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選挙目当ての合流なんだから!
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しびれを切らしたのは立憲枝野!
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立憲民主党の枝野幸男代表が国民民主党との合流を焦っている。枝野氏は新型コロナウイルス対策や東京都知事選で存在感を発揮できず、党内から次期衆院選を見据えた動きを加速するよう求める声が出ていた。旧民主党勢力の糾合をテコに“野党の盟主”として求心力回復を狙うが、仮に合流がうまくいっても険しい道が待ち受けている。
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「7月15日に福山哲郎幹事長から国民側に申し上げたことに答えてもらっていない。答えをいただいた上で検討したい」
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枝野氏は18日、横浜市で記者団の質問に答え、国民に対し、合流条件を逆提案する前に立民の提案内容に回答するよう求めた。立憲は15日に両党が解党して新党を立ち上げた上で新党名を「立憲民主党」、略称を「民主党」にすることなどを提案したが、国民の玉木雄一郎代表は党名を民主的な手続きで決めるよう主張している。
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国民に合流を提案した翌日夜、枝野氏は都内で党の若手議員らと会食し、自らが立ち上げた「立憲民主党」の党名維持にこだわる枝野氏はその場でも「党名は絶対に譲らない」と繰り返した。「早々に決着をつける」とも語り、玉木氏が持ち掛けてくる条件闘争に応じない考えもにじませたという。
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昨年末からの合流協議は時間は経過しても条件交渉は暗礁に乗り上げ、1月に頓挫した。だが、立民の若手・中堅からは現状のままでは与党だけでなく、日本維新の会やれいわ新選組にも対抗できないとして協議を再開すべきだとの機運が高まっていた。合流に再びかじを切った枝野氏の心境ついて、国民中堅は「立憲の政党支持率も頭打ちで焦っているのだろう」と推測する。
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今回の合流協議で新党へ参加する野田佳彦前首相ら旧民主党政権の重鎮も水面下で動きを活発化。野田氏を慕う勢力は今も両党内におり、新党結成後の代表選で野田氏を担ぐ案も浮上。立憲の最大グループを率いる赤松広隆衆院副議長も執行部への不満を募らせており、「枝野1強」と言われる立件も内情は盤石ではない。
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立憲民主党の枝野幸男代表は両党を解散して新党「立憲民主党」を結成するとした立民提案に対し、国民側から回答が来ていないとし、「できるだけ早く結論を出さなければいけない。真摯に正面からお答えいただけると信じている」と語った。
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国民の玉木雄一郎代表が投票など民主的手続きで決めるべきだと主張していることに関しては「国民側から答えをいただいた上で、検討したい」と述べるにとどめた。一方で「苦渋の判断で提起したものだ」とし、譲歩した提案だとして受け入れるよう求めた。
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国民民主党の玉木雄一郎代表は、立憲民主党からの合流提案に関連して「いま国民がわれわれに求めているのは、与野党関係なく、新型コロナウイルス対策をしっかりやってほしいということだ。野党政局なんか見たくもない。それでもなお、今のタイミングで(合流を)やるなら、相当の大義を示さないと理解は得られない」と述べた。
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玉木氏は「細かいところまで一致させなくとも、大きな政策の柱はいくつか合意しないといけない。(国民は)『何する政党なんですか』と思うわけだから、時間をかけても一致させようと提案している」と語り、理念や政策も立民と協議する意向を示した。
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