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2022年・関東地整は6か月、近畿地整は1か月、大津市は6か月!
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読者より、2023年7月28日に北部クリーンセンター解体撤去工事の開札で淺沼組が落札したが、2022年7月に浅沼組千葉営業所長が入札妨害で逮捕された。
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この時に、関東地整、中部地整、近畿地整、大津市も一斉に浅沼具に対し指名停止処分をした。
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以下、20222年処分内容。
2020年4月に行われた市川市立塩浜学園の解体工事の入札をめぐり、予定価格などを当時淺沼組千葉営業所長が入札情報を取得し落札した。
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令和4年7月26日入札妨害で逮捕された。これを受け、関東地整は、令和4年9月26日~令和4年11月25日までの2カ月間、指名停止処置とした。
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近畿地整は、
【株式会社淺沼組】
期間:令和4年9月26日から令和4年10月25日まで(1ヵ月)
範囲:近畿地方整備局管内
【指名停止措置の理由】
株式会社淺沼組の元営業所長が、公契約関係競売等妨害容疑で逮捕された。
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令和4年の大津市の指名停止は 、
株式会社 淺沼組
所在地:大阪府大阪市浪速区湊町一丁目2番3号 マルイト難波ビル
指名停止開始日:令和4年9月12日
指名停止終了日:令和5年3月11日
指名停止期間:6か月
理由:千葉営業所の元営業所長(現時点で職員として在籍中)が、市川市発注の工事の入札をめぐり、前市長の事務所関係者から同工事の予定価格や入札参加業者名に関する情報を受け、その情報を元に入札に参加し公正な入札を妨害したとして、令和4年7月26日、千葉県警に公契約関係競売入札妨害の罪で逮捕されたため。
(大津市建設工事等指名停止基準 第2条第1項 別表第2第8号(4)適用)
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2023年3月9日、「市川市立塩浜学園校舎等取壊し工事」で淺沼組の元千葉営業所長は、公正な入札を妨害したとして、令和5年3月9日に千葉地方裁判所においてり懲役1年6月(執行猶予3年)の判決を受け、その刑が確定した。
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これにより、近畿地整は令和5年7月25日、淺沼組に対し「監督処分」をおこなった。
<処分内容は、営業の停止命令>
期間 令和5年8月9日から令和5年12月6日までの120日間
なのに、なぜ、落札辞退あるいは入札取消にならないのでしょうか、という疑問が読者より寄せられた。
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<営業の停止命令区域 関東9都県>
浅沼組は7月25日、国土交通省近畿地方整備局から、建設業法に基づく120日間の営業停止処分を受けたと発表した。対象は公共施設の解体工事の営業で、期間は8月9日から12月6日まで。営業停止のエリアは千葉県や東京都など9都県で、建物の新築と解体を一式で請け負う営業は制限されない。
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<近畿地区など中部、四国中国、九州地区は処分が及ばない>
淺沼組のニュースでは、営業停止処分の範囲は、「茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県及び長野県の区域内における解体工事業に関する営業のうち、公共工事に係るもの」であり、大津市発注の「北部クリーンC・解体工事」に関しては影響を受けないことになる。
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ということで、千葉の入札妨害での処分は終わったことになる故、大津市北部クリーンセンター解体撤去工事の落札は10月議会の審議対象案件となっている。
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ただし、問題がなければという条件付ではあるが、、、。
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