kyoto-seikei

建設業界、産業廃棄物業界、行政などのニュースを発信。

この画面は、簡易表示です

kyoto-seikei

福井県発注工事:県土木課長・談合防止法違反で略式命令!

.
県の公共工事に関する官製談合で!
.
課長と元職員が停職6か月懲戒処分に!
.
.
9月30日、県が発注した公共工事の随意契約を巡って非公開の情報を漏らしたとして、県土木部の課長や鯖江市の元副市長ら4人が官製談合防止法違反などの罪で略式起訴された。
.

.
起訴状などによりますと、県土木部の50代の課長は去年6月中旬、県が発注していた鯖江市内の街灯の修復工事の随意契約を巡って、申請した事業者の数や名前など非公開の情報を、鯖江市の元副市長を通じて電気工事会社の社長に電話で漏らしたという。
.

.
一方、あわら市の60代の元県職員も3年前の3月、県が発注していた福井市内の道路改良工事に関する非公開の情報を、同じルートで電気工事会社の社長に漏らしたということです。
.

.
検察は30日、2つの事件に関わった4人を官製談合防止法違反などの罪で略式起訴しました。
.
.
県が発注した公共工事の随意契約をめぐって、非公開の情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪で略式命令を受けた県土木部の50代の課長と元職員で60代の男性が10月17日、「停職6か月」の懲戒処分を受けた。
.
県などによると、50代の課長は、2024年6月に県が発注していた、鯖江市内の電気工事の随意契約をめぐって、申請した事業者の数や名前といった非公開の情報を、電気工事会社の顧問に漏らした。
.
元県職員で60代の男性は、県の職員だった2022年3月に、県が発注していた福井市内の電気工事についての非公開の情報を、同じ電気工事会社の顧問に漏らしたという。
.
2人は官製談合防止法違反などの罪ですでに略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けている。
.

.
県の聞き取りに対し、50代の課長は「違法であるという認識があり、一旦は断ったが、顧問が県庁の大先輩という思いがあった」などと述べているほか、元県職員の男性は「顧問とは同じ職場で、上下関係にあった」と述べている。
.
2人は情報漏洩の見返りを受けていない。
.
県はこの事件を受けて、職員にアンケート調査を行ったところ、過去に、入札に関して元職員や業者からの不当な働きかけが26件確認できたという。
.
今後、職員のコンプライアンス研修を強化するとともに、内部通報者制度の運用を改善していきたいとしている。
.
.
県が発注した公共工事に関する非公開の情報を漏らしたとして、鯖江市の元副市長ら4人が官製談合防止法違反などの罪で略式起訴されていた事件で、10月30日までに罰金刑が確定したことが分かった。
.
起訴状などによると、県土木部の50代の課長は、2024年6月中旬、県が発注していた鯖江市内の街灯の修復工事の随意契約をめぐって申請した、事業者の数や名前など、非公開の情報を、鯖江市の元副市長を通じて電気工事会社の社長に電話で漏らしたもの。
.
一方、あわら市の60代の元県職員も、3年前の3月に同じルートで情報を漏らしていて、検察は9月30日に、関わった4人を官製談合防止法違反などの罪で略式起訴。
.

.
簡易裁判所は鯖江市の元副市長と電気工事会社の社長には罰金50万円を、残りの2人には罰金30万円の支払いを命じた。
.



別府市・会社役員2人:詐欺容疑で3度目の逮捕!

.
国のIT補助金を不正受給した疑い!
.
.
中小企業のIT化を進めるための国の補助金を不正受給した疑いで11月12日、大分県別府市の会社役員の男など2人が再逮捕された。
.

.
2人は、同じ容疑で以前にも逮捕されていて今回で3度目です。
.
詐欺の疑いで再逮捕されたのは別府市浜町の会社役員福田恭司容疑者(39)と、大分市西大道の会社代表社員中島芳徳容疑者(39)です。
.

.
警察によりますと2人は2024年5月から7月の間に別の別府市の会社役員の男性と共謀し、中小企業のIT化を支援する国の補助金350万円をだましとった疑いが持たれている。
.

.
男性の会社の業務のIT化のためにかかった経費を水増しするとともに要件を満たしているように装った虚偽の書類を作成して国の補助金を申請。350万円の補助金を不正に受け取った。
.

