大阪・ビル解体:重機の足元崩れ・向かいのビル直撃!

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繁華街で解体重機が倒れる!
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道路を隔てた向いのビル屋上に倒れた重機。7月16日午前7時半ごろ、大阪市島之内2丁目・ミナミの繁華街で建物の解体作業をしていた重機が突然倒れ、道路を挟んで向かい側のビル(2階建)の屋上を直撃。重機はビルに支えられる格好で止まり、道路への落下は免れた。
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この事故で、重機を操作していた44歳の作業員がけがをし病院へ搬送されたが命に別状ないという。近隣の住民は、事故以前から、重機の置き方が不安定に見えたという。
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近隣の住民「斜めに、がれきの上に重機が載ってたから、大丈夫かなと思ってた。(事故が)あってもおかしくないなと。いつもあそこ歩くときは、見ながら歩いてた」と。
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南署などによると、作業員が重機を動かそうとした際、バランスを崩したとみられる。この事故で電線が切れ、周辺の約390軒が一時停電した。
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付近の人は「ドカーンと同時に地響きして、家揺れました」と振り返る。
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現場は繁華街・ミナミの近くで、ビルや店舗が立ち並ぶ一角。
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現場の重機事故の大半は、足元をいい加減にしているのとアームやブームと重機の重心バランスに無頓着な作業をしているときに起きている。今回の事故も同じ不用心から起こった。
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