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二代続けて財務省出身者!
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年間報酬2400万円・退職金は1650万円!
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麻生財務大臣:「(田中氏が)一番適していると思います」
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日本政策金融公庫の総裁に、元財務次官の田中一穂氏が決まった。初代総裁は民間から登用されたが、その後は元財務次官が就任し、2代続けて天下り人事となった。総裁の報酬は年間約2400万円、5年の任期後の退職金は1650万円。田中氏は安倍総理大臣の元秘書官で、消費増税の先送りでも官邸と歩調を合わせるなど、財務省内では「お友達人事」との声も上がっている。
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政府系金融機関の日本政策金融公庫は12月25日、元財務事務次官の田中一穂新総裁(62)が同日付で就任したと発表した。前任の細川興一氏(70)も次官経験者で、2代続けて財務省からの「天下り」となる。新旧総裁はそろって記者会見し、細川氏は天下りへの批判があることについて「出身うんぬんよりも人物本位だ」と反論した。
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かつて政府系金融機関のトップは、所管省庁の事務次官経験者の指定席だった。民
間出身者や生え抜きが起用されるケースも出ているが、天下りの慣行は根強く残ってい
る。最近は経済産業省からの天下りが続く商工中金で不正融資が発覚し、企業統治の問題点も指摘されている。
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