.
2人は、以前にも同様の詐欺を行った疑いで逮捕・起訴されており逮捕はこれで3度目。警察は認否を明らかにしていないが同様の手口で不正受給を繰り返していたとみて捜査を進めている。
.

.

.



気仙沼市・官製談合 公判:市職員と元業者・起訴内容認める!

.
検察「社会的信頼を損なう悪質な犯行」 !
.
.
宮城県気仙沼市の公共工事をめぐる官製談合事件の裁判が仙台地方裁判所で始まり、市職員と元業者の男は、いずれも起訴内容を認めた。
.

.
官製談合防止法違反の罪などに問われているのは、気仙沼市建設部土木課の道路整備係長・後藤文治被告(48)で、公契約関係競売等妨害の罪に問われているのは、建設コンサルタント会社の元支店長・清水康弘被告(51)。
.

.

.
起訴状などによると、後藤被告は2023年7月、市が発注した道路工事に関する業務の入札をめぐり、ショートメッセージで「設計価格」を清水被告に伝え、工事を落札させたとされている。
.

.
11月4日、仙台地裁で開かれた初公判で、2人は起訴内容を認めた。
.

.
動機について後藤被告は、「業務を円滑に進めたかった」と述べた。
.

.
検察側は、「立場を利用し、市の入札制度の社会的信頼を損なった悪質な犯行」と指摘し、後藤被告に対し、懲役1年6カ月を、清水被告については懲役1年を求刑した。
.

.

.
弁護側はいずれも、執行猶予付きの判決を求めている。
.

.
判決は、11月18日(火)に言い渡される予定。
.

.



熊本・小国町:前建設課長と建設会社社長を贈収賄で逮捕!

.
土木舗装工事めぐり約52万円分”接待”か!
.
落札は町指名の9業者・2022年4月以降の137件!
.
町発注の工事の約2割を伊藤組が受注・11月7日伊藤組 指名停止!
.
2025年度・土木舗装発注20件・9社指名今後も変わらず!
.

.

.
熊本県小国町発注工事の指名業者から高額な飲食接待を繰り返し受けたとして、熊本県警は収賄の疑いで、同町前建設課長の小野昌伸(60)を逮捕する方針を固めた。県警は5日朝、男性職員を熊本北合志署に任意同行。贈賄の疑いで同町の建設会社の伊藤英志社長にも任意同行を求めた。
.
11月5日、小国町の公共工事をめぐり飲食や宿泊の接待があったとして、町の職員と建設会社社長の男2人が逮捕された。
.
贈賄の疑いで逮捕されたのは、小国町の建設会社社長・伊藤英志容疑者(60)。収賄の疑いで、小国町の前建設課長・小野昌伸容疑者(60)も逮捕された。
.

.

.
小野容疑者は、町の建設課長を務めていた2023年6月~2024年12月にかけて、伊藤容疑者から飲食や宿泊あわせて29回、約52万円相当の接待を受けた疑いが持たれている。
.

.
警察は、小野容疑者が町が発注する土木工事などの指名競争入札への参加業者に、小国町建設業協会に所属する9社を選定したことなどの見返りだったとみている。
.

.
町の建設業協会の会長を務め、小野容疑者と同じ中学校の後輩だったという伊藤容疑者。警察は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしておらず、町も関わる談合が行われていた可能性も視野に捜査を進める方針。
.

.
県警は職員が社長から繰り返し接待を受けていたとの情報を得て、25年5月以降、本人から事情聴取し、通帳やスマートフォンの任意提出を受けるなどして裏付けを進めていた。
.
小野昌伸氏は7月、新聞社の取材に「高価な飲食店に何度も連れて行ってもらった。県警から見せられた明細書には自分でも驚く金額が書かれていた。公務員として利害関係者から接待を受けるべきではなかったと反省している」と話していた。
.

.
収賄の疑いで逮捕された小野昌伸容疑者が町の建設課長を務めていた2022年4月からことし3月のうち、資料が公開されている2022年10月以降、土木工事や道路舗装工事など137件に入札していたのはすべて町内の建設業者9社でした。
.

.
小国町が行っていたのは「指名競争入札」と呼ばれる町があらかじめ指名した業者だけで行う入札です。現在指名されているのは、いずれも町の建設業協会に所属する9つの業者で、町外の業者が入札に参加することはできない。
.

