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2018 / 8月

太平洋セメント・森崎支社長:奥田工務店へ謝罪!

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奥田会長へ謝罪!
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湖東生コン協組へ!
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7月18日、湖東生コン協組、大津生コン協組及び関連先数十カ所に家宅捜査が行われ、湖東生コン協同組合副理事長・北川義博(北川建材工業)、同組合理事・朝夷健治、営業担当の伊谷彰久、組合の加盟企業の幹部・平元良治の4名が逮捕された。
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この逮捕者の中で平元良治の名があるが、太平洋セメント系・近江アサノコンクリート㈱社長・金子寿男の部下であることが原因である。
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滋賀県の生コンの多くは以前にも書いたことがあるが、㈱奥田工務店(本社・日野町)の奥田秀会長の影響下で同社系での工事の生コンは、全て近江アサノが扱っている。数量としても、大きな量であり、金子社長の部下が逮捕されたことは、奥田工務店㈱としてコンプライアンスに欠ける生コン会社として取引停止を通告されては困るわけだ。
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太平洋セメント販売の子会社、近江アサノコンクリート㈱に連帯ユニオン関西生コン支部の息がかかった金子社長やその部下の平元が直接逮捕されたことは許されるべきではなく、即、謝罪に歩いたという事だ。
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栗東生コン協組に対しても、セメントの買付は太平洋セメント販売㈱が直接行う旨、奥理事長と会談している。
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何はともあれ、太平洋セメントの販売会社の直生コン会社から縄付きを出したことは事実だ。近江アサノも当面の取引は継続されるだろうが、今後は近江アサノコンクリート㈱として、浅野一社長、金子寿男社長の両社長は、企業責任者としてどのような判断を示すのか、注目である。
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露・米国大使館:現地採用の露女性・スパイ容疑!

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情報戦の窓口は常に大使館を中心に行われている!
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8月2日付けの数多くのメデイアからの報道によると、モスクワの米国大使館に2016年まで10年間にわたって雇われていたロシア女性が、ロシアの情報局(FSB)と定期的に情報を流していたとして、米国捜査当局によりスパイ容疑をかけられている。
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容疑のロシア女性は、2016年までモスクワ米国大使館のシークリット・サービス局に勤めていて、在任中は何らスパイ疑惑を起こさせる行動はなかったと大使館関係者は証言している。
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米国捜査当局による調査で、ロシア女性の過去の行動を検査したところ、女性が定期的にロシア情報局と無許可で会っていることが判明した。今回の情報を最初に聞きつけた、英国のガーディアン誌によれば、そのロシア女性は米国の機密情報にもアクセスできる立場にあったとのことである。どこまでの米国機密情報にロシア女性が精通できたか、実際のところ明らかになっていないが、彼女が知りうる多くの情報が、ロシアの情報局に流れた可能性は否定できない。
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ロシア女性は去年の夏、米国に対するロシア政府の報復措置でモスクワ米国大使館からの米国人の大量本国送還の波が押し寄せる少し前に、シークリット・サービス局の任を解かれて解雇されている。
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米国のシークリット・サービス局は、まだ本格的な捜査までは開始していないもようである。
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一方、AFP通信社のロシア女性のスパイ疑惑に関する質問に対し、米国国務省は、詳細なコメントを避け、今後成り行きを精査するとのみ答えている。
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いずれにせよ、今回のロシア女性のスパイ疑惑については、今後の成り行きが注目される。
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トヨタ:100億円で愛知に大型物流施設!

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保有台数が増加・補修部品の物流体制を再構築!
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トヨタ自動車は2021年をめどに、愛知県大口町で補修部品の大型物流施設を稼働する。大口部品センター(愛知県大口町)の隣接地に事務所棟と合わせて延べ床面積約5万7000㎡の建屋を建設し、外部に分散している賃借の物流施設の機能を集約して効率化する。投資額は100億円規模とみられる。国内で自動車の保有台数が増加する中、顧客サービス拡充のため修理や消耗品の交換に用いる補修部品の物流体制を再構築する。
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トヨタが建設する新たな物流施設の敷地面積は約100,000㎡。大口部品センターの隣接地を購入済みで、既存の施設と合わせると敷地面積や延べ床面積は約2倍の規模となる。
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現在は外部にも複数の物流施設を賃借しているが、国内での自動車保有台数の増加に伴い補修部品の需要が拡大しているため、効率良く対応する大型施設の追加を決めた。
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国土交通省によると、国内乗用車の保有台数は17年に約6180万台(前年比0・7%増)と増加傾向にあり、10年前に比べ約400万台増えている。トラックやバスなども含めた4輪車合計の保有台数は17年に約7807万台(同0・4%増)だった。国内の自動車販売台数は頭打ちの状況だが、自動車の平均使用年数が伸びるなどして保有台数は増えている。
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トヨタは6月にトヨタ生産方式(TPS)を全社一体で推進するため、TPS本部に物流管理部などの物流領域を移管しており、新施設にもTPSのノウハウを導入して効率化を進めるとみられる。旺盛な需要に応えながらコストを低減し、補修部品での収益拡大を狙う。
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沖縄・宮古保健所管内:不法投棄6件・221㌧!

