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秘密保護法違反容疑で・警視庁など!
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漏洩データは早期警戒機E2D!
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米政府から提供を受けた新型早期警戒機E2Dの性能データを漏えいしたとして、警視庁公安部と航空自衛隊警務隊は1月17日、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反の疑いで、元1等空佐で防衛商社社員の菅野聡容疑者(58)を逮捕した。公安部によると、「やっていません」と容疑を否認しているという。
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1954年施行の同法は、米軍から提供された防衛装備品の性能などを「特別防衛秘密」に指定し、漏えいを禁じている。
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逮捕容疑は2013年1月、航空自衛隊入間基地(埼玉)で、別の国内防衛商社の社員数人に対し、米側から提供されたE2Dの性能を含む特別防衛秘密をパソコン画面で示したほか、データをUSBメモリーで譲り渡した疑い。
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警視庁によると、菅野元1等空佐は平成25年1月ごろ、航空自衛隊入間基地で国内の航空機関連商社の社員に対し、特別防衛秘密に指定されていた早期警戒機「E2D」の性能に関する情報をパソコンで見せたうえ、データをUSBメモリーで渡したとして、日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法違反の疑いが持たれています。
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早期警戒機「E2D」はアメリカのメーカーが製造していて、商社は得られた情報をアメリカの別の航空機メーカーに伝えましたが、この航空機メーカーが情報漏えいを問題視して、アメリカ政府に通報し、発覚したという。
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「E2D」は航空自衛隊で運用されている「E2C」の後継機として導入され、元1等空佐はその情報に触れることができる立場でしたが、平成29年に退職していた。
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警視庁によると、調べに対して菅野元1等空佐は「やっていない」と容疑を否認しているという。
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防衛省は6年前の平成26年10月にアメリカ政府から今回の事件をめぐる情報を提供されたあと、調査を行ったということで、これまでのところ第3国への情報の流出は確認されていないという。
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現在、青森県の航空自衛隊三沢基地に1機が配備され、運用試験が行われており、令和5年度までに合わせて13機が導入される予定。
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