.
町の担当者は、指名競争入札を実施していることについて「町内の業者の育成のため」としていて、「少なくとも1990年代から町内の業者だけで指名競争入札が行われている」とコメントしています。そして今後も指名競争での入札を続ける方針としています。
.
町によると、伊藤容疑者の会社が落札した工事の中には、5年前の熊本豪雨に伴う復旧工事も含まれていた。
.
小国町・渡邉誠次町長
「私としては、両方とも本人を知っていますので小さい頃からの付き合い、その延長線上であると正直認識をしていた。お騒がせをしていることにお詫びをしなければならない。早急な判断は控えさせていただいて今後の状況や(捜査や裁判の)推移をみて事情を確定させたうえで処分などを考えていきたい」
.

.

.
県警が5日、建設会社の家宅捜索を行った。午後5時半ごろ、県警の捜査員が役場に入り、家宅捜索が続いています。公共工事をめぐる贈収賄事件で、小国町に捜査のメスが入った。また、伊藤組へ家宅捜索をしていた捜査員が、建設会社から家宅捜索を終えた捜査員が出てきた。
.

.

.
収賄の疑いで逮捕された、小国町の前・建設課長小野昌伸容疑者と贈賄の疑いで逮捕された「伊藤組」の社長伊藤英志容疑者が6日、身柄を熊本地検に送られた。
.

.

.
.
小国町・指名停止

.



鴻池運輸に約3億円の所得隠しを指摘:大阪国税局!

.
元課長の不正は「概ね事実」も不服として審査請求!
.
.
10月31日、物流大手「鴻池運輸」(大阪市)が大阪国税局の税務調査を受け、2023年3月期までの3年間に計約3億円の所得隠しを指摘された。重加算税を含めた約1億円が追徴課税されたという。
.

.

.

.

.
同社は課税処分を不服として国税不服審判所に審査請求した。同社は「審査請求したのは事実だが、それ以上のコメントは差し控える」としている。
.

.
同社が24年4月に公表した社内調査結果によると、鹿島支店(茨城県鹿嶋市)の元課長らが取引先7社に架空の請求書を作成させるなどして、鴻池運輸から計約5億4900万円が支払われた。代金は下請け側に裏金としてプールされ、一部は元課長らにキックバックされ私的に使ったとみられる。国税局は、この約3億円分が所得隠しにあたると判断したという。
.

.
国税局は、この約3億円について同社の所得隠しと認定。支店幹部らの不正を長期間にわたり把握できなかったことなどから、監督責任を怠ったと判断。
.
2023年11月、大阪国税局の税務調査で茨城県内の支店の元課長らによる、取引先への架空請求が発覚。大阪府警は2025年1月、元課長らが架空取引で約1億7千万円の損害を鴻池運輸に与えたとして会社法違反(特別背任)の疑いで逮捕。元課長は10月、大阪地裁で懲役4年の実刑判決を受け、確定している。
.

.



嘘の石垣島再開発:女性から1.2億円相当詐取で逮捕!

.
コンサル会社 BAR TRADING JAPANの社長・長谷迅容疑者!
.
.
「国のプロジェクト」と架空の開発事業への融資話を持ちかけ、保証金名目などで女性から1億円以上を騙し取った疑いでコンサルタント会社社長の男が逮捕された。
.

.
石垣島(沖縄県)の再開発事業を巡り、保証金名目などで1億2600万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は10月30日、詐欺容疑で、会社役員長谷迅容疑者(53)を逮捕した。「間違っています」と容疑を否認。
.

.
逮捕容疑は20年6~12月ごろ、石垣島の複数の再開発事業を巡って、内閣府の直轄で自身が関係する会社が行っているなどとして、ソフト開発事業を行う会社の代表を務める女性に「参画するのであれば融資する。10%を保証金として払って」と架空の融資話を持ち掛け、会社社長の50代女性から1億2600万円をだまし取った疑い。
.

.

.
長谷容疑者は知人を介して知り合った女性と東京都港区のホテルなどで複数回面談。「国のナショナルプロジェクトを行う。500億円規模になる」などと説明し、自身が掲載された雑誌記事や、内閣府の別事業の広報資料などを見せて信じ込ませたうえで、高級リゾートの建設やサッカーパークの開発を行うなどと架空の開発事業の説明をして関与しているように装っていた。
.

