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経済制裁は解除せず!
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トランプ米大統領は10月13日、ホワイトハウスでトルコ当局から自宅軟禁を解除されて帰国した米国人牧師アンドルー・ブランソン氏と面会した。トルコのエルドアン大統領に謝意を示したうえで「米・トルコの良好な関係に向けてすばらしい一歩になる」と語った。
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トランプ氏はブランソン氏の解放に向けて「長丁場にわたる交渉に懸命に取り組んできた」と述べた。解放が実現せず「米・トルコは最近数カ月にわたって厳しい関係になっていた」と語った。トランプ政権は8月、ブランソン氏の解放が実現しないことを理由にトルコ閣僚の米国内資産を凍結するなどの制裁措置を発動した。
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ただ「身代金は支払っていない」とも指摘した。トルコに科している経済制裁の解除などは解放の条件ではないとの考えをにじませた。
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海外で拘束される米国人の解放について、トランプ氏は11月の中間選挙に向けた外交成果とアピールしている。13日もブランソン氏の解放に関して、オバマ前大統領を念頭に「別の政権はなにも成果を出せなかった」と批判。トランプ政権下ではトルコや北朝鮮などから19人の米国人が解放されたと説明した。
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ブランソン氏は2016年7月にトルコで起きたクーデター未遂事件に関与したとしてトルコ当局に拘束された。ブランソン氏はトランプ氏の支持基盤であるキリスト教福音派に属し、トランプ政権はトルコに早期解放を強く求めていた。
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