4%→9.3%に改善した。
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売上高は前期比3.2%減の1565億2000万円、営業利益は同2.3%減の88億5700万円、経常利益は同1.1%減の93億1600万円だった。
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比4.4%減の59億8700万円となった。2023年3月期の純利益は前期比4.8%減の57億円を見込む。
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大豊建は道路や橋梁、ダムなどの社会インフラ整備に強みを持つ中堅ゼネコン。グループを挙げて営業活動を行った結果、連結受注高においては1483億6700万円となった。建設事業においては、政府の各種政策の効果により公共投資は底堅く推移し、民間投資は企業の設備投資に一部回復がみられるなど堅調に推移した。

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【鉄建建設】
今期経常は45%減益へ。
22年3月期の連結経常利益は前の期比4.1%減の62.2億円になり、23年3月期も前期比45.4%減の34億円に落ち込む見通しとなった。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比1.7%増の15.5億円となったが、売上営業利益率は前年同期の2.4%→2.2%とほぼ横ばいだった。
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純利益は前期比7.3%増の47億600万円となった。
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鉄建建設は創業以来、数々の鉄道関連プロジェクトに携わるとともに、社会基盤(構造物および建築物)を数多く手掛けてきた総合建設会社。
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2022年3月期の売上高は前期比16.7%減の1515億5100万円、営業利益は同16%減の52億4700万円、経常利益は同4.1%減の62億2400万円だった。

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【東亜建設工業】
純利益は前期比7.7%増の73億8500万円となった。
2022年3月期の売上高は前期比15.9%増の2198億1400万円、営業利益は同13.3%増の98億7400万円、経常利益は同9.6%増の101億3800万円だった。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比27.7%増の28.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.5%→4.5%に改善した。
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東亜建は祖業である海上土木工事に強みを持つ中堅ゼネコン。国内土木事業において、セグメント利益は、売上高の増加に伴い、増加となった。豊富な繰越工事が期首から順調に進捗し、売上高は、増加となった。

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【東急建設】
最終損益は74億5900万円の赤字。前期は26億4700万円の黒字だった。
2022年3月期の売上高は前期比11.5%増の2580億8300万円、営業損益は60億7800万円の赤字(前期は35億4900万円の黒字)、経常損益は51億3200万円の赤字(前期は48億9100万円の黒字)だった。
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東急建は首都圏の大型再開発工事などに強みをもつ、東急グループの準大手ゼネコン。損益面では、2021年11月8日に公表した「業績予想の修正に関するお知らせ」、2022年4月22日に公表した「業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」のとおり、施工中工事の不具合や、過年度引渡し物件に係る瑕疵補修費用の発生に加え、海外工事の採算悪化や不動産事業における開発事業収支の見直しによる損失見込み額を計上したことなどにより、営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。税金費用等を加味した結果、最終損益は赤字となった。

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中堅ゼネコン1:淺沼組、安藤・間、奥村組、熊谷組、鴻池組!

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【淺沼組】
2022年3月期の連結決算は、純利益は前期比9.4%減の37億4800万円となった。
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浅沼組は大阪に本社を置き、民間建築工事を主力とする中堅ゼネコン。新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響により一部工事案件の発注先送りなどが見られ、受注競争は厳しさを増してきている中、受注高は1365億6800万円となり、前連結会計年度比13.2%の増加となった。
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2022年3月期の売上高は前期比2.5%減の1354億7800万円、営業利益は同8.6%減の48億3500万円、経常利益は同8.6%減の49億400万円だった。

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【安藤・間】
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比2.8%増の176億7100万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(168億6700万円)を上回った。
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安藤ハザマは2013年に、ともに1800年代の創業と歴史のある、準大手の旧ハザマと中堅の旧安藤建設が合併して誕生した準大手ゼネコン。