.
長谷容疑者の会社の口座には、2020年7月からおよそ1年間で10社ほどから14億円が振り込まれていて、詐取した金は海外口座への送金などに充てていたとみられる。
.

.
女性が警視庁に刑事告訴し、2025年6月に受理された。
.

.
警視庁同課は他にも被害があるとみて余罪を調べている。
.



JA福井県・高浜支店職員:解約で約6700万円着服!

.
2世帯の定期貯金を勝手に解約!
.
偽造の証書を渡す!
.
.
JA福井県は10月27日、高浜支店に勤務する信用担当の60代の臨時男性職員が、顧客の定期貯金を解約するなどし約6700万円を着服していたと発表した。
.

.
JA福井県の齊藤雅幸組合長らが会見を開き、詳細を説明。この職員は、顧客から信頼されていることを利用し、正規職員だった20年以上前から、日常的に通帳やキャッシュカードを預かり現金の入出金をしていたほか、20年以上前から定期貯金の書き替え手続きを依頼された際、解約金を着服し、顧客には偽造した定期貯金証書を渡していたという。この手口で2世帯から6700万円を着服した。
.

.

.

.
動機については「ギャンブルや物欲から」と話している。
.

.
JA福井県では、引き続き調査を進めている。
.
JA福井県では6月にも、農産物の配送をめぐって40代の男性職員が業者と共謀し架空の輸送費を請求して、約1100万円を着服していたことが明らかになっている。
.
顧客が死亡し、10月14日に相続人から高浜支店に問い合わせがあったことから、着服が発覚しました。職員は「これ以上隠しきれない」と思い上司に報告。
.

.
.


.



福岡・箱崎ふ頭:2.5トンの鋼材3本が落下・下敷きで死亡!

.
鋼材をトラックに積み込中の荷崩れで・立会人が死亡!
.
.
福岡市東区で10月22日午後、鋼材をトラックに積み込んでいた男性が、落ちてきた鋼材の下敷きになり死亡した。
.

.
警察と消防によると、午後3時すぎ、福岡市東区箱崎ふ頭で、同僚から「男性が5トンの鋼材の下敷きになっている。35歳男性意識なし、体全体が下敷き状態」と消防に通報があった。
.

.
男性は30代とみられ、男性作業員が上半身から血を流して倒れていて救助されたが通報からおよそ15分後に、その場で死亡が確認された。
.

.

.

.

.
警察によると、男性はフォークリフトでトラックに鋼材を積み込む作業に立ち会っていて、バランスを調整していたところ3本が落下、巻き込まれたとみられる。
.

.

.

.
鋼材は長さおよそ10m、幅90cmほどで1本の重さがおよそ2.5トンだという。
.

.
警察は男性の身元の確認を急ぐとともに、業務上過失致死の疑いも視野に、関係者に話を聞くなどして、事故当時の状況を調べている。
.

.

.



各種調査で記事発行が遅れています!

.
ここ1か月ほど寄せられる色々の情報とそれに伴う概要調査で、記事発行を休んだり、遅れていることがあり読者から体調不良ですかなどのご連絡をいただいています。体調は万全と言えないため、調査等でもスローペースとなり時間がかかっています。
.
京都政経なら不確かなネタを持ち込んでも「事実か否か」分かるだろうし、それなりに調べて結論を出してくれる。というのが過去からの評価で、それが現在も続いているのです。
.
ここ数年、情報発信に関し法律も変わり本当の話しでも全てをあからさまに掲載できない時代になってきました。本紙にも3分動画を勧める向きもありますが、当面は従来手法で記事発行をしていく所存です。
.
現在進めている調査でも、事件になっていないので社名や人名などは掲載できないのですが、提供されている内容については提供者が了解する場合は掲載していきます。
.
近々、宇治市で行われている入札について「はてな?」と思われる事象を調査しています。概要記事を発行する予定です。
.
いわく物件の開発にゼネコン幹部が介在したり、京都市学校給食センターPFIの工事に変なブローカーの名が出始めたりと、どこまで明らかにできるか分かりませんが記事予定をしております。
.



熊本・芦北町:産廃業 吉永商会が大量土のう・投棄!

.
廃棄物処理法違反で業者を刑事告発へ!
.
社長は自民党県議の吉永和世氏!
.
熊本市の下水処理汚泥を堆肥化する業務を請負!
.
山林に野積みされた4000トンのフレコンバッグ!
.
.

