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自分の思いと応援者の感覚はイコールか!
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一部には「挑戦を止めたが無難」という言葉も!
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玉城デニー氏、沖縄知事選に関し、翁長知事の遺言録音に左右されるのか、オール沖縄と言う寄せ集めのみこしの担ぎ手に乗るのか、自身の方針を明確に出して県民に問うのか、立候補を止めるのか。
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最終的には、覚悟があるのか、どうなのかだ。誰もが言うが、玉城氏と故翁長氏が生前に膝付き合わせて県政について語った場面があったのだろうか。米軍基地だ、辺野古だと言うが、沖縄県が経済面で47都道府県でいつまでも最下位なのはなぜなのか。
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基地の問題と県経済の基盤強化は沖縄の両輪だと思うのだが。
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玉城氏の政策信条と翁長氏の手法が同じ的を狙っているとは思えない。辺野古問題1点を取り上げて、玉城氏は翁長氏と同じ戦法を