香川県信組・支店長:53人の名義悪用・2億4千万円借入れ!

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未返済1億円!
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2月28日で懲戒解雇・刑事告訴の方針!
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香川県信用組合(本店・高松市)は3月4日、支店長だった男(49)が友人や知人ら53人の名義で組合のローンを契約し、12年間で約2億4000万円を不正に借り入れていたと発表した。約1億円ほどが未返済で、男は2月28日付で懲戒解雇された。
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発表によると、元支店長は2010年4月~2022年1月、勤務先の県内4支店で友人、知人らの名義で預金口座を開設。ローン契約を繰り返し、振り込まれた金を引き出していた。男は組合の調査に「親戚から預かった金を使い込み、穴埋めしようと始めた。金は、友人らとの飲食費や洋服の購入費などに使った」と話しているという。
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詳しい調査を現在進めているが、被害見込み額は約1億130万円という。元支店長を刑事告訴する予定。
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同組合では1月にも元職員が詐取する不祥事が起きており、今回もその調査の過程で判明した。弁護士や公認会計士をメンバーとする外部調査機関を1月31日付で立ち上げており、改めて同組合全体を調査したうえで再発防止策を提言してもらうという。
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4日記者会見した同信組の川畑貢理事長は「信用信頼がさらに失墜した。責任を痛感している」と謝罪したうえで、「進退は次の段階。まずは信頼回復」と述べるにとどまった。
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