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福岡・春日市の地権者ら!
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福岡県春日市などの住民22人が1月16日、同市上白水のゴルフ場「九州カンツリー倶楽部」の運営会社に、山林の私有地を埋め立てられて所有権を侵害されたとして、原状回復などを求めて福岡地裁に提訴した。市や県にも、同社の不法行為への対策を怠ったとして損害賠償などを求めている。
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訴状などによると、山林には1970年代から産業廃棄物が不法投棄された。隣接地にコースを持っていたゴルフ場側は2004年、産廃の撤去をする代わりに地権者の土地を買収してコース造成を提案。地権者らでつくる団体と市も交えた3者で協力し、環境を改善するとの協定を交わした。
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その後、ゴルフ場側は工事を進める過程で買収できていない土地への埋め立てを繰り返すようになり、市や県もこうした状況を知りながら有効な対策をしていないという。
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原告の一人は「周囲を埋め立てられ、高台にあった土地が今は谷底にある。小屋に土砂が流れ込み、使えなくなった」と話した。
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ゴルフ場側は取材に「地権者の総意を得て25億円もかけて産廃撤去を続けてきたのに、なぜ訴えられないといけないのか」と争う姿勢を示した。市と県は「訴状が届いておらずコメントできない」としている。
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