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公金4億投入“災害復興のシンボル”の運営会社!
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小石原ドットコム・「資金繰り窮し継続困難」と張り紙!
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九州北部豪雨からの復興のシンボルとして、3年前にオープンした福岡県東峰村の観光拠点が2月10日、突然閉館。廃校となった小学校の改修費約4億円を公費負担した村への連絡は一切なく、村長をはじめ村民から困惑の声が上がっている。
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九州北部豪雨からの復興のシンボルとして2021年4月にオープンした福岡県東峰村の「アクアクレタ小石原」。少子化の影響で閉校した旧小石原小学校の教室はデザイナーズホテルのような宿泊施設に、給食室はレストランに生まれ変わり、校庭にはグランピング施設も設置された。陶芸や野菜作りといった体験イベントやバーベキュー、キャンプファイヤーなどを楽しむことができる新たな観光拠点だった。
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この施設を運営していたのは、筑紫野市でコールセンター業務を行う「小石原ドットコム」。5年前に東峰村が実施した公募で選ばれた。運営会社の選定後、「小石原ドットコム」と協議しながら約4億円の改修費用を、「小石原ダム水源地域振興整備事業」として公費負担した上で、土地と建物を貸していた東峰村もホームページでの発表で施設の閉館を知らされた。東峰村の真田秀樹村長も「事前に相談も連絡もなかった」と話している。
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東峰村・真田秀樹村長
「ホームページに出て初めて知りまして、本当にいきなりというか、びっくりしています。村が造っている施設ですので、どういう形で今後この施設を運営していくかについて考えていかないといけない」
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施設の玄関には、代理人弁護士による「告示」が貼られていた。
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「資金繰りに窮し事業継続が困難となりましたので、近日中に福岡地方裁判所に破産手続き開始の申立てを行う予定です」「つきましては本物件内への無断立ち入り及び物品の搬出は一切禁止します」
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閉館について従業員に説明があったのもホームページの発表後。10日の午後に集められたレストランと清掃のスタッフ数十人に手渡されたのは「解雇通知書」でした。そこには、「誠に不本意ですが、当社の廃業に伴い、あなたを本日を持って解雇いたします」と書かれています。また、その際に代理人の弁護士から「1月と2月分の給料は払えないかもしれない」と説明があったということです。施設を運営していたのは、筑紫野市でコールセンター業務などを行う「小石原ドットコム」。
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2月11日も、閉館を知らない観光客が施設を訪れていた。訪れた人「久しぶりにここでコーヒーでも飲みに来ようかな、と思って。さみしいですね、もったいない。いい所なのに」「知らなかったです。周知されなかったんですかね、こういう施設があるってことが」「採算取れなかったのか」
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村と5年の賃貸契約を結びながら、3年も経たずに閉館となった「アクアクレタ小石原」。運営会社「小石原ドットコム」の代理人弁護士は、取材に対し「今は一切お答えできない」と回答。
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東峰村・真田秀樹村長
「事前に相談がなかったことについては憤りを持っております。休む期間が長いとマイナスイメージとかも出ますので、新しい形へどう向かっていくか。村として運営に対してどういう関わりをしていたか、いろんな法律関係で相談するように準備しております」
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