2022年3月期の売上高は前期比3.4%減の3402億9300万円、営業利益は同2.8%減の266億円、経常利益は同0.2%減の258億3800万円だった。

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【奥村組】
22年3月期の連結経常利益は前の期比5.2%減の140億円になり、23年3月期も前期比33.6%減の93億円に落ち込む見通し。今期の年間配当は前期比3円増の175円に増配する方針とした。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比68.0%減の20.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.4%→3.0%に急悪化した。
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2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比21.9%増の125億4100万円となった。
奥村組は関西地方を地盤とする準大手ゼネコン。営業利益は、販売費及び一般管理費の増加により、経常利益は減少となったが、親会社株主に帰属する純利益は、投資有価証券売却益が増加した。売上高は、建築事業の増加等が影響した。売上総利益は、売上高が増加したことにより、1.1%増加した318億3700万円となった。
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2022年3月期の売上高は前期比9.9%増の2424億5800万円、営業利益は同1.8%減の126億4700万円、経常利益は同5.2%減の140億1200万円だった。

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【熊谷組】
22年3月期の連結経常利益は前の期比16.4%減の237億円になり、今期の年間配当は前期比10円増の130円に増配する方針とした。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比13.9%減の78.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.5%→6.0%に悪化した。
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2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比11.6%減の158億5000万円となった。
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熊谷組はダムやトンネルなどの大型土木工事に強みをもつ準大手ゼネコン。前期に計上した偶発損失引当金繰入額12億円の反動減があったものの、経常利益の減少等により、前期に比べ20億円減の158億円となった。売上総利益の減少並びに販売費及び一般管理費の増加等により、前期に比べ53億円減の227億円となった。
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2022年3月期の売上高は前期比5.6%減の4252億1600万円、営業利益は同19%減の227億4300万円、経常利益は同16.4%減の237億3200万円だった。

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【鴻池組】
決算は2021年12月。

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準ゼネコン4社(下):三井住友・西松・NIPPO・戸田建!

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業績の先行指標となる単体受注高は民間投資が回復基調にあることや堅調な公共投資の推移などで13社が増加。引き続き新型コロナウイルス感染の再拡大など先行き不透明な部分はあるものの「国内外ともに決して市場環境は悪い状況ではない」(複数のゼネコン)との見方が強い。
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今後も厳しい状況は続くことが予想され、生産性向上や原価低減などの取り組みも一層求められそうだ。
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【三井住友建設】
5月11日に発表した2022年3月期の経常損益は-83億4000万円、直近のIFISコンセンサス(-10,000百万円)を16.6%上回る水準だった
22年3月期の連結経常損益は83.4億円の赤字(前の期は130億円の黒字)に転落したが、従来予想の108億円の赤字を上振れて着地。23年3月期は135億円の黒字にV字回復する見通しとなった。
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今期の年間配当は前期比2円増の22円に増配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比64.3%増の33.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.2%→3.3%に改善した。

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【西松建設】
5月11日に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比9.0%増の234億円になった。同時に、今期の年間配当は前期比64円増の285円に増配する方針とした。
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直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比37.2%減の46.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.5%→5.3%に大幅悪化した。

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【NIPPO】
ENEOSホールディングス㈱は、特別目的会社であるロードマップ・ホールディングス合同会社を通じ、株式会社NIPPO(1881)の普通株式を公開買付けし、2022年3月29日をもって上場廃止となりました。
2022年3月期の売上高は4366億5500万円(前年比-2.0%)、営業利益は388億6500万円(前年比-13.0%)、経常利益は407億7100万円(前年比-12.0%)、純利益は264億5100万円(前年比-14.9%)だった。

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【戸田建設】
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比6%減の185億6000万円となった。
2022年3月期の売上高は前期比1.1%減の5015億900万円、営業利益は同12%減の243億8500万円、経常利益は同7.4%減の281億1100万円だった。3期連続減益になる。
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今期の年間配当は前期比1円増の27円に増配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比39.5%減の81.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.6%→5.4%に大幅悪化した。

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準ゼネコン4社決算・上:長谷工・五洋・フジタ・インフロニア!

