つくば市業者:事業系ごみを家庭ごみに混入し排出!

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事業ごみ不正積み替え問題!
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1億円を損害賠償請求へ!
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茨城県つくば市谷田部の廃棄物運搬業者「江原工業所」が、事業系ごみの一部を家庭ごみに不正に積み替えて、市のごみ焼却施設に搬出していた問題で、つくば市は、同社などを相手取って、本来得られたはずの事業系ごみの処理手数料など約1億円を損害賠償請求する方針だ。12月議会に提案し、裁判所に訴えを起こす。
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2016年4月から20年1月まで3年10カ月間、本来得られたはずの損害金約1億85万円と、弁護士費用約1008万円、遅延賠償金などの支払いを求める。不正の期間や積み替えた量、算定方法などの根拠について市環境衛生課は、これから裁判になることなので「差し控えたい」としている。
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市によると、訴えに先立って、9月22日に損害金の支払いを求める通知を出したが、支払い期限の10月22日までに支払いに応じなかった。
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不正積み替え問題は2020年3月、元従業員が市に内部告発し発覚した。同年8月には「NHKから国民を守る党」(当時)が、不正積み替えを内部告発動画で配信し、市に抗議などが寄せられた。
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江原工業所は当時、飲食店や事務所などから出る事業系ごみを収集・運搬する許可を市から受けていたほか、市の委託を受け、谷田部地区の一部で家庭ごみを収集していた。
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事の起こりは、茨城県つくば市の廃棄物収集運搬業者「江原工業所」が、飲食店などから集めた事業系ごみを、家庭系ごみの収集車に積み替えて同市の処理施設に不正に搬入していた疑いがあることが、2020年27日わかった。この業者は同日「指摘されている手口で間違いない」と不正搬入を認めた。
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市によると、この業者は市と業務委託契約を結んで家庭系ごみの収集を行う一方、飲食店やコンビニなどから事業系ごみの処分を請け負っている。事業系ごみを市の処理施設「クリーンセンター」に搬入する際には重さ10kgあたり190円の処理料金がかかるが、業者は事業系ごみを集めた後、家庭系ごみ用の収集車に積み替え、料金のかからない方法で搬入していた疑いがあるという。
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市は3月に内部告発を受けて調査を開始。事務所を立ち入り検査したほか、これまでに立ち回り先の事業所約60カ所から聞き取りした。不正の期間や支払わなかった処理料の総額ははっきりしていないという。
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ごみ収集業者「江原工業所」が、事業系ごみの一部を家庭ごみに不正に積み替えて、市のごみ焼却施設に搬出していた問題(9月1日付)で、同市は2020年9月18日、不適正な処理があったとして、つくば警察署に被害届を出したと発表した。併せて同日、市がこの業者に委託していた家庭ごみ収集委託契約を解除し、違約金として約850万円を請求した。
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市によると、3月に元従業員から告発があり、4~6月に市ごみ焼却施設のごみ搬入データを分析、同社に立ち入り調査などを行った。同社は7月、市に不正を認める上申書を出したという。
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同社がどのくらいの期間、どのくらいの量を不正に積み替えて、市にいくらの損害を与えたかについて市は、今後、警察の捜査に協力していきたいとしている。
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画像はN国立花氏の動画より借用