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岩手・一関市贈収賄事件:容疑者2人を送検!

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情報を漏らした!

見返りに接待!
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落札2件の落札率・99.8%と99.4%!
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一関市の水道事業の入札情報を漏らし、便宜を図った見返りに飲食を伴う接待などを受けたとする加重収賄などの容疑で一関市の元職員が。贈賄などの容疑で水道会社の元社員が5月28日逮捕された。
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官製談合防止法違反や加重収賄などの疑いで逮捕されたのは、一関市役所の元職員・那須野長己容疑者(59)。贈賄の疑いで逮捕されたのは、一関市の水道会社「永沢水道工業」の元社員、千葉敏郎容疑者(68)。
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警察によると那須野容疑者は、2019年5月から2022年3月までの間に市が発注した5つの水道工事などの入札に関する情報を千葉容疑者に漏らし、その見返りとして複数に渡る飲食の接待などで約20数万円相当の賄賂を受け取った疑い。警察は2人の認否を明らかにしていない。
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一関市の水道工事をめぐる官製談合事件で岩手県警は28日夜、市役所などを家宅捜索し証拠書類などを押収した。
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5月29日、一関市の佐藤善仁市長は「大変驚いている。捜査には全面的に協力する」とコメントを発表した。
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岩手県一関市の水道工事を巡る贈収賄事件で、逮捕された2人が5月30日、検察に身柄を送られた。
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送検されたのは、元一関市建設部副参事の那須野長己容疑者と市内の配水管工事会社・元役員千葉敏郎容疑者。
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この事件は、那須野容疑者が2023年3月までの約3年間、市が発注する水道工事の入札価格の情報を千葉容疑者に漏らした見返りに飲食の接待、約20数万円相当を受けたという。
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一関市の入札調書では、那須野容疑者が入札の情報を漏らしたとされる5件の水道工事のうち、千葉容疑者の会社が落札したのは3件。
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その内、2件の落札金額は本来入札に参加する会社が知り得ない予定価格と誤差が1%未満という極めて近い金額だった。落札2件の落札率・99.8%と99.4%。
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千葉容疑者が事前に那須野容疑者から入札価格を手に入れた上で、入札に臨んだことが推測される。
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捜査本部は引き続き2人の関わりや余罪などについて追及する方針。
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特殊詐欺Gのマネロンを請負:メンバー11人逮捕!

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リーダー格を含む別のメンバー・海外に逃亡か!
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マネロンで悪用の1300口座を凍結要請・大阪府警!
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ペーパーカンパニーの銀行口座を悪用して、マネーロンダリングを請け負っていたとみられる組織のメンバーらが逮捕された。警察はこの組織を特殊詐欺グループなどが利用していたとみて調べている。
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5月21日、組織犯罪処罰法違反などの疑いで捜索を受けているのは、富山市内にある「リバトン」の関係先。捜査関係者によると、リバトンは傘下に立ち上げた多数のペーパーカンパニーから銀行口座を不正に集め、特殊詐欺グループなどが犯罪で得た資金の出所をわからなくするマネーロンダリング、いわゆる資金洗浄を請け負っていた。
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5月21日までにマネーロンダリングに関わった疑いで組織のメンバー十数人の逮捕状が請求されていて、藤井亮平容疑者(40代)ら11人が5月21日午前に逮捕されたという。
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一方、リーダー格を含む別のメンバーは海外に逃亡しているとみられ、警察が行方を追っている。
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詐取金など犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負うグループが摘発された事件で、悪用された1300に上る法人口座の凍結を、大阪府警が大手銀行など約130の金融機関に要請したことが6月4日、分かった。府警は組織犯罪処罰法に基づき、口座に残った犯罪収益の没収を目指す。
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捜査関係者によると、グループが管理していた約4千口座のうち、実際に資金洗浄に使われたとみられる約1300口座を抽出し、金融機関ごとにまとめて要請した。一般的には警察が一口座ずつ金融機関に依頼しており、一括要請は異例。
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府警は5月、組織犯罪処罰法違反の疑いで会社役員ら13人を逮捕した。
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天草広域連合・新ごみ施設:川崎技研・虚偽報告で契約破棄に!