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09年度以降減少傾向!
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宮古管内の2016年度不法投棄は6件、総重量は221.8㌧(一般廃棄物116.2㌧、産業廃棄物105.6㌧)だったことが27日に宮古保健所で開かれた廃棄物不法処理防止ネットワーク会議で明らかになった。不法投棄は09年度の一般廃棄物1万1279㌧、産業廃棄物3598.3㌧をピークに減少傾向にある。産業廃棄物重量は09年度以降で最も少なくなった。
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会議は、廃棄物の不適正処理の防止及びこれらの事犯に迅速かつ的確な対応を行い、生活環境の保全および公衆衛生の向上に資することを目的に開催。県、市、宮古島署、宮古島海上保安部などの関係者ら16人が参加した。
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宮里義久所長は「本ネットワーク会議を通じて、監視体制の強化を図り、廃棄物の適正処理の推進や不法投棄の未然防止対策に取り組んでいく」と決意を新たにした。
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引き続き県環境部環境整備課が「廃家電の適正処理について」、同会議の会員が「廃棄物不法処理防止に係る取り組み内容について」報告した。
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自民党総裁選:竹下派・相変わらず1枚岩になれず!

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参院議員は青木ドンの意向で石破支持へ!
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衆議院議員は安倍支持議員も!
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9月の自民党総裁選挙で、竹下派の参議院議員が石破氏を支持する見通しが強まったことを受け、党内の各陣営の動きが活発化している。
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7月30日昼、国会近くで、安倍首相の出身派閥・細田派幹部の塩谷選対委員長と、出馬を見送った岸田政調会長、そして総裁選への対応を明言していない、竹下派の竹下総務会長が会談した。
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出席者の1人は会合のあと、「竹下さんは悩ましそうだった」と語った。
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竹下派は、参議院側が石破氏支持に回る見通しの一方、衆議院側には、安倍首相への支持を明言する議員も多いため、分裂選挙となる可能性が高く、竹下氏は難しい判断を迫られている。
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竹下派は、8月上旬に派閥としての方針を正式に決定する見通し。
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竹下派の動きを受け、石破元幹事長は、歓迎する意向を示した。
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石破元幹事長は、「(安倍)一強だとか、3選の流れだとかいう中で、あえて、そういうような判断をしていただけるとしたら、つらいときに、そういう判断をしていただけるとしたら、とてもありがたい」述べた。
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一方、小泉筆頭副幹事長は30日、党内の若手議員らとともに、高知・大川村を視察し、総裁選について、「最後の構図はわかりませんから、最後までしっかり考えます。(事実上一騎打ちだと、政策的な議論などが深まらないという声もあるが)それは、選挙はやってみなければ、わかりませんから」と述べた。
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小泉氏は、2012年の総裁選挙では、石破氏を支持しており、今回の対応は、党員票の行方にも大きな影響を与えるとみられている。
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岸田氏も、竹下氏も「優柔不断」という点では同類なのかもしれない。政治家は人智を傾け人望を誘ってみても、いざという時の決断()が鈍ければ、人は付いてこない。そういう点で小泉進次郎氏は先を読み過ぎ、小利口過ぎはしないか。
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大津生コン協組:後難を恐れ人事入れ替えか!

