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1人乗り・スコーピオン!
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ドバイで大量生産を!
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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイの警察は10月15日までに、ロシア技術開発企業が手掛ける「空飛ぶオートバイ」を将来的に導入する方針を決めた。
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この空飛ぶ白バイは、ロシアに本拠を置くホーバーサーフ社が開発したもの。同企業「ホーバーサーフ」のアレクサンダー・アタモノフ最高経営責任者(CEO)はフェイスブックで、ドバイ地区で大量生産を始める了解覚書に署名したと明かした。このバイクは「スコーピオン」と呼ばれる1人乗りのタイプで、4枚の回転翼を備える。速度は時速40マイル(時速約64km)で、25分間の飛行が可能。搭載能力は600ポンド(約272kg)。自律的な作動も出来るとしている。
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スコーピオンの採用は、ドバイで今年開かれた技術展示会での披露を受けた措置ともなっている。
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ドバイの警察は、最先端技術の装置を積極的に取り入れる「スマートドバイ」計画を進めており、「ランボルギーニ」の高速パトロールカー、自動走行ロボットのパトカーや「ロボット警官」の導入も既に発表している。
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この『スコーピオン』は、1名乗車の空飛ぶバイクで、前後のタイヤに代えて、4枚の回転翼が付く。パワートレインは電動で、無人での自律飛行も可能。スコーピオンは、二輪車とヘリコプター、ドローンの長所を併せ持っているのが特徴といえる。
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ドバイ警察は、この空飛ぶ白バイを2年以内に配備する計画。初の飛行テストの様子を、公式サイトを通じて配信している。
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