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経営方針の違いか・感情面の対立か!
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6月21日の北越メタルの株主総会に、トピー工業(東京)は取締役3名選任などの株主提案を出し、北越メタル側の取締役候補の3名に対しては反対を表明。これに対して北越メタルは、「株主提案は、トピー工業の利益のみを追求するもので、トピー工業の行為はガバナンスの観点から重大な問題がある」と猛反発。
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総会では、トピー工業が出した取締役候補の人事案が可決された。北越の経営陣の人事案は、取締役候補5人のうち、トピーが反対した3人が否決された。株主が提案する人事案が可決されるのは異例で、トピーが北越の経営の主導権を事実上握ることになる。
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北越メタル案の専務取締役、武仲康剛氏と社外取締役の米田康三氏、中野久氏の選任(再任)には反対し、トピー工業の要求が通ったので、新たな北越メタルの取締役は5人のうち3人がトピー工業出身者となった。
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トピー工業側の取締役候補は、トピー工業の専務取締役の大洞勝義氏、同社理事の竹内征規氏、新日本製鐵(現日本製鉄)出身の天川一彦氏の3名。
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トピー工業の前身・東都製鋼のグループ会社となったのは1961年のこと。2005年まではトピー工業の出資比率が40%を越えており、実質支配力基準で同社の連結子会社だった。現在も約35%を保有する持ち分法適用会社だ。北越メタルの棚橋章社長と武仲専務もトピー工業の出身である。
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トピー工業と北越メタル、なぜ対立が始まったのか。お互いの言い分は出していても、トピー工業の主張に対し、北越メタルは一つひとつ反論しているが、経済誌の質問に対しては「個々の見解に反論することはいたしません」というだけで、本当の理由は分かっていない。
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トピー工業の経営方針に従わない何かが起きているのだろう。それならTOBを掛けたらよさそうだが、、、。
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