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焼却灰巡り不信感のニュースが流れていた!
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焼却灰の埼玉搬入案「精査が必要」!
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焼却灰の資源化を前提とした天草広域連合(天草市、上天草市、苓北町)の新ごみ処理施設計画で、連合は3月22日、焼却灰を埼玉県に搬入するとしていた受注企業グループの案について「精査が必要」として、現在進める設計業務を5月末まで中止すると発表した。
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新ごみ処理施設の概要
1 エネルギ回収型廃棄物処理施設(可燃ごみを処理する施設)
・処理方式 ストーカ式焼却方式
・処理能力 95t/日(47.5トン/日×2炉、24時間連続稼働)
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2 マテリアルリサイクル推進施設(不燃ごみ、資源物を処理する施設)
・処理能力 26t/日(5時間稼働)
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そのほか、ごみの焼却の過程で発生する熱を利用した発電設備や、充実した環境学習設備、非常災害時の食糧を備蓄するなど、既存のごみ処理施設以上の機能を備えた施設となっています。
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事業期間と総事業費
1 事業期間
①設計、建設期間 ・・・ 令和5年8月 ~ 令和9年6月(予定)
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②運営期間    ・・・ 令和9年7月 ~ 令和29年3月(19年9カ月)
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2 事業費(本体整備費と運営費の合計)
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36,850,000,000円(税込み)

「落札率99・75%、技術評価31・54点」
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本体工事の着手にも遅れが生じることになり、2027年度の稼働開始に影響が及びそうだ。
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計画を巡っては、受注した川崎技研(福岡市)の企業グループが当初、焼却灰を広島県の資源化施設に搬入する案を提示したが、2024年1月になって同施設の建設延期で受け入れ困難になったことが判明。連合は3月8日、連合議会全員協議会に、天草市から約1500km離れた埼玉県の施設にトラックと民間フェリーで搬入するとした企業グループの代替案を示していた。
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これに対し、連合議員からは「搬入先が遠すぎて現実的でない」などと異論が続出。構成自治体の長が務める正副連合長が「代替案の実現可能性を検証・精査する必要がある」として、設計業務の一時中止を決めた。
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川崎技研は「大切なインフラなので、安全安心なものを提供したい。できることは全力で協力する」と答えた。
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連合長の馬場昭治・天草市長は「法的に一般車と廃棄物を同じフェリーに載せられるのかなど、クリアにすべき問題がある。最終的には住民にとってベストな判断をする」と話した。
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そもそも、企業グループが入札時に提示した計画には不確定要素があった上、代替案は焼却灰を1500kmも離れた埼玉県に運ぶという「非現実的」(連合議会議員)な案。議員からは「不誠実な対応の上、契約不履行に当たる。契約を解除すべきだ」と厳しい声が上がる。
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新施設の入札には二つの企業グループが参加したが一方が辞退し、川崎技研(福岡市)の企業グループが2023年5月に落札。連合事務局によると、焼却灰を広島県福山市の資源化施設に搬入する計画で、グループ側は施設を「建設中」としていたが、この時点で着工していなかった。一部の議員は「そもそも、入札参加資格を満たすのか」と疑問視する。
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また、業者は2023年7月、市外からの灰の搬入を認めないとの連絡を福山市から受けていたが、事務局が翌8月に建設予定地を視察した際も、業者から報告はなかった。
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塩田真一議員(上天草市議)は「広島がだめだったから、埼玉の既存施設とは安易で苦し紛れ。処理経費は変わらないとのことだが、本当に将来的な住民負担が増えないと言い切れるのか」と指摘。別の議員は「契約内容を履行できないならば、契約解除し、入札からやり直すべきだ」と指摘する。
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連合の濵﨑正明事務局長は「精査の結果次第では、契約そのものに影響が出かねない」と、契約の大幅な見直しも選択肢にあることを示唆した。
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. し尿処理施設の改修工事で岡山市が和解手続きへ! . 1億7千万円を追加負担! . . o00 .  岡山市は、し尿処理施設・一宮浄化センターの改修工事を巡り施工業者に1億7000万円を追加で支払う方針。 .  岡山市は15年12月、一宮浄化センターの改修工事を水ingエンジニアリング(東京・港)に33億4260万円で発注した。当初の工期は15年12月~19年3月。発注者は成果物に必要な性能を示し、具体的な仕様などは受注者の裁量で決める「性能発注方式」で契約した。 .  岡山市は大阪市の業者「水ingエンジニアリング」と改修工事について契約したが、翌年、市が作成した仕様書に誤りがあったことが分かった。 . o1-1 .  この工事では設備の改修の他、これまで隣接する河川に排出していた処理水を公共下水道に流すための放流管を新たに敷設する。放流管は、管径100mmの圧送管だ。 .  市が受注者に示した参考図では、施設の東側に隣接する笹ケ瀬川の堤防の中に一部の管路を通すルートを描いていた。しかし、川を管理する岡山県との協議の結果、堤防の強度に問題が生じると判明。ルート変更の必要が生じた。 .  17年2月ごろ、市は受注者からの設計変更の要求に対し、「性能発注方式なので、当初の契約金額の範囲内で対応すべきだ」と主張。新たなルートの検討などで時間を要したため、工期は2年3カ月延長したものの、契約金額の変更は認めなかった。 . o2-1 . o2-2 .  業者は、設計の追加や工期の延長が必要になったとして追加費用を市に請求、しかし、市が「施工条件の範囲内」だとして支払いを拒否したため、業者は2022年、約2億9000万円の支払いを求め岡山地方裁判所に提訴した。 . o3-1 . o3-2 .  2024年2月、岡山地裁は「施工条件の範囲内とは言えず、追加費用は岡山市が負担すべきだ」として市が業者に1億7000万円を支払う和解案を提示した。 . o3-3 .  これを受けて市は、和解に向けた手続きを進めることを決めた。今後、必要な予算案を6月10日開会予定の定例市議会で提案するという。 . o3-4 .

