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文書偽装し紛失取り繕う!
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業者の指摘で発覚!
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福井県は5月2日、2022年度の四つの委託事業で業者への支払い業務の遅延を取り繕うため文書を偽装したなどとして、会計局出先機関の60代男性主事=再任用=を同日付で減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと5月2日、発表した。職員は偽造などを認め同日付けで依願退職した。
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県人事課によると、男性主事は会計局異動前の別の部署で、委託業者への支払いに必要な決裁済みの文書7件を紛失。今年4月1日付で会計局に異動後、上司や同僚が使っていた同じ書式の文書の決裁欄をカラーコピーするなどして紛失を取り繕った。支払いに必要な他の文書10件も同様の方法で偽装。契約書も偽装していた。契約書を受け取った業者からの指摘で発覚した。
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県によると、男性主事は文書の紛失は3月末に気付いたと説明している。県は業者への支払いについて、改めて正式な手続きを踏み、正常に行った。
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県は監督責任を問い、当時の管理監督者2人を書面訓戒とした。「今後、各部局に通達し再発防止を徹底する」としている。
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