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中村正晴幹事長に代わり第一圧送のK氏が就任!
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灰孝小野田が設立したバードに所属していた中村氏!
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このバードは灰孝と連帯労組の間に立つ役割で労組員が所属!
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大津生コン協組が、灰孝小野田レミコン・バード分会に所属する中村正晴幹事長が退任し、後任に第一圧送の役員K氏を幹事長に据えた。第一圧送は、チェリオコーポレーション・東近江工場の建設の際、施工者フジタが手配した生コンでポンプ圧送の差し止めをした、連帯の功労者でもある。
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言ってみるなら、滋賀県警に対する事前対策として、人事をいじり始めたともいえる。
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ところで、バード分会とは、中労委・滋賀県労委の平成24年5月16日第163回第一部会で合議した「命令書」の中に記されている。
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申立人・灰孝小野田レミコン株式会社
被申立人・全日本建設交運一般労働組合関西支部
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事案は、灰孝小野田レミコン㈱の次の対応が不当労働行為であるとして、全日本建設交運一般労働組合関西支部が、平成21年11月6日、滋賀県労働委員会に救済を申し立てた事件である。
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初審における請求する救済内容の要旨
(1) 一律1万円の賃上げを21年4月に遡及して実施し、既支給額との差
額を組合に支払うこと
(2) 21年8月31日付けの減車を撤回すること
(3) 組合推薦による内定者選定作業に速やかに入ること
(4) 謝罪文の掲示
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交渉における内容は省略する。
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バード分会に絡む内容は、
・争点2(生コンミキサー車)の減車について
会社が組合との事前協議を行わずに減車したこと自体については、当
事者間に争いがない。したがって、不当労働行為の成否を判断するに当たっては、いわゆる支配介入意思の有無・程度が争点となり、不当労働行為が成立するためには、何らかの反組合的な意思が要件として必要である。この件は、担当者の不注意であったことは事実であり、その点については組合に対して申し訳なく思っている。このような不注意が生じた事情としては、リーマンショック以降の出荷量の大幅な落ち込みにより、経営状況が悪化し、会社が危機的な状況を迎えていたため、至急2台の減車を実施せざるを得なかったことと、2台減車してもなお5台程度の過剰があるという状況であり、減車の必要性は誰の目にも明らかであると思われたためである。初審命令の言うような確信犯的行為であれば、僅か4日後に「お詫び」の文書を出すはずがない。したがって、支配介入意思の不存在は明白である。
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・当委員会が認定した事実
同協定書には、次のように定められていた。
灰孝小野田レミコン社のミキサー車は、10台固定で予備車は、13台とする。但し、下請け専属輸送バード車が減車した場合に限り、会社と組合が予備車の減車について協議し決定する。下請け専属輸送バード社(予備車を含む)の増車は認めない。
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そして、仲裁は次を加えている。
・合理化計画の実施状況
22年12月15日、嘱託運転手6名は全員退職し、残る正社員運転手は、X 4 組合員、X 3 組合員、X 5(生コン産労の組合員。
以下「X 5」)、X 6(生コン産労の組合員で元連帯労組の日々雇用従
業員。以下「X 6」)の4名のみとなった。これにより、生コンミキサー車の台数は、正社員用10台+予備車5台から、正社員用4台+予備車11台へと、台数の合計は変わらないものの、その内訳が変わった。
その後、会社は、23年2月末に予備車5台を廃車した。他方、株式会社バード(以下「バード」)の現有台数は変更がなかった。
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・当委員会の判断
(生コンミキサー車の減車)について
会社には、正社員の使用する車両と日々雇用従業員の使用する予備車が存在し、正社員用車両では輸送が間に合わない場合に、予備車を使うこととされていたところ、上記減車の対象となった予備車2台はその当日まで生コン輸送のため現に稼動しており、これを減車することは、組合の日々雇用従業員の就労機会を減少させることになる。それゆえに、組合は、予備車の台数確保にこだわり、会社との間で、会社の車両台数は17台とする旨の覚書を締結していたものと認められる。
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それにもかかわらず、会社は、20年7月16日付け覚書に定められた事前協議を行わないまま、一方的に2台の減車を強行したものであり、これは、単に組合との労働協約に違反するのにとどまらず労組法第7条第3号に違反する支配介入の不当労働行為に当たるというべきである。
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会社は、減車のわずか4日後に
『お詫び』の文書を出しているのであるから、支配介入意思の不存在
は明白である」旨主張する。
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しかしながら、
①会社と組合は、前年の20年7月16日に、会社の車両台数を17台とし、車両台数・人員については事前に協議し合意のもとに進める旨の労働協約を締結していること、
②会社と連帯労組との紛争を解決するために、会社の下請け会社として設立されたバードにあっては、減車されていないこと、
③仮に当該覚書違反が担当者の不注意によるものであったのであれば、会社は一旦減車を撤回して再度協議を行う等の措置がとれたのにこのような措置をとったとは認められないこと、
からすると、不注意により事前協議を行わなかったとの会社の上記主
張は採用できない。
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連帯労組と組合の対立関係や、会社が連帯労組との労使紛争の解決方法としてバードを設立し、連帯労組の組合員をバードで雇用することとした経緯。
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灰孝会社は生コン製造業等を営む会社として存続し、組合もセメント・生コン産業・運輸一般産業で働く労働者を組合員とする労働組合として存続しているのであって、将来において会社の従業員の中に組合の組合員である者が含まれることになる可能性は無いとはいえないのであるから、会社に雇用される組合の組合員がいなくなったとしても、組合が上記不当労働行為について救済を受ける利益が無くなったとはいい難い。
したがって、その余を判断するまでもなく、救済利益が無くなっている旨の会社の上記主張は採用できない。
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主文のとおり命令する。
平成24年5月16日
中央労働委員会 第一部会長諏訪康雄
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長々と命令書の中から引用したが、中労委の命令書は全文30ページにも及ぶ。
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この命令書の中にもあるが、生コン車輸送の下請けが㈱バード(灰孝小野田レミコンの専属下請けとして灰孝小野田が設立した)。会社と連帯労組の紛争の解決方法として「バードを設立し、連帯労組の組合員をバードで雇用するとした。ことが、企業の中にも連帯組合員がポジションを占め、そして協同組合の幹事長にもバードの組合員が就任したのだ。
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連帯労組は、労働運動を通じ「企業に連帯組合員を就労させ」ある日突然に待遇改善を要求し、一人組合を結成し連帯ユニオンに加盟。連帯本部は、オルグを派遣し争議を拡大、遂には中労委へ改善救済を申し立てる道筋をたててきた。中労委も、どういう分けか、双方から提出された資料や主張文書を読んで判断するので、内部に包含する連帯の仕掛けを読み取ることはしない。どちらかと言えば、労働者に傾斜した判断がされるのだ。
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陸自・地対艦ミサイル:米海軍戦車揚陸艦を撃沈?