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し尿処理施設の改修工事で岡山市が和解手続きへ!
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1億7千万円を追加負担!
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岡山市は、し尿処理施設・一宮浄化センターの改修工事を巡り施工業者に1億7000万円を追加で支払う方針。
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岡山市は15年12月、一宮浄化センターの改修工事を水ingエンジニアリング(東京・港)に33億4260万円で発注した。当初の工期は15年12月~19年3月。発注者は成果物に必要な性能を示し、具体的な仕様などは受注者の裁量で決める「性能発注方式」で契約した。
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岡山市は大阪市の業者「水ingエンジニアリング」と改修工事について契約したが、翌年、市が作成した仕様書に誤りがあったことが分かった。
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この工事では設備の改修の他、これまで隣接する河川に排出していた処理水を公共下水道に流すための放流管を新たに敷設する。放流管は、管径100mmの圧送管だ。
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市が受注者に示した参考図では、施設の東側に隣接する笹ケ瀬川の堤防の中に一部の管路を通すルートを描いていた。しかし、川を管理する岡山県との協議の結果、堤防の強度に問題が生じると判明。ルート変更の必要が生じた。
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17年2月ごろ、市は受注者からの設計変更の要求に対し、「性能発注方式なので、当初の契約金額の範囲内で対応すべきだ」と主張。新たなルートの検討などで時間を要したため、工期は2年3カ月延長したものの、契約金額の変更は認めなかった。
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業者は、設計の追加や工期の延長が必要になったとして追加費用を市に請求、しかし、市が「施工条件の範囲内」だとして支払いを拒否したため、業者は2022年、約2億9000万円の支払いを求め岡山地方裁判所に提訴した。
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2024年2月、岡山地裁は「施工条件の範囲内とは言えず、追加費用は岡山市が負担すべきだ」として市が業者に1億7000万円を支払う和解案を提示した。
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これを受けて市は、和解に向けた手続きを進めることを決めた。今後、必要な予算案を6月10日開会予定の定例市議会で提案するという。
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福岡・直方市:浄水施設管理業務の下請け便宜・係長を逮捕!

