我が事はさて置いて他国が気になる:中国!

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日本の防衛予算・「関心と警戒」!
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12月24日、日本の防衛予算が5年連続で増加し、過去最高を更新していることについて、中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で、「歴史的な原因により、中国には日本側の動向や真の意図に対して高い関心と警戒を抱くだけの理由がある」と述べた。
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【記者】

日本政府は22日の閣議で2017年度予算案を決定し、総額は過去最高を更新し、このうち防衛予算は5年連続で増加し、過去最高を更新した。メディアによると、日本側の史上最高額の防衛予算案は中国に対処するためのものだという。中国はこれについてどうコメントするか。
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【華春瑩報道官】

私たちは、ここ数年来、日本側が一方では「中国の脅威」を絶えずねつ造して喧伝し、また一方では軍事力を絶えず高めてきた姿をみている。歴史的な原因により、私たちには日本側の動向や真の意図に対して高い関心と警戒を抱くだけの理由がある。
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日本側は真に歴史を鑑とし、平和発展の道を歩むことを堅持できるのか。アジアの隣国と国際社会は強く注視し続けている。と、いう訳だが、この最中に中国は、対日米に対し「空母遼寧を含む艦隊が宮古島沖を通過し西太平洋で艦隊演習」を行う予定だ。
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ここ数日、中国の空母「遼寧」と駆逐艦、護衛艦数隻による編隊が、艦上戦闘機「殲15」やヘリコプターを多数搭載して、海区を跨ぐ訓練任務を展開している。23日には、黄海の海空域で、「殲15」の「遼寧」甲板での離着陸訓練を繰り返し行い、空中給油や空中対戦などさまざまな訓練任務を遂行した。中国青年報が伝えた。
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