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22式地対艦誘導弾・最終的には50両の発射機を配備!
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12式地対艦誘導弾は、日本の陸上自衛隊が配備を予定している地対艦ミサイル(対艦誘導弾)システム。88式地対艦誘導弾の後継であり、当初は88式地対艦誘導弾システム(改)として開発されている。
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射程は150~200㎞と言われている。また、88式地対艦誘導弾と同様、地形に隠れるようにして飛行する能力を持つので発射地点の特定や迎撃が難しい。


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中国軍は離島侵攻に水陸両用車を投入すると想定され、それを水上艦艇で輸送してくるとみられる。ミサイル駆逐艦やフリゲート艦を集結させ、侵攻する離島の周辺海域を封鎖する危険性もある。これらの軍事行動を阻止または抑止するためにSSMは有効だ。
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初めて購入する2両は26年度末までに教育用として陸自富士学校(静岡県)、整備士養成用として武器学校(茨城県)に置く。続いて購入する4両は27年度末までに部隊育成用として富士教導団(静岡県)に配置する。
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陸上自衛隊が、南西方面での中国による離島侵攻に備え、最新鋭の「地対艦誘導弾(SSM)」を九州に集中配備することが7月14日、分かった。平成28年度から初めて一線の部隊に配備する発射機16両をすべて、熊本県・健軍駐屯地の第5地対艦ミサイル連隊に置く。
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<22式地対艦誘導弾>
12式地対艦誘導弾の後継となるもので、発射装置も12式の物から大型となったキャニスターに換装されており、一見改良版に見えるが、ミサイルシステムとしては全く別ものと言って良いものに進化している。
一番の大きな変化は、射程を公称300km以上と、大きく延長し、SRBM(短距離弾道弾)となった事である。誘導装置は、これまでのモノをベースに、長距離レーダーシステムと戦域統合情報システムとのリンクを導入し、300km以上の誘導が可能となっている。
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射程を公称300km以上としているのは、南西諸島へ配備した場合、尖閣諸島北方の敵艦隊を射程に収めながら、台湾への配慮を考えたもので当面は沖縄本島及び、宮古島などへの配備から始める事で了解を得ているようだ。