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下請け便宜の見返りにゴルフ用品得た疑い!
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福岡県直方市発注の浄水施設管理業務を巡り、特定の業者を下請けとして入れるよう便宜を図った見返りに、ゴルフ用品など約140点(約90万円相当)を受け取ったとして、県警は5月23日、市水道施設課浄水係係長、阿部智明容疑者(49)を収賄容疑で逮捕した。
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贈賄容疑で直方市の上下水道設備工事「イオハラ設備」役員、庵原(いおはら)良修(よしのぶ)(54)▽福岡市早良区の設備資材販売「共立機工」役員、桑原雄三(52)▽同社社員、永渕徹(40)の3容疑者を逮捕した。県警はいずれも認否を明らかにしていない。
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また、物品を渡した贈賄の疑いで、直方市の設備工事会社の代表取締役、庵原良修容疑者(54)ら3人も逮捕さている。
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警察によると、阿部容疑者は2022年4月から2023年3月にかけて、浄水場の草刈り業務を庵原容疑者の会社が下請け業者として受注できるよう便宜を図った見返りに、釣り具やパソコンなど140点、あわせて90万円相当を受け取った疑いです。
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捜査2課によると、阿部容疑者は21年4月に同係長に就任。庵原容疑者とは以前から業務を通じて知り合いだったという。阿部容疑者が求めた物品を桑原、永渕両容疑者が用意し、阿部容疑者が市役所などで受け取ったとみている。
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贈賄容疑で逮捕された下請け業者が業務を受注した市の業務委託制度については、明確な管理ができていなかった。市によると、委託先の会社が業務の一部を下請けに発注する場合、事前や事後の確認といった決まりが整備されておらず、今後の課題とされていたという。
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直方市の大塚進弘市長は記者会見で「市政に対する信用を著しく失墜させた。市民の皆様方の信頼回復に努めてまいりたい」と陳謝した。
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さいたま市・土地区画整理事業:市有地を不適正売却!

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職員が関与か・刑事告訴も視野!
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さいたま市は5月24日、同市中央区で進めている土地区画整理事業を巡り、必要な手続きなしに契約書が作られ、市有地が勝手に売却されたと発表。.

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事業を所管する部署の男性職員が関わった可能性があるとみて、市は庁内に調査検討会議を設置して原因を調べるとともに警察に相談。関係者の処分や刑事告訴も視野に入れる。
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問題が発覚したのは、市が進める「与野駅西口土地区画整理事業」のエリア内にある土地。同日、記者会見した中島栄一まちづくり推進部長らによると、土地は同事業の調整用地として取得したが、市の意思決定や決裁がないまま売却可能な財産に変更され、2024年1月に契約書が作成され売却された。契約書に書かれた代金は市に振り込まれた。
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4月に定期監査のため書類を確認したところ発覚。市は、事業を所管する与野まちづくり事務所の男性職員が契約に関わった可能性があるとみて話を聞き、他の職員が関係していないか調査する。6月末までに「一定の方向性は出したい」(中島部長)としている。男性職員は現在、別の業務に就いている。
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契約書には市長印が押されていたが、担当部局の決裁などを経ず、いきなり契約書に押印することは考えにくいといい、市長印偽造の可能性も含め調べる。契約の相手方には経緯を説明し、土地の返還を求め協議する。
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中島部長らは会見で「関係者、市民におわび申し上げる」と謝罪。清水勇人市長は「市政への信頼を著しく損ねる事案。発生原因の調査と再発防止策を検討するとともに、厳正に対処する」とのコメントを発表した。
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同事業は、JR与野駅西口の約8.3haが対象で33年度に完成予定。市は売却された土地の詳しい場所や面積、契約相手、金額を明らかにしていない。
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秋田・成瀬ダム知事が視察 「事業費増額は妥当」!

