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どっち付かずのまま衰退するより!
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2つ、3つに分裂しても理念ない野合はやめよ!
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民進党の鈴木義弘衆院議員(54)(比例北関東、当選2回)は9月13日、党本部で大島幹事長と会談し、離党届を提出した。
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前原執行部の発足後、党運営への不満を理由に離党届を提出したのは鈴木氏が初めて。
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大島氏は12日に鈴木氏と会談し慰留したが、鈴木氏は応じなかった。民進党の「離党予備軍」とされるほかの4人も離党の考えは揺るがないとみられ、党再建を目指す執行部には打撃となりそうだ。
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大島氏は13日、党本部で記者団に、次期衆院選について「すべての選挙区に候補者を擁立すべく努力したい」と述べ、離党した議員の選挙区に対立候補を立てる考えを示した。
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鈴木氏は、民進党を離党し新党結成を目指す細野豪志・元環境相(無所属)に近く、新党に合流する見通しだ。
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民進党に離党届を提出後、記者会見する鈴木義弘衆院議員。共産党との選挙協力への反対を理由としており、既に離党した細野豪志元環境相と連携していく方針。鈴木氏は記者団に「政治的な感覚が(党と)開いた」と述べた。午後に記者会見し、詳しい理由を説明する。これに対し、大島氏は鈴木氏に比例代表の復活当選であることを踏まえ、議員辞職を要求した。
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鈴木氏は、先に離党した細野豪志元環境相が率いた議員グループに所属しており、細野氏と連携する意向。新執行部発足後、党運営への不満を理由にした離党の動きは初めてで、党再建を目指す前原誠司代表に打撃となる。
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民進党では、鈴木氏と同じ細野グループの笠浩史氏(神奈川9区)、後藤祐一氏(同16区)に加え、福島伸享氏(比例北関東)と岸本周平氏(和歌山1区)が離党を検討している。
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鈴木氏は衆院議員会館で記者会見し、共産党との共闘を見直すとしていた前原氏について「共産党とは一度リセットすると言いながら、(実行する執行部の)体制が見えてこない」と述べ、共闘路線継続を訴える枝野幸男氏を代表代行に起用した人事を批判した。
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民進党を離党した細野豪志元環境相や小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員は、秋の臨時国会前で調整していた衆院新会派の結成を見送る方針を固めた。
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9月下旬の召集まで日数がなく、準備が間に合わないと判断、新党設立に向けた準備に専念することにした。関係者が13日、明らかにした。細野氏は8月29日、東京都内で、長島昭久元防衛副大臣、野間健衆院議員と会談。秋の臨時国会前に新会派の結成を目指すことで一致し、調整を進めていた。
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離党する者たちは、民進党内では花咲かず選ぶ道は外に出て弱小零細と糾合し新党をつくるか、日本ファーストのような人集めがしやすいところに転がり込み、リーダーの一員となるかだ。
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保守思想の前原氏が、いまの民進党を強化・拡大するには自身の姿勢を明確にしないと、単なる不平不満分子を醸成し、次々と離党するような状態になってゆく。このままだと「いつものように、どっちつかずな政党」で終わり、ますます国民から見放されてしまう。保守思想がリベラルの真似をしても続くわけがない。
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前原流の色をハッキリし、2つ、3つに分裂しても、他の無所属・野党が魅力が持てる受け皿をつくるべきだろう。分裂を怖がり、いまのまま進んでも消滅するだけだ。
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