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三反園県知事・審議中にSNS投稿!
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「議会軽視だ」批判噴出!
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出来もしないことを公約し、知事にはなってみたが現実と向き合ってみると、言いたいことを言っていた個人の立場と、当選後の公の立場に大きなギャップがあることにようやく気がついた。反原発と言っていたが、翻意し容認へと舵を切り始めたが知事の取り巻きは腹の内を知っていなかったようだ。
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鹿児島県の三反園訓知事が県議会審議中に自身の公式フェイスブックで投稿した内容を巡り、議会側が「議会軽視だ」と批判し、知事に説明を求めていた問題で、三反園知事は12月16日の県議会本会議で「他意はない」と述べるにとどめた。議会側は反発を強めている。
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投稿は9日午後5時前。九州電力川内原発1号機の運転再開について知事が取材に応じた内容で、公約の原子力問題検討委員会設置に関し「できるか予断を許さない状況。絶対必要だと思う」などと記した。
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当時、設置を巡る審議が議会総務委で継続中だったため、15日の議会運営委で「提案者が審議中に意見を発信するのはおかしい」などと知事への批判が噴出。本会議での説明を求めた。
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16日の本会議後、自民県議団の堀之内芳平会長は「他意の一言で終わせようとするのは残念。リーダーの資格が問われる」と批判。公明県議団の成尾信春団長も「納得できない」と述べた。定例県議会は同日、閉会した。
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定期検査のため停止中だった川内原発1号機(薩摩川内市)が12月8日、運転を再開した。「原発を止める」と公約した三反園訓鹿児島県知事だったが、再起動を容認。設置が決まった原子力問題検討委員会についても、人選を巡って反原発派との溝が深まる状況だ。検討委に反原発派を入れるという約束については12月1日、県議会で「私の記憶には定かでない」――。こう言い放った三反園氏に、県民から怒りの視線が向けられている。
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三反園氏が「みたぞのさとし後援会」のホームページで公表したマニフェストの一部。川内原発について、『川内原発を停止して、施設の点検と避難計画の見直し』を行うとした上で、『原子力問題検討委員会を県庁内に恒久的に設置』することを宣言していた。
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問題は、検討委の人選だが、知事は委員の顔ぶれについて一切公表しておらず、検討委設置の是非を諮る県議会でもメンバーを伏せたまま。県は9日、ようやく委員に就任予定となっている専門家12人の構成を明かしたが、氏名や所属については、16日に予定される県議会本会議で補正予算案が可決されるまで公表しない方針なのだ。知事が、検討委に反原発派の有識者を入れたのかどうか――。焦点は、その一点に絞られている。
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今年6月、三反園氏は知事候補を擁立していた反原発派に対し、川内原発を一時停止して再調査することや、県庁内に原子力問題検討委員会を設置することなどを提案。これを評価した反原発派は三反園氏と政策合意を結び、立候補予定だった平良行雄氏を降ろして「反伊藤陣営」を一本化した。三反園氏の初当選が、その延長線上にあるのは確かだろう。
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ところが12月1日、検討委に関する提案をした三反園氏が、県議会で反原発派の識者を入れるという平良氏側との約束について「私の記憶には定かでない」と発言。記者団から「本当に記憶に定かでないのか」と問われ、「時代は流れている。賛成・反対ではなく公平・公正という基準で選ぶことにした」とうそぶいた。わずか半年前の約束を、「時代は流れている」として反故にする横暴。反原発派はもとより、知事を支持してきた多くの県民から呆れられる状況だ。
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九州電力は12月8日夜、定期検査のため停止中だった川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動し、運転を再開した。来年1月上旬に営業運転に移る予定だ。対応が注目された鹿児島県の三反園知事は、この日も運転再開に絡む発言を避け、起動を事実上容認した。
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午後9時半、核分裂反応を抑える制御棒を抜く作業が始まり、原子炉が起動した。川内1号機は10月6日から原子炉等規制法にもとづく定期検査に入っていた。東日本大震災後の新規制基準のもとで、定期検査に入った原発が運転を再開するのは初めて。川内原発前ではこの日、運転再開に反対する市民らが「川内原発動かすな」などのプラカードを掲げて抗議した。
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九電に対し川内原発の即時停止を2度にわたって要請したものの、その後、「私に稼働させるさせないの権限はない」と繰り返し、運転再開を事実上容認する姿勢を示した三反園知事。この日は報道陣の取材に応じたものの、運転再開には直接触れず「稼働してもしなくても原発は残る」と話した。今後は、県独自の第三者機関の設置を急ぎ、川内原発の安全性を検証してもらうとした。知事の要請を受け九電が実施している「特別点検」は今月11日に終わる見通し。現時点で「熊本地震の影響はない」(九電幹部)。早ければ年内に知事に結果を報告する。
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川内原発では、2号機が今月16日から定期検査に入り、17年2月27日に発電を再開し、3月24日に営業運転に移行する計画。九電は両機とも予定通りの営業運転復帰を目指す。
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ニュースを触っていたから世の中の動きは分かっていた積もりだろうし、自分の発言は世の中を動かせると思っていたのだろう。現実は厳しい。思ったことを言い切れるのは、自分に責任がない時だけ。公人となった今は、過去の言葉に対し責任がついて回る。責任逃れをしようとするから、いう事が滅茶苦茶になる。
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三反園知事再選は無いね。
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