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事業費増額は妥当!
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秋田県東成瀬村で建設が進む成瀬ダムの工事現場を佐竹知事が視察。事業費が370億円あまり増え、およそ2600億円となる成瀬ダム。佐竹知事は増額を妥当だとしながらもコスト削減に努めていくと述べた。
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成瀬ダムは洪水の被害を軽減するほか雄物川流域の地域に農業用水と生活用水を供給する「多目的ダム」として国が建設を進めている。5月14日は佐竹知事が建設現場を訪れ、工事の担当者から進捗状況などについて説明を受けた。
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成瀬ダムの建設について国土交通省は先週、工期が1年延び、2027年度の完成となるとした。これにともなう人件費の増額や資材価格の上昇などで、事業費は370億円あまり増えることも明らかにした。
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成瀬ダム工事事務所によると、ダム本体に使うセメントはこの2年あまりの間に10%以上値上がりしたという。さらに、今年度始まった長時間労働の規制で、これまで2交代で進めていた24時間体制の工事が維持できなくなり、工期の延長につながったという。
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成瀬ダム工事事務所安部剛 事務所長
「凡例にございます通り、資材の単価の平均金額が127%ぐらいということで、かなり増額になってきてございます」
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事業費の見直しは2021年に続き2回目で、当初の事業費から1070億円あまりの増額となります。これにともない県の負担額も増え、およそ460億円となる見通し。
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佐竹知事
「県のいろんなこういう事業も全部同じくらいの率で上がってますので、まずは妥当だと思います。国とも情報交換しながら何とか少しでも負担が軽くなるように」
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全体の約8割の工事が完了している成瀬ダム。今後順調に進めば2026年の冬から試験的に貯水が始まる。県は6月開会する県議会に事業費の増額を提案する方針。
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成瀬ダム堤体打設工事(第1期)
場所:秋田県東成瀬村
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工期:2018年5月~2023年3月
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発注者:国土交通省東北地方整備局
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規模:堤高114.5m 堤頂長755.0m
堤体積485万m3 有効貯水量7,500万m3
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堤体の施工は鹿島・前田建設工業・竹中土木JV
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成瀬ダムは、秋田県の雄物川水系成瀬川に建設される多目的ダムで、雄物川水系の洪水被害の軽減や下流の流量確保、農業用水及び水道用水の確保、発電などを目的とした台形CSGダム。
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堤頂長755.0m、堤高114.5m、堤体積485万m3、総貯水容量7,850万m3を誇り、台形CSGダムとしては国内最大。
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台形CSGダムとは、砂礫をセメントで固めて台形状に作るダム型式で、現地発生土を用い、かつ、汎用機械での施工が可能となるため、設計・施工・材料の合理化が図られたダム型式として近年注目を集めている。
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成瀬ダムでは、五ケ山ダム、大分川ダム、小石原川ダムで順次適用機種を増やしてきた、建設機械の自動化による建設生産システム「A4CSEL」を始め、全自動スライド型枠などを適用することとしており、ダム現場の工場化を推進。
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雄物川はこれまで何度も洪水被害や渇水被害が発生しており、成瀬ダムの完成は流域及び地域の皆さんに待ち望まれている。竣工は2024年度の予定。
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成瀬ダムは、完成すると日本最大の台形CSGダムとなる。冬期は豪雪のため、半年間は工事ができない条件の中で工事を進めている。
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成瀬ダムでは、鹿島が誇る、建設機械の自動化を核とした次世代の建設生産システム「A4CSELR」を全面導入してCSG打設が行われ、堤体打設の最盛期にはダンプトラック、ブルドーザ、振動ローラ、仕上げローラ、清掃車、合計23台の自動化重機が昼夜問わず稼働する予定。鹿島のフラッグシップ現場として「現場の工場化」を推進し、生産性、安全性の劇的向上を目指している。
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「名古屋給食事業」入札6社談合:約3億9千万円の課徴金!

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公正取引委員会が納付命令!
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学校給食での入札談合は全国で初!
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名古屋市立中学校のスクールランチ事業の入札で談合を繰り返していたとして、市内にある事業者6社が3億9296万円の課徴金納付命令などを受けた。
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公正取引委員会によると、名古屋市中区にある「日本ゼネラルフード」など、給食業者計6社は、遅くとも2017年2月~2023年1月、名古屋市が実施した給食提供業務の指名競争入札や一般競争入札で、事前に受注予定業者などを決めていた。
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スクールランチは生徒が希望したメニューを業者が調理・配送する仕組みで、22年度の発注総額は計約19億円だった。2017年以降、名古屋市が発注する「中学校スクールランチ」の調理業務などの入札で、落札業者や価格を事前に談合し決めていた。
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命令を受けたのは「日本ゼネラルフード」、「メーキュー」、「ミツオ」、「松浦商店」(いずれも名古屋市)、「魚国総本社」(大阪市)、「葉隠勇進」(東京都港区)。
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2023年1月に6社とともに立ち入り検査を受けた「コンパスグループ・ジャパン」(東京都中央区)も違反を認定されたが、調査開始前に課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づいて談合を自主申告したため、いずれの命令も免れた。NGFと葉隠勇進、「松浦商店」(名古屋市)の3社も同制度が適用され、課徴金額はそれぞれ30%減免された。
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公正取引委員会はこの6社に対し、5月22日付で、違反行為の改善と課徴金計約3億9296万円の納付を命じた。
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学校給食での入札談合は全国で初めて。各社は取材に「再発防止を徹底する」などと答えた。
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リニアトンネル工事:岐阜・瑞浪市で井戸や池・水位低下!

