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失効には気を付けて!
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第三者取得・専門家は犯罪利用の危険指摘!
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森喜朗元首相の旧公式サイトのドメインが第三者に取得され、英文の別サイトになっていることが10月16日、分かった。国会議員の旧サイトのドメインが、所属政党のサイトにリンクを残したまま第三者に取得され、書き換えられていたことも判明。専門家は「犯罪に利用される危険性がある」と指摘している。
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森元首相の旧公式サイトのアドレスを入力すると、樹木などについて記したサイトが表示される。関係者によると、個人事務所の閉鎖に伴い、ドメイン「mori-yoshiro.com」の更新手続きが行われなかったため、第三者が取得して別サイトを作ったとされる。
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元首相側はドメインの所有権を失ったとみられ、秘書は「気にもしていなかったが被害は聞いていない。何かあれば法的に対応する」と語った。
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自民党の高木毅元復興相の事務所は今年、公式サイトのドメイン更新を怠ったため、海外の第三者に所有権が移転したことに気付いた。ドメインの末尾を「.com」から「.jp」に変え、新たなサイトを立ち上げたが、同党福井県連のサイトには旧サイトへのリンクが残っており、閲覧者が誤ってアクセスしてしまう恐れがあった。県連は16日午後、現サイトにリンクを修正した。
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旧ドメインを使ったサイトは、別サイトに誘導する仕組みになっており、高木氏の事務所は数カ月前に把握。しかし、ドメイン所有者を特定できず、「手の出しようがない」(担当者)という。
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情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」は「中古ドメインが第三者に取得されると、IDやパスワードを盗み取るフィッシングサイトなどに利用される危険がある」と指摘。最新のセキュリティーソフトの利用を呼び掛けている。
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中古ドメインをめぐっては、NHK関連団体の旧公式ウェブサイトのドメインが、インターネットのオークションサイトに出品されたことが判明している。
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NHK関連団体の旧公式ウェブサイトのドメインが、大手IT企業が運営する中古ドメインのオークションサイトに出品されていることが10月15日、分かった。NHKは同日夜、関係サイトに残っていたリンクの削除を始めたが、第三者がドメインを取得し、悪用される恐れがある。
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売りに出されているのは、NHK関連団体が運営していた公式ポータルサイト「NHKグループネット」のドメイン「nhk-grp.jp」。サイト自体は2月に閉鎖されているが、10月1日に大手IT企業のGMOインターネットが運営するドメインオークションに出品された。
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同社によると、オークションは18日午後7時が入札期限で、15日時点で応札は23件に上り、最高額は3万円となっている。複数ユーザーからの取得希望を受け、同社が入手して出品したという。
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落札した第三者がこのドメインを使い、正規のNHK関連サイトと判別しづらい偽サイトを構築するなどして、悪用される可能性もある。
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NHK広報局は時事通信の取材に対し、「ドメイン名はサイトの閉鎖にあわせて利用を停止し、取得代行業者に権利を返した」と回答。その後、リンクの削除を始めた。
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情報セキュリティー対策の普及啓発を行う独立行政法人情報処理推進機構は「ドメインを手放すのであれば、管理している範囲内でリンクを削除するのがあるべき対応だ」と指摘している。
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GMOインターネットの担当者は「基本的にドメイン名の文字列には永続的な権利があるものではない。ブランド保護を懸念する場合は長く保持するべきだと思う」と話した。
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