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増収となったのは手持ち工事を順調に消化した鹿島や大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション、フジタなどだった。期首手持ち工事の減少や海外工事の遅延などで多くのゼネコンが苦戦した。
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工事の採算性を示す単体の完成工事総利益(粗利益)率は、国内外の大規模建築事業で工事引当金を計上した企業などで大幅に低下。
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2桁台だったのは鹿島や大成建設、長谷工コーポレーション、インフロニア・ホールディングス(HD)などだった。
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【長谷工コーポレーション】
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比12.9%増の544億9000万円となった。
2022年3月期の売上高は前期比12.4%増の9097億800万円、営業利益は同13.4%増の827億200万円、経常利益は同14%増の818億7100万円だった。

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【五洋建設】
2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比48.8%減の107億5300万円となった。
2022年3月期の売上高は前期比2.7%減の4582億3100万円、営業利益は同47.7%減の159億3900万円、経常利益は同48.7%減の156億5900万円だった。

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【フジタコーポレーション】
2022年3月期の単独決算で、最終損益は1億1000万円の赤字となった。前期は2億1500万円の赤字だった。
2022年3月期の売上高は前期比3.6%減の40億2000万円、営業損益が1億3500万円の赤字(前期は1億3500万円の赤字)、経常損益が6800万円の赤字(前期は1億4400万円の赤字)だった。

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【インフロニアHD】
2022年3月期の連結決算で最終損益は純利益が266億8900万円となった。
2022年3月期の売上高は6829億1200万円、営業利益は374億8900万円、経常利益は380億3600万円だった。対前年比較は、合併前(2021年10月1日、前田建設工業㈱、前田道路㈱及び株式会社前田製作所の3社が合併)のためデータはない。

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大手ゼネコン4社:22年3月期決算・受注は堅調!

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3社減益・資材高響く!
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22年3月期は持ち直す予想!
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ゼネコン大手4社の2022年3月期連結決算が5月13日出そろい、鹿島を除く3社の純利益が前の期実績を下回った。競争激化で大型建築工事の受注時の採算が悪化したところに資材高が加わり利益を押し下げた。23年3月期は鹿島、大成建設の2社が減益を見込む。資材高が本格化し一段と下振れする可能性がある。
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採算が悪化しているのは、19年ごろから受注競争が激化していたところに、資材高が進んでいるためだ。日本建設業連合会によると21年初~22年春にオフィスビルの構造材などに使われるH形鋼や異形棒鋼の価格は5割上がった。原油価格高騰で建機の燃料や輸送コストも割高となる。
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建設業界はコロナ感染防止に注力しつつ工事を継続。主要ゼネコンの多くは、21年3月期の連結決算で減収減益だったが、22年3月期決算はコロナを乗り越え回復基調に。
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【清水建設】
清水建設は38%減の477億円だった。清水建は年間配当を23円と前の期より7円減らす。清水建設の兵藤政和執行役員も「受注を抑え、採算重視の受注に軸足を移す」と明言。

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【大林組】
大林組の純利益は60%減の391億円
大林組は施工能力を考慮し、“適正値”として今期の建設受注高(単体)を前期比12・7%減に抑える計画。大型工事の採算悪化に陥った前期を踏まえた対応で「大型工事に偏らず、中規模やリニューアルもバランスよくやる。大事なのは利益の最大化だ」(小寺康雄取締役副社長執行役員)と言い切る。

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【大成建設】
大成建の22年3月期の純利益は前の期比23%減の714億円だった。東京五輪需要などの活況を背景に18年3月期~20年3月期まで高水準の利益が続いたが、15年3月期以来の水準に落ち込んだ。大成建設の桜井滋之副社長執行役員も足元の事業環境について「21年の前半に比べれば落ち着きを取り戻しており、受注時採算は好転している。

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【鹿島】
鹿島の純利益は5%増の1038億円だった。北米などで手がける物流倉庫の開発事業が好調だった。年間配当は58円と4円増やす。
「建設資材はあらゆる部材で幅広く上昇しており、例えば半導体不足も設備機器の動向に響く。資材高や納期遅れのリスクは強い」(鹿島の内田顕取締役専務執行役員)

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ロシア・ウクライナは一つの民族:プーチン!