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水が枯れた場所も!
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JR東海は、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜県瑞浪市で、トンネル工事の影響が原因とみられる井戸やため池などの水位低下があったことを明らかにした。
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JR東海によると、瑞浪市 大湫(おおくて) 町で2023年2月、同社が設置した観測用の井戸で水位低下を確認した。同社の調査では、約40世帯に水を供給している共同水源3か所、個人宅の井戸9か所、ため池2か所の計14か所で水位の低下が見られた。一部では、水がすでに枯れてしまった。
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JR東海は5月13日夜、地元で住民説明会を開いて、今後の対策を説明。井戸水を上水道に切り替える工事をするほか、使えなくなった水源の代わりとなる井戸の設置や、給水槽を増やすことなどを検討する。上水道を使うための工事費などは同社が負担する。トンネル工事は続ける方針。
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JR東海は「早急に上水道工事を進めるとともに、引き続きトンネル掘削との関係を調査して 真摯に対応してまいります」とコメント。
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預金1億3000万円を会社の口座から不正送金!
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自分の私腹を肥やすため!
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薬局運営会社の資金1億3000万円を横領したとして、警視庁小松川署は5月20日、業務上横領の疑いで、同社の元代表取締役で薬剤師の伊藤友佑容疑者(42)を逮捕した。
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逮捕理由は、薬局などを運営する会社の代表取締役だった伊藤友佑容疑者が、会社の預金1億3000万円を不正に送金し、着服したとして。
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警視庁によると、薬剤師の伊藤友佑容疑者は2021年から2022年にかけて、当時、自身が代表取締役を務めていた薬局などを運営する会社の預金1億3000万円を、業務と関係のない投資会社に不正に送金し、着服した疑い。
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伊藤容疑者は投資目的で金を送金していて、振り込みは2社に対する投資目的だった。2社から計約1000万円の配当を受けていたといい、「自分の私腹を肥やすためだった」と容疑を認めているという。
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22年3月以降、被害企業の親会社が不透明な資金繰りに気づき、社内調査を実施して発覚し、2023年2月に警視庁が告訴を受理して捜査していた。
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楢葉町:2900万円を横領した元職員・実刑判決!