しかし、こうした射程距離は実際には公称数値以上ある事が通例であり、400kmはあるのではないか?と噂されているようだ。
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弾体自体は、これまでの12式と全長は変わらず、直径がおよそ倍になっており、固体燃料ロケットモーターによって弾道飛行をするものとなっており、この関係でこれまで6基を装備出来た発射機は一両で2基しか運べなくなった。
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しかし、終末誘導に、アクティブレーダーホーミングに加え、新開発の超耐熱光学レンズの実現で可能になったイメージホーミングが加わり、進化したECM環境でも十分な命中精度が得られ、文字通り大型艦船ならば100発100中となっているので発射機数はそれほど大きな問題では無くなっている。
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発射機自体もキャニスターの換装だけで対応できる為、新たな配備に加えて、順次旧発射機の換装が進められる事となっている。いずれにせよ、この22式地対艦誘導弾の配備によって、日本領海への侵入は何時撃沈されてもおかしく無い状況となり、その抑止力は確実に高まったと言えるだろう。発射後ほんの数分で大型艦を一撃で葬る事が出来るこの22式地対艦誘導弾の登場で、敵空母打撃群もおいそれとは日本領土近海には接近しにくくなり、自衛隊としても危険な航空機攻撃をしなくとも、30分以内に敵水上艦勢力を一掃する事が可能となったのである。
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計画では、西部方面特化隊に順次導入され、最終的には50両の発射機が配備、又、北海道、対馬、佐渡他にも順次配備する事となっているようだ。
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更に、海上自衛隊向けに護衛艦用の発射機の開発、潜水艦発射型の開発、そして対地攻撃要弾頭の開発も鋭意進められており、日本国土の防衛力向上の今後は留まるところを知らない様子だ。
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6月27日からホノルル周辺海域を中心に開催されている多国籍海軍合同演習のRIMPAC(リムパック)-2018」で、RIMPAC史上初めて陸軍部隊による洋上の軍艦を攻撃する演習(SINKEX)が実施された。
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7月14日に実施されたSINKEXは日本、米国、オーストラリアの3カ国による合同演習である。内容は、オアフ島の隣にあるカウアイ島内に陣取った陸上自衛隊ミサイル部隊ならびにアメリカ陸軍ミサイル部隊が、オーストラリア空軍のP-8ポセイドン哨戒機の上空からの誘導により、カウアイ島北55海里沖洋上に浮かぶアメリカ海軍退役軍艦「Rachine」を、それぞれ地対艦ミサイルを発射して撃沈するという
ものだ。
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ちなみに陸上自衛隊はメイドインジャパンの12式地対艦ミサイルシステムを使用し、アメリカ陸軍はノルウェー製の対艦ミサイルを米陸軍のミサイル発射車両から発射した。