.

.

.
熊本県芦北町古石の山林に汚泥とみられる物質を詰めた大型土のう「フレコンバッグ」(最大1トン)が大量に野積みされている問題で、水俣市の市民団体「新生みなまた」(谷口明弘代表)は10月23日、土のうを運び込んだ同市の廃棄物処理業「吉永商会」が投棄した疑いがあるとして、廃棄物処理法違反容疑で同社を刑事告発すると明らかにした。
.

.
同社は自民党県議の吉永和世氏(59)=水俣市区=が代表取締役を務めている。現場には土のうが少なくとも数百個置かれ、汚水の流出が確認されている。
.

.
市民団体は関係者の証言などから「吉永商会が熊本市から処理を請け負った『脱水汚泥』由来の廃棄物の可能性がある」として近く県警に告発状を提出する。谷口代表は「水俣病を経験した地域であり、土壌や地下水の汚染が心配だ」と話した。
.
熊本市上下水道局によると、同社は市が下水処理した汚泥を堆肥化する業務を受託。2024~26年度に市内4カ所の浄化センターから排出される年間約4千トンの脱水汚泥を堆肥化する業務で、委託費は総額約2億円。
.

.
市上下水道局は「排出事業者として必要な対応を取る。業者への聞き取り調査など含めて検討したい」としている。
.

.
.
熊本県芦北町古石の山林で汚泥とみられる黒い物質が詰められた大型土のう「フレコンバッグ」(最大1トン)が大量に野積みされていて、搬入したのは水俣市の廃棄物処理業「吉永商会」で、同日現地を確認した熊本県は、付近で黒い水が流れ出ているとして吸水や土のうをシートで覆うなどの汚水対策を講じるよう同社を行政指導した。
.

.
同社は自民党県議で党県連政調会長の吉永和世氏(59)で、吉永氏は熊本日日新聞の取材に「廃棄物ではない」と説明。県も「廃棄物には当たらない」としているが、水俣市の市民団体は「土壌や地下水が汚染されないか心配だ」と指摘している。
.

.
芦北町で野積みされた大型土のうについて、関係者は「リサイクルセンターで処理しきれない分を会社が運び入れている」と証言した。現場はリサイクルセンターから約2km離れた場所にあり、登記上は個人所有地。
.
吉永氏は「周囲に民家はない。牛を飼っていた場所を借り、農業用肥料にする前の1、2回発酵させた原料を仮置きしているだけ。熊本市から持ってきたものをそのまま置いているわけではない」と説明。
.

.
県循環社会推進課の担当者は22日、土のうの中身について「製品として出荷する前のものと会社から説明を受けた。廃棄物でなければ、野積み自体は悪質な行為ではない」としている。
.

.
現場は芦北町古石にある「吉永商会」(水俣市)のリサイクルセンターから西に車で約2km。周辺は空き家が目立ち、車はほとんど走っていない。曲がりくねった林道を進むと、朽ちた牛舎のような施設が見えた。
.
さらに進むと、野積みされた土のうが現れた。無数のハエが記者の体にまとわりつく。土のうの袋が破れ、水分を含んだ黒い物質が漏れ出ていたものもあった。現場では石油のような色をした黒い水たまりも確認できた。
.

.
10月21日午前には、車体に「YOSHINAGA」と書かれた大型トラック2台が複数の土のうを運び入れていた。
.
2025年の春以降、倉庫内には、強い雨が降った際に雨水が入り混んでいたということです。
.

.
県も今年7月の調査で、屋根の一部が破損していることを確認し、対策を講じるよう口頭で指導していました。
.
県担当者は「水俣市の倉庫から汚水が流れ出た可能性はある」としている。
.

.



東京・奥多摩町の採石場:作業員70m転落・死亡!

.
JR古里駅から2kmの山間の砕石場! 
.
.

.
東京都奥多摩町の採石場で男性作業員が斜面を約70m転落し死亡。
.

.

.
10月22日午後4時ごろ、奥多摩町小丹波の「昭和石材入川採掘場」で「作業員が転落した」と119番通報があった。
.

.

.
作業員は当時、作業中だったとみられ、何らかの理由で斜面から転落したという。男性は頭から出血した状態で発見され、意識不明の重体。病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認された。
.

.

.
警視庁は他の作業員から話を聞くなどして転落した理由など当時の状況を調べている。
.