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町が勝訴したが被告に支払う資産があるのだろうか!
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約2900万円を横領した楢葉町の元職員に実刑判決が言い渡された。
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業務上横領の罪で判決を受けたのは、楢葉町の元職員=遠藤国士被告。
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判決によると、遠藤被告は、2019年から2年間に渡って楢葉町土地改良区などの口座などから現金を引き出し、約160回にわたって、約2900万円を着服し横領した。
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5月13日の判決公判で、地裁いわき支部の有本祥子裁判官は、「ギャンブルや借金返済のために犯行におよび、情状酌量の余地はない」として遠藤被告に懲役3年6か月の実刑判決を言い渡した。
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この事件について、楢葉町役場は「元職員の楢葉町土地改良区ほか公金横領事件の経過について」と題し以下のように経過を説明している。
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楢葉町職員の不祥事について(お詫び)【公開日:2021年9月9日】
さて、このたび、公金にかかる事務について、町民のみなさま方に対し、お詫びをしなければならない事態が発生しました。事態の全容はなお不明な点も多く、解明には至っておりませんが、これまで把握した状況等を町民のみなさま方にご報告し、お詫び申し上げます。
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不祥事のあらましは、楢葉町土地改良区等の事業資金について、使途不明金が判明しました。このことに対し、楢葉町土地改良区の経理を担当していた楢葉町産業振興課職員に確認するも、連絡がとれない状態が続いていましたが、令和3年8月23日に、当該職員の弁護士を通じて、楢葉町土地改良区等の資金を不正に引き出していたことを認めたものです。
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決してあってはならない公金横領の不正が発覚したことから、この職員を令和3年9月8日付けで、もっとも厳しい懲戒免職処分といたしました。
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このような不祥事が発生し、町民のみなさま方に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。また、町政に対する信頼を著しく失墜させる事態となりましたことを深く反省します。
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町といたしましては、全職員に対し、公務員倫理の確立、服務規律の遵守と綱紀粛正の徹底を図るよう指導してまいります。
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震災以降、多くの方々のご支援によりここまで復興することができましたが、結果として、そうした多くの方々を裏切るような事態となり、私自身も痛恨の極みであります。
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今後、当該職員には、告訴・告発を、楢葉町土地改良区とともに行ってまいります。
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元職員の土地改良区ほか公金横領事件の告訴状兼告発状の提出について【公開日:2021年12月2日】
先般発覚いたしました、元職員の土地改良区ほか公金横領につきまして、土地改良区と連名で、本日、双葉警察署に告訴状兼告発状を提出いたしました。元職員は9月8日付けで懲戒免職処分となりましたが、今回の事件は金額も多大であり、社会的影響も大きいことから、告訴(土地改良区)・告発(楢葉町・土地改良区)することとしたものでございます。
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元職員の楢葉町土地改良区ほか公金横領事件の民事訴訟の提訴について
2022.2.16.
当町は、元職員による楢葉町土地改良区ほか公金横領事件につきまして、土地改良区と連名で、本日、元職員に対して損害賠償等を求める民事訴訟を、福島地方裁判所いわき支部へ提訴しました
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元職員の楢葉町土地改良区ほか公金横領事件にかかる口頭弁論及び判決について
2022.4.6.
土地改良区ほか公金横領事件にかかる損害賠償請求事件(令和4年(ワ)第29号)の口頭弁論が、令和4年3月29日(火)に開かれ、続く令和4年4月5日(火)には被告に対し、土地改良区に41,574,648円(遅延損害金等を含む)、町に301,309円(遅延損害金等を含む)の支払いを命ずる判決が言い渡されました。
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裁判所からの理由には、被告が先の口頭弁論期日に出頭せず、答弁書にも請求原因に対する認否の記載がなく、被告が請求原因事実を争うことを明らかにしないものとして、自白するものとみなすとされました。
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原告である土地改良区及び町としては、引き続き、法的措置を実施する予定です。
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楢葉町土地改良区ほか公金横領による元職員の裁判での判決言い渡しについて
公開日:2024年05月13日
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楢葉町土地改良区等の事業資金を横領し、令和3年9月8日付けで懲戒免職とした元職員の刑事訴訟(業務上横領)については、本日、福島地方裁判所いわき支部において「懲役3年6月」の判決が言い渡されました。
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本件については、令和4年4月5日付けで、横領事件にかかる損害賠償請求事件の支払い命令が確定しております。元職員には、罪を償うことと共に、町と土地改良区に対する賠償金の速やかな支払いを求めます。
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今後、町といたしましては、町民の皆様からの信頼回復に向けて、引き続き、職員一丸となって誠心誠意、職務を遂行してまいります。
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バンダイナムコ元社員:5400万円着服疑いで逮捕!

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会社所有のスマホ・500台売却!
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数年間で4000台・4億円着服!
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会社が管理する多数のスマートフォンを売却して約5400万円を着服したとして、警視庁捜査2課は5月14日、ゲーム大手「バンダイナムコエンターテインメント」(東京都港区)元社員、豊住陽一容疑者(59)を業務上横領容疑で逮捕した。
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警視庁は、2022年までの数年間にわたり約4000台を売り、約4億円を着服したとみて調べる。
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逮捕容疑は20年1~12月、同社が社員らの業務用に管理していたスマートフォン約500台を約30回にわたって東京都内の買い取り店で売却し、計約5400万円を横領した。容疑を認めているという。着服した現金は、ガールズバーや風俗店などの遊興費に充てたとみられる。
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警視庁などによると、豊住容疑者は社員が業務で使用するスマートフォンなどのモバイル端末を管理する立場だった。
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21年11月、同社の管理システムの登録と、実際に社員らが使用しているスマートフォンなどのモバイル端末の数が異なっていることが発覚。同社は22年12月20日に豊住容疑者を懲戒解雇し、23年12月に警視庁に刑事告訴していた。
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北海道豊頃町・贈収賄:元施設課長と十勝開発・逮捕!

