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対中抑止力強化!
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マルコス大統領・2月8日に国賓として訪日!
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米国のオースティン国防長官とフィリピンのカリート・ガルベス国防相が2月2日、マニラ近郊で会談し、比国内で米軍が使用できる拠点を4か所増やすことで合意した。現状の5か所と合わせて9か所となる。インド太平洋地域で強権的な支配を強める中国に対し、抑止力を強化する。
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オースティン氏は会談後の共同記者会見で「非常に大きな決定だ」と述べた。4か所の具体的な場所には言及しなかった。
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米比は2016年、「防衛協力強化協定(EDCA)」に基づき、米軍が使用できる拠点5か所を指定した。2022年6月にフェルディナンド・マルコス比政権が発足した後、拠点の施設整備や増加に向けた交渉が進んだ。
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米国が拠点を増やすのは、台湾有事の懸念が高まる中、軍事面でフィリピンの地政学的な重要性が増しているためだ。拠点が整備されれば、米軍はフィリピン各地で装備の備蓄などができ、機動的な部隊展開が可能になる。
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これに対し、中国外務省の毛寧(マオニン)副報道局長は2日の記者会見で、米比の合意について「米国は自分だけの利益のため、絶えずこの地域で軍事展開を強め、緊張を高めている」と反発した。
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フィリピンのマルコス大統領が2月8日に国賓として訪日する。インフラ分野などで日本からの投資誘致を図るほか、両国間の防衛協力の強化を確認するとみられる。
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マルコス氏が2022年6月末に大統領に就任して以降、初の訪日となる。首脳会談では中国を念頭に置いた地域の安全保障の問題などについて岸田文雄首相との首脳会談などを予定し、安保や経済など幅広い分野で日本との協力関係を確認する見通し。
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フィリピン政府によると、訪日にあわせてインフラ開発や防衛、農業、ICT(情報通信技術)分野などでの協力強化で合意する。外相や財務相、エネルギー相、観光相らが随行し、両国企業の連携についても複数の覚書などが結ばれる見通しだ。
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