福島県・鏡石町職員:人事予想で賭博!

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町は10人を刑事告発!
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県警は賭博容疑で取り仕切った職員を書類送検へ!
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福島県鏡石町は7月21日、町職員が「人事ロト」と称し、上司らの人事異動を予想して現金を賭ける賭博行為などをしたとして、11人を減給10分の1(2カ月)や戒告などの懲戒処分にしたと発表した。処分は20日付。
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内部告発を受けて調査した町が6月12日、須賀川署に賭博に参加した10人を刑事告発した。県警は賭博容疑で、人事ロトを取り仕切っていた職員を書類送検する方針。
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町によると、職員10人は、4月1日付の人事異動で、総務課など各課の課長に誰が就くかを予想し1口500円で、それぞれ千円ほどを賭けていた。
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福島県鏡石町は、町の人事異動の内容を予想する賭博行為をしたとして20~50代の男女職員計11人を減給10分の1(2カ月)~戒告とする懲戒処分を20日付で行ったと発表した。
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町によると、処分を受けたのは複数の課の職員。このうち副課長職以下の10人は町役場内のメールシステムを利用して2020年3月、定期人事異動(4月1日付)での課長職の異動先を予想し、1口500円の現金を添えて投票する「人事ロト」と称する賭博と疑われる行為をした。また、課長職の1人はこの不正行為を知りながら、すぐに上司に知らせなかった。
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職員1人当たりの賭け金は500~1000円だった。3月19日に予定していた異動発表前に、この課長職が匿名で町に告発して不正行為が発覚。職員11人は事実関係を認めているという。町は須賀川署に告発した。捜査関係者によると、単純賭博の疑いで複数の職員を書類送検する方針。
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記者会見した遠藤栄作町長は「再発防止の徹底に努め、信頼回復に向けて職員一丸となって取り組みたい」と陳謝した。
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