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軍事、インフラ整えば逆に返還は遠のく一方!
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安倍晋三首相は、ウラジーミル・プーチン大統領との緊密な交渉を経て、日ロ平和条約締結及び北方領土返還を達成すべく注力している。
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一筋縄ではいかないロシアは、北方領土の一部の島にロシア軍の新型地対空ミサイルや戦闘機を配備する等、返還どころか、むしろ北方領土防衛に拍車をかけてきている。
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今度は、ロシア国営電気通信事業者「ロステレコム」が、ロシア政府の資金援助を受けて高速インターネット回線を択捉島・国後島・色丹島に敷設したと発表した。
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同社によると、ロシア領土のサハリン(日本名:樺太)と北方領土の内の択捉島・国後島・色丹島とを結ぶ815kmの光ケーブルを敷設したとする。
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同敷設コストは33億ルーブル(5,030万ドル、約55億3,300万円)で、ほとんどがロシア政府からの資金援助となっているという。
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この事実から、ロシアは益々北方領土を一切返還するつもりはないという姿勢が覗える。
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2018年12月には、ロシア軍が新たに恒久兵舎を建設し、更に装甲車用格納庫を整備すると発表していた。
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更に、ロシア国営エネルギー会社のガスプロムも、北方領土へ供給するためにサハリンに液化天然ガス・プラントを建設する計画を発表している。
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