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再開か否かは3年後の財政次第!
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国土交通省は2021年5月25日、近年頻発する災害や高齢化等に、より一層対応するため、本日、令和3年度を初年度とする新たな「無電柱化推進計画」を策定したと発表。
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前3年間の無電柱計画に引き続き、
1.新設電柱を増やさない(特に緊急輸送道路は電柱を減少させる)
・毎年電柱が7万本増加している現状を踏まえ、関係者が連携して新設電柱の増加要因の調査・分析を行い、削減に向けた対応方策を令和3年度中にとりまとめる。
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2.徹底したコスト縮減を推進する
・令和7年度までに平均して約2割のコスト縮減に取り組む。
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3.事業の更なるスピードアップを図る
・無電柱化の完了まで7年を要している現状に対し、発注の工夫など事業のスピードアップを図り事業期間半減(平均4年)に取り組む。
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【計画目標】
○令和3年度から5年間で約4,000kmの新たな無電柱化に着手。
・今後、経済産業省や総務省、電線管理者等と連携して、「無電柱化推進計画」に基づき、無電柱化を加速させる。
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【概要】
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ところが京都市は2020年12月28日、危機的な市財政の立て直しに向けた基本方針を発表した。2021年度から23年度を財政の「集中改革期間」と位置づけ、少なくとも14の公共事業を24年度以降に延期する。全職員を対象にした給与カットにも踏み込む。恒常的な財政赤字体質に加え、新型コロナウイルス禍による税収の大幅減少などで21年度は500億円の財源不足が予想されており、財政健全化を急ぐとし、緊急性の低い事業を優先的に圧縮する。
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京都市がまとめた中期財政収支見通しによると、現在の行財政改革では、将来の借金返済に備えて積み立てている公債償還基金は26年度にも枯渇する。28年度には企業の倒産にあたる「財政再生団体」に転落しかねない状況になっている。
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このような理由付けで、2021年度から市が延期する14事業は14年度以降に再開する予定だ。
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無電柱化事業については、今後約10年間で24路線の約10㎞を整備する予定であったが、21年度の予算化を見送った。
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【無電柱化 見送り対象路線は5路線】
・三条通リ(960m)
・銀閣寺道参道部分(200m左京区)
・ちゃわん坂(400m東山区)
・八坂通リ(460m)
・新橋通リ(200m東山区)
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【令和3年度~令和5年度 予算見送り事業】
① 予算計上を見送る事業(少なくとも令和3年度~令和5年度)
ア 鴨川東岸線(第3工区)
イ 葛野西通
ウ 山陰街道
エ 無電柱化事業(景観系路線)
三条通(寺町通~新町通),清水通(茶わん坂),室町十経6号線(相国寺周辺)
オ 西京極陸上競技場兼球技場 メインスタンド照明設備の機能向上
カ 横大路運動公園 多目的グラウンド整備
キ 動物園サルワールド再整備
ク 総合教育センター増築棟整備
ケ 烏丸線全駅(北大路駅除く)への可動式ホーム柵設置に向けた車両改造
※ 設置済の京都,四条,烏丸御池駅及び令和4年度設置予定の北大路駅を除く
コ 市バス前乗り後降り方式の均一運賃区間の全系統への拡大
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② 一部予算計上を見送る事業(令和3年度~令和5年度)
ア 中山石見線
イ 桃山石田線,大津宇治線
ウ 御陵六地蔵線
エ 南部クリーンセンター第一工場跡地整備
※ 国庫補助事業については国と調整し対応していく。
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観光地への予算化は見送ったが、緊急輸送道路や京都市が進めている防災道路の電線共同溝については予算化を図り、8億2000万円の予算を計上する。
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