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特定業者が有利になるよう入札参加業者を指名!
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駐車場工事約3000万円、歩道の改修工事約500万円で落札!
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北海道豊頃町が発注した工事などの指名競争入札を巡る贈収賄事件で、逮捕された豊頃町の元課長が、入札の参加業者を特定の業者が有利になるよう指名したとみられる。
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豊頃町の元施設課長、越谷光裕容疑者(61)は、町が2023年度に発注した道路の舗装工事などで、町内の土木業者「十勝開発」が落札できるよう便宜を図り、代表取締役の松本司容疑者(66)から合わせておよそ14万円相当の飲食などの接待を受けた。
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入札は自治体が複数の業者をあらかじめ指名する方式で、警察は、越谷容疑者が、「十勝開発」が有利になるよう、入札に参加するほかの業者を指名したとみている。
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越谷容疑者は2018年11月から6年近くにわたって町の施設課長を務め、土木工事の発注業務を取り仕切っていた。
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十勝開発は、豊頃町で唯一の道路舗装などを行う業者で、そのため、町が発注する舗装関連の大半を担っていた。
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豊頃町によりますと、十勝開発は2023年7月に行われた中学校の駐車場の工事を約3000万円、歩道の改修工事を約500万円で落札。
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落札率は、いずれも約98%。
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豊頃町 按田武町長
「事件が発生してしまったことはあってはならないこと。極めて重大な事態と自覚してで、真摯に向き合っていかなければならない」
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警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。
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町の元課長と十勝開発・松本司容疑者が逮捕された贈収賄事件で、業者側から入札で便宜を図るよう頼んでいた。
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逮捕された町の元施設課長・越谷光裕容疑者は退職後、賄賂をおくっていた十勝開発に再就職する予定だった。
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警察は越谷容疑者が数年に渡って賄賂を受け取っていた可能性があるとみて、全容解明を進めている。
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2人は5月16日、身柄を検察庁に送られた。
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尾道市職員:道路工事の入札情報漏洩・2人逮捕!

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尾道市職員と土木建築会社元社長を逮捕!
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官製談合防止法違反容疑!
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尾道市が発注する道路改良工事の一般競争入札で予定価格を業者に漏らしたとして、県警は官製談合防止法違反などの疑いで尾道市土木課の職員らを逮捕した。
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逮捕されたのは尾道市土木課の専門員、高橋宏和容疑者(51)と尾道市栗原町の土木建築会社の元社長、大崎一義容疑者(58)。
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警察によると2人は共謀して、尾道市が発注した道路改良工事の一般競争入札をめぐり2023年5月ごろ、高橋容疑者が大崎容疑者に最低制限価格を算定する基準となる工事費の内訳金額が記載された設計書を交付し大崎容疑者の会社に不正に落札させた。
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工事は最低制限価格に近い1276万円4千円で落札させ、官製談合防止法違反などの疑い。
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警察は2人の認否を明らかにしていない。警察は事件の経緯などを詳しく調べている。
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山梨・南アルプス市:届け出量の20倍・廃材保管・解体業者!

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廃棄物処理法違反の疑い!
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解体業者を書類送検へ!
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山梨県南アルプス市の解体業者が、県の許可を得ず大量の廃材を北杜市内に運搬していた疑いが強まったとして警察は会社社長らを書類送検する方針。
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捜査関係者によると書類送検されるのは、南アルプス市の解体業者の40代社長と従業員の2人。
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2人は2020年以降に県の許可を得ず廃材などを収集し、北杜市武川町にある会社の敷地内まで運搬したとして廃棄物処理法違反の疑いがあるという。
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この解体業者は、県に届け出た量の20倍にあたる、およそ4200m3の木くずなどの廃材を北杜市武川町に保管し、県が2023年11月に改善命令を出していた。
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県は刑事告発も検討していたが、改善命令に沿って期限内に廃材が運び出され、適切に処理されたことを確認。刑事告発は行わないとしている。
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