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ウクライナ侵攻は兄弟けんかだというが!
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スターリン時代には1700万人以上が犠牲に!
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2月下旬から始まったロシアによるウクライナ侵攻。ロシアという国の攻戦敵姿勢は1917年のロシア帝政を倒したロシア革命後、ウクライナはレーニン率いるポリシェビキの支配下にはいり社会主義思想信奉するソ連邦第2の共和国になったが、この体制下で「ウクライナの悲劇」がスタートを切り、1991年8月のソ連保守派のクーデター事件直後にウクライナ議会はソ連からの独立を決議し、国民投票を実施し90%の支持で承認された。
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独立後も東部(親ロシア)と西部の対立はエスカレートし、2014年ロシアは親ロシア派のクリミアを実効支配しロシアに編入した。これで東部のドネツク、ルガンスク両州の親ロ派武装勢力が決起しウクライナから独立宣言をした。この武力紛争で死者は1万4000人にも及び今回の両州の親ロ派の要請によりロシアが侵攻したと口実に使っている。
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このウクライナ、ロシアが紛争を起こす原因はソ連崩壊後であり、以前は公国制を取っていたルーシの民族から枝分かれした国家である。
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キエフ大公国は、9世紀後半から13世紀半ばにかけて、東ヨーロッパおよび北ヨーロッパに存在した国家。
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ルーシを称した民族として、「ルーシ族 」 かつてスラヴ人がノルマン人に対して用いたとされる呼称とも言われる。「ルーシ人」 キエフ・ルーシの人民。11世紀から20世紀半ばにかけてウクライナ人とベラルーシ人の自称。
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ルーシ:本来、現代の北ウクライナのキエフ、チェルニーヒウ、ペレヤスラウを中心とする地域の名称。中世時代におけるキエフ大公国の正式な国号。キエフ・ルーシとも言われる。
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キエフ大公国を祖国とする現代のウクライナ・ベラルーシ・ロシアの別称。
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ベラルーシ、ロシア、ウクライナの現代国家はいずれもキエフ大公国を文化的祖先とし、ベラルーシとロシアの呼称はそれに由来する名称である。
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11世紀半ばの最大時には、北は白海から南は黒海、西はヴィスワ川の源流から東はタマン半島まで広がり、東スラヴ民族の大半を束ねた。
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11世紀後半から12世紀にかけて衰退し始め、様々な地域勢力に分裂した。 さらにコンスタンティノープルの衰退によるビザンツ帝国との商業関係の崩壊、それに伴う領土内の通商路の減少など、経済的要因によっても弱体化した。1240年代にモンゴルの侵攻を受け、国家は崩壊した。
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ルーシの正式な国号の代わりに人工的な学術用語が使われている。
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キエフ・ルーシ
19世紀初頭のロシア帝国の歴史学者、ニコライ・カラムジンが『ロシア国家の歴史』において初めて用いた概念。大公座の置かれていた場所からこう呼ばれる。東スラブ人の住んでいたエリアに北欧からわたってきたヴァイキング(ヴァリャーグ人)がつくった国家
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ウクライナ=ルーシ
20世紀初頭のウクライナの歴史学者、ミハイロ・フルシェフスキーが『ウクライナ=ルーシの歴史』で初めて用いられた概念。ルーシのあった土地から命名した。ウクライナこそがルーシの後継者であるとする主張である。
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キエフ・ロシア
ロシアこそがルーシの後継者であると主張する、カラムジンの系統を汲む学者が用いる概念。
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ルーシ大公国
近世のポーランド王国とリトアニア大公国の諸年代記に見られる概念。
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最初のルーシの国家(ルーシ・カガン国)を建設したといわれるリューリクの子、イーゴリを擁した一族のオレグが882年頃、ドニエプル川流域のキエフを占領して国家を建てたのが始まりだとされている。
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キエフ・ルーシは9世紀末から13世紀にかけて、今のウクライナやロシアなどにまたがる地域にあった国。
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キエフ・ルーシが欧州域有数の大国となったのは、活発な貿易と商業の発達であり、中世の欧州は圧倒的に農村社会で、王侯や貴族たちは商業を低くみていた。キエフ・ルーシは商業を重視していた。
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モンゴルの侵攻で1240年に首都キーウが陥落すると、キエフ・ルーシは事実上崩壊します。
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ウクライナ側がキエフ・ルーシ崩壊後の継承国としているのが「ハーリチ・ヴォルイニ公国」で、キエフ・ルーシ崩壊後も1世紀にわたって現在のウクライナの西部で栄え、西部の主要都市のリビウもこの時に建設された。
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プーチンが、ロシアとウクライナは「兄弟」であり「一つの民族
」と主張し、その結び付きの始まりこそキエフ・ルーシであり、「ロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人は皆、かつてヨーロッパ最大の国家であった古代ルーシの子孫」という。
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キエフ・ルーシは滅亡後、モスクワを中心とする東側とポーランド・リトアニアの支配下に置かれた西側に分かれたものの、17世紀に「モスクワが再統一の中心となって国家としての古代ルーシの伝統を受け継ぐことを定めた」とロシアは正当性をいうが、、、。
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キエフ・ルーシは滅亡後、西ウクライナに栄えたハーリチ・ヴォルイニ公国に継承されたという考えがあります。『最初のウクライナ国家』とも呼ばれるこの公国の系譜が現在のウクライナまでつながるとされています。そのため、ウクライナ側は“自分たちこそキエフ・ルーシの正統な継承者だ”と主張している。
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今でもキエフルーシの相続人は我が国だと名乗り出ている国は数か国ある。
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この相続問題はロシアやウクライナ、ベラルーシに限定された問題ではない。中世後期よりヤギェウォ朝のポーランド王国もまたルーシの相続人を自認した。
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近世に入ると、ポーランドはキエフを含めたかつてのキエフ・ルーシの領域の大半をキエフ県として領有することとなり、またリトアニア大公国との制度的同君連合であるポーランド・リトアニア共和国によって上記ハールィチ・ルーシ及びリトアニア・ルーシの正当な継承権を獲得、将来的にはモスクワの領域もポーランドの版図に加えられるべきであると主張していた(ポーランド・ロシア戦争)。
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しかし、ソ連の影響力のもと、ポーランドの主張は影を潜め(加えて、第二次世界大戦後に、国境線が西方に移動したことに伴い、ポーランドでは専らピャスト朝の相続人であることが強調されるようになった)、ソビエト連邦の崩壊によりウクライナが独立すると、ポーランド・ウクライナ関係に配慮することが定着し、ルーシをポーランド領とする主張はなりを潜めたが、ポーランド人の間ではルーシを未開の辺境地帯と捉える傾向は定着している。
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ウクライナの主張は同国の独立により国際的にも広く知られることになったが、他方でキエフ・ルーシの歴史を独占(他国の祖でもあることを認めずに)しようとする一部の過激な見方には反発もある。
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旧ソ連の衛星国はキエフ・ルーシの出身民族だといえよう。それにしても、ウクライナは「ソ連・ロシアに民族を1700万人以上殺されている。
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露軍攻撃・ウクライナ製鉄所:白リン弾使用か!