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長い歴史を誇るRIMPACで、今回初めて地上軍(陸上自衛隊、米陸軍)が地対艦ミサイルを用いて洋上の軍艦を攻撃する訓練が実施された。
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今回、初めて地対艦ミサイル演習を実施した最大の理由は、南シナ海と東シナ海における中国の海洋戦力の拡張に、アメリカ海軍を中心とする同盟諸国海軍が伝統的海洋戦力(各種軍艦と航空機)だけで対抗することが困難な状況になりつつあるからである。
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現在、中国海軍が依拠している防衛戦略(ただし核戦略は別レベルである)は「積極防衛戦略」と称されており、アメリカ軍などでは「接近阻止・領域拒否戦略」(A2AD戦略)とも呼称されている。この防衛戦略を一言で言うならば、東シナ海や南シナ海から中国に(核攻撃以外の)軍事的脅威を加えようとする外敵(主としてアメリカ海軍、それに海上自衛隊をはじめとするアメリカの同盟国海軍)を、中国本土沿岸からできるだけ遠方の海上で撃破して中国に接近させないというアイデアである。このように接近を阻止するための目安として中国海軍戦略家たちが設定しているのが、第一列島線と第二列島線という概念である。
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「積極防衛戦略」を推し進めるためには、どうしても海軍力と航空戦力の強化に最大の努力を傾注することが必要となる。なぜならば、中国に接近を企てる外敵は、軍艦や軍用機によって海洋を押し渡ってくることになるからである。そのため、中国海軍は次から次へと軍艦の建造に邁進し、海軍と空軍は戦闘機や爆撃機をはじめとする航空戦力の強化も猛スピードで推し進めた。
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ただし、中国軍戦略家たちは、そのような伝統的な海洋戦力だけで、強大なアメリカ海軍やその弟分である海上自衛隊を迎え撃とうとはしなかった。なぜならば、軍艦や軍用機の開発、建造・製造、それに乗組員や整備要員の養成には長い時間がかかるからである。そこで、多数の軍艦や軍用機を生み出しそれらの要員を鍛え上げ、強力な伝統的海洋戦力を構築するのと平行して、比較的短時間で大量に生産することができ、運用要員の育成も容易な、様々な種類の対艦ミサイルの開発にも努力を傾注した。
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要するに、中国沿海域に押し寄せてくるアメリカ海軍や海上自衛隊の高性能軍艦や航空機に対して、伝統的な海洋戦力で対決するだけでなく、場合によっては中国本土からあるいは本土上空から各種対艦ミサイルを発射して、アメリカ海軍艦艇や海上自衛隊艦艇を撃破し、中国沿岸域、あるいは第一列島線、さらには第二列島線への接近を阻止してしまおうというわけである。
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実際に、中国人民解放軍は、中国本土内から発射する多種多様の地上発射型対艦ミサイル(地対艦ミサイル)や、敵の攻撃を受けることのない中国本土上空の航空機から発射する対艦ミサイル(空対艦ミサイル)、それにやはり敵の攻撃を受けることのない中国本土沿海域の軍艦から発射する対艦ミサイル(艦対艦ミサイル)をずらりと取り揃えている。そのため、第一列島線を超えて中国沿岸に接近を企てる敵艦艇は、多数の対艦ミサイルによる集中攻撃を被る恐れが極めて高い状況になっている。そして、対艦ミサイルとともに、接近してくる航空機を撃破するための各種防空ミサイルの配備も伸展している。
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このような中国軍の「積極防衛戦略」に立脚した接近阻止態勢に対して、アメリカ海軍(そしてその同盟軍)としては、正面切って空母艦隊をはじめとする艦艇や航空機を突っ込ませるのは自殺行為に近い。そこで、アメリカ軍やシンクタンクの戦略家の間で、別の方法が真剣に検討され始めているのだ。
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それは、こちらから中国沿海に接近して攻撃するというアメリカの伝統的な「攻撃による防御」戦略ではなく、中国海軍が設定した第一列島線上で中国海洋戦力の接近を待ち構え、中国軍艦艇や航空機の第一列島線への接近を阻止する方法だ。いわば、中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」を実施しようというアイデアである。
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では、アメリカ軍は第一列島線でどのような戦力で待ち受けるのか。
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まずは、第一列島線周辺海域に様々な軍艦を展開させ、第一列島線上にいくつかの航空拠点を確保して航空戦力を配備し、場第一列島線周辺海域に空母艦隊を展開させて航空打撃力を準備する、といった伝統的海軍戦略にのっとった方策が考えられる。
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一方、中国の戦略を真逆にした「接近阻止戦略」では、第一列島線上に地対艦ミサイル部隊を展開させて、接近してくる中国艦艇を地上部隊が撃破するというオプションが加わることになる。
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ところが、このような「敵をじっと待ち受ける」受動的な、すなわち専守防衛的な戦略はアメリカ軍は伝統的に取ってこなかった。そのため、専守防衛的な兵器である地対艦ミサイルシステムをアメリカ軍は保有していない。
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地対艦ミサイルを投入しての「接近阻止戦略」が必要であると考え始めたアメリカ海軍や海兵隊それに陸軍の戦略家たちは、地対艦ミサイルの威力を目に見える形でペンタゴンやホワイトハウスに提示する必要に迫られている。そこで登場したのが、陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊である。かねてより地対艦ミサイルに特化した部隊を運用している世界でも稀な陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊に、日本が独自に開発し製造している高性能12式地対艦ミサイルシステムをRIMPAC-2018に持ち込んでもらい、大型艦を撃沈するパフォーマンスを実施してもらったというわけだ。
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おそらく、今回のSINKEXを皮切りに、アメリカ陸軍でも、アメリカ海兵隊でも、地対艦ミサイル部隊の創設へと舵を切っていくことになるものと思われる。それに対して、陸上自衛隊は四半世紀前から地対艦ミサイル運用に特化した地対艦ミサイル連隊を保有しているし、日本独自に開発製造している地対艦ミサイルシステムを手にしている。そのため、現在アメリカ軍戦略家たちが検討している中国に対する「接近阻止戦略」(拙著『トランプと自衛隊の対中軍事戦略』参照)を推進して行くに当たって、日本の地対艦ミサイル技術やノウハウは、アメリカにとっても大いに有益なものとなることは必至だ。
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88式、12式、22式は三菱重工業の製造である。
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