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NY原油・終値70ドル後半!
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3年5カ月ぶりの高値!
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5月7日のニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前週末比1.01ドル高の1バレル=70.73ドルで取引を終えた。終値が70ドルを超えたのは、2014年11月下旬以来、約3年5カ月ぶり。
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米国がイラン核合意から離脱し、対イラン制裁を再開するとの警戒感が強まり、買い注文が膨らんだ。経済危機が深刻化するベネズエラの産油量の減少も供給不安を高める要因となった。相場は一時、1バレル=70.84ドルをつけた。
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米国のトランプ大統領は米東部時間の5月8日午後2時(日本時間9日午前3時)、イランとの核合意から米国が離脱するかどうかを発表する。
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トランプ大統領はツイッターへの投稿で7日午後、「イラン合意に関する私の決定を、明日ホワイトハウスから発表する」と表明した。
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2015年の合意では、イランによる核開発の制限と引き換えに、イランのエネルギー業界と銀行業界に対する制裁が解除された。トランプ大統領は、この制裁免除を続けるべきかどうかについて判断する。
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トランプ大統領は制裁免除措置の延長に反対し、結果的に核合意から離脱する公算が大きいと見られている。トランプ氏は大統領に就任する以前から、イランとの合意を「史上最悪の合意」と酷評し、就任したら即日破棄すると公約していた。
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欧州の外交官は、米政府が核合意から離脱するのはほぼ確実だとの見方を示し、合意がそのままの形で存続する公算は「極めて小さい」と話している。
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イランのハッサン・ロウハニ大統領は6日の演説で、米国がイラン核合意を離脱するなら後悔すると警告した。
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トランプ米大統領は、核合意を放棄について5月12日までに決定する姿勢を示している。ロウハニ氏の発言は、トランプ政権のこうした動きに対するもの。
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オバマ前政権が3年前、他の主要国とともにイランとの間で結んだ「核合意」は、極めて不十分な内容で、イランが将来、核兵器開発を行う余地を残していると考えており、大統領は、イランを強く敵視し、全く信用していないからだ。トランプ大統領は、イランの核開発を無期限に厳しく制限し、ミサイル開発も規制するなど、内容を大幅に修正しない限り、この合意から離脱し、イランに対する独自の制裁を再開すると表明していた。
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イランは、アメリカが合意から離脱、制裁を再開した場合には、何らかの対抗措置をとる構えだ。世界各国も、米国の出方で戦闘に突入することも念頭にあり、トランプ大統領の判断を見守っている。
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