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「白リン弾」か「焼夷弾」で攻撃した可能性!
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ロシア軍が包囲し、ウクライナ側が抵抗を続ける南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で、白い光を放つ火の球のようなものが落ちて来る様子を捉えた映像がオンラインに掲載された。
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製鉄所での兵器使用の動画は5月15日に東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」のアレクサンドル・ホダコフスキー司令官が通信アプリ「テレグラム」に投稿。
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英国の化学・生物・放射線・核(CBRN)合同連隊の元幹部、ハミッシュ・スティーブン・デ・ブレトンゴードン氏は、動画の兵器は白リン弾に酷似していると指摘。英国の軍事専門家は、焼夷(しょうい)弾か白リン弾の可能性があると指摘した。
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市長の顧問は、ロシア軍が深刻なやけどをもたらし非人道的とされる「白リン弾」か「焼夷弾」で攻撃した可能性があると指摘し、燃焼時の温度は2千度以上で消火も極めて難しいとし、「地獄が地上に降りてきた」としている。
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ウクライナのゼレンスキー大統領は取り残された軍部隊の救出について「繊細」な交渉が進められていると述べた。
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立てこもっているウクライナの将校は、600人の兵士が取り残されており、そのうち40人が重傷を負っていると明らかにした。民間人はすでに避難した。
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白リン弾は国際条約で禁止されている化学兵器ではないが、人権団体は重度熱傷を引き起こすとしてリン弾の禁止を訴えている。
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NATOの非公式の外相理事会は15日、2日目の会合が行われ、開催国ドイツのベーアボック外相は、フィンランドなどの加盟について、「迅速に批准プロセスを行うために、すべてを準備した」と述べたうえで、両国の安全保障の必要性を強調した。トルコは加盟に難色を示していて、両国の申請に向けた動きが大詰めを迎える中、調整がどこまで進むかが焦点。
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