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輸入した露レーダー「ガンマ」を独自改良!
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イランは8月10日、ミサイルや無人機を400kmの範囲で探知する能力を備えているとする新たな防空システムを公開した。
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準国営のイラン学生通信(ISNA)によると、新システム「ファラグ(Falagh)」は、輸入された監視レーダー「ガンマ」をイラン独自に改良したものだという。ガンマはロシア製の監視レーダーとみられる。
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これまでは対イランの「制裁のため、交換部品が不足し、外国人エンジニアによる修理ができなかった」ため、運用が不可能だったという。
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ドナルド・トランプ米大統領が2015年に結ばれたイラン核合意を離脱し、対イラン制裁を再発動して以来、両国の間で緊張が高まる中で行われた公開セレモニーの席で空軍幹部は、「このレーダーは400km内の範囲で、あらゆる型の巡航ミサイルやステルス機、無人機システムおよび弾道ミサイルを特定し発見できる」と語った。
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ファラグは同国の防空網と連結させて、ロシアから調達した高性能地対空ミサイルシステム「S300」の防衛範囲を完結させることができるという。
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イランは制裁解除を認める核合意を主要5か国との間で結んだ後、
2016年3月に数年遅れでS300を配備していた。
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