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新年度に設計着手!
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740床・15階建て!
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兵庫県は、県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合事業の基本計画案をまとめた。統合新病院(仮称・県立はりま姫路総合医療センター)の規模は、病院棟がRC造15階建て程度、別棟が同5階建て程度で、延べ床面積は未定。病床数は約740床。診療科数は34科。2017年度に設計着手し、19年度の着工と22年度の開院を目指す。
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姫路市内にある県立姫路循環器病センター(西庄甲520)と製鉄記念広畑病院(広畑区夢前町3)の2つの病院機能を統合、兵庫県が主体となって新病院を整備する。合併症や救急など幅広いニーズに対応しつつ、両病院が提供してきた医療機能やサービスを継承し、中播磨・西播磨医療圏域の中核的医療機関としての役目を果たすため、医療需要などを的確に踏まえた充実も図っていく。
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県立姫路循環器病センターは、1981年に開院した。病床数は350床。広畑病院は新日本製鉄(現新日鉄住金)系列の病院で392床。
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両病院とも施設の老朽化が進み、大規模総合病院が地域内に不足しているといった課題を背景に、兵庫県西部(中播磨・西播磨圏域)の新たな中核的医療機関として統合再編することになった。
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基本計画はシステム環境研究所が担当している。
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建設地は、JR姫路駅東側のキャスティ21イベントゾーン(同市神屋町)内の約3ha。用途地域は商業地域で建ぺい率80%、容積率は300%。
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