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予想より厳しい判決結果!
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準大手ゼネコン・フジタが滋賀県東近江市で進めていた清涼飲料水工場建設工事をめぐり、湖東生コン協同組合(東近江市)の加盟企業と生コンクリートの供給契約を結ぶよう、ゼネコン側を脅したとして恐喝未遂罪に問われた湖東生コン協同組合前理事長 奥宗樹容疑者(56)(平和工業)と同組合前理事 朝夷健治容疑者(67)の判決が4月25日大津地裁で言い渡された。
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朝夷健治 懲役3年 執行猶予5年 保護観察5年
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奥 宗樹 懲役2年 執行猶予4年
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同じ容疑で逮捕された金子寿男(近江アサノ代取、大津生コン協組副理事長・逮捕時)、連帯執行役員・城野正浩の判決は出ていない。うがった見方をすると、再逮捕の要件があり判決保留なのかもしれない。
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滋賀県警では、あと1~2件の事件が待機中と言われている。
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今回の判決が予想以上に厳しいのは、連帯が起こした一連の事件は悪質常習的とみなし、判決が出されたものであろう。この調子で行くと、武建一委員長、湯川裕司副委員長は再々逮捕で3回目の容疑は1000万円の恐喝容疑である。
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こうなると、執行猶予はなく、懲役刑が言い渡されるだろう。長期の有期刑となると、連帯そのものの存在価値が問われることになりかねない。
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連帯系列の運輸会社も、今月末で営業をやめ会社解散するという情報も出ている。委員長、副委員長の判決内容次第では、一気に連帯から脱出する企業、組合員が出てくるだろう。分派独立しようとしても、構成企業がなければ分派組織も開店休業となるだろう。現在の「アシスト阪神生コンクリート協同組合」のように、、、。
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