.
現場はJR古里駅から2kmほど離れた山間。
.



神戸製鋼加古川製鉄所内の関西熱化学:機械に頭を挟まれ死亡!

.
点検しようと炉を覗き! 
.
ピストンが突然動き出した!
.
.
10月27日午前10時過ぎ、兵庫県加古川市金沢町の神戸製鋼加古川製鉄所内にある関西熱化学の工場内で「30代の男性が頭部を機械に挟まれた。意識がない」と消防に通報があった。
.

.

.
消防が駆け付けましたが、男性はその場で死亡が確認された。
.

.
警察によると、男性は石炭を原料とした「コークス」を精製する炉の管理を担当していて、炉に石炭を入れるピストンが急に停止したため、男性が点検しようと炉の中を覗き込んだところ、ピストンが突然動き出し、頭を挟まれたとみられる。
.

.

.
当時3人で炉の管理作業をしていて、警察は業務上過失致死の可能性も視野に捜査している。
.

.
関西熱化学は、「事実関係確認中」としている。
.



鹿児島・霧島市:災害復旧作業中に重機ごと穴に転落・死亡!

.
大雨被害で陥没した穴の中に!
.
.

.
2025年8月の大雨で陥没した鹿児島県霧島市の山の中の舗装道路で、10月21日復旧作業に当たっていた74歳の作業員が重機ごと穴に転落し、死亡した。
.

.
警察や消防によりますと、21日午前11時半ごろ、霧島市隼人町のJR肥薩線の嘉例川駅から北に約1.5km先の山中で、作業をしていた現場関係者から「男性が深さ4~5mの穴にショベルカーごと転落し、意識がない」と119番通報がありました。
.

.
この事故で、霧島市牧園町持松の土木作業員・木佐貫廣美さん(74)が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、約6時間後に死亡しました。
.

.
現場は車がすれ違えないほど狭い舗装道路で、木佐貫さんは同僚2人と共に2025年8月の豪雨で陥没した山中の舗装道路で、穴を埋め戻す作業に当たっていたという。
.

.
警察は、事故の詳しい状況を調べている。
.



熊本・産廃 八木運送:2000万円余脱税・700万円余不正還付!

.
運送・産廃処理業者と元役員に有罪判決!
.
.

.
架空の工事を申告したとして、脱税などの罪に問われている会社と元役員に有罪判決です。
.

.
運送や廃棄物処理を行う熊本市の八木運送と前取締役の清野浩史被告(43)は2023年6月、架空の工事が行われたように偽り確定申告を行って2000万円あまり脱税し700万円あまり不正に還付を受けた罪に問われていた。
.

.
10月27日の判決で熊本地裁は「不正に免れ還付を受けた額は約2700万円と多額」と指摘したうえで「必要な修正申告を行っている」などと述べ、八木運送に罰金800万円、清野被告に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡した。
.

.

.

.



かんでんエンジニアリング・警備費水増し:社員13人関与!

.
警備会社に費用を水増し請求させ・現金受け取る!
.
社員13人が関与・1人は約600万円をキックバック!
.
.
関西電力のグループ会社の社員10人以上が、警備会社に発注した費用を水増しして請求させ、キックバックとして現金などを受け取っていた。
.
かんでんエンジニアリング・大久保昌利 社長
「心よりお詫び申し上げます」
.

.
関西電力のグループ会社「かんでんエンジニアリング」によると、2019年度から2024年度にかけて、社員13人が工事の際に警備員の数を改ざんするなどして、警備会社に費用を水増しして請求させていた。
.

.
このうち10人と、13人とは別の2人が警備会社から利益供与を受けていた。23~24年にかけて計約600万円の現金を受け取った従業員が1人いたほか、自身の飲食代の領収書を警備会社に処理させ、割烹(かっぽう)料理店での毎月の会食、商品券の受領、年2回のゴルフコンペなどの見返りを受けていた。
.

.
2025年6月、社内の窓口への通報で不正が発覚。7月から社外弁護士らが調査を実施していた。水増しの総額は数千万円に上るとみられる。
.

.
同じような不正は、別の警備会社でも行われていた可能性があり、会社では、刑事告訴も検討している。
.

.
かんでんエンジニアリングの大久保昌利社長は役員報酬20%を2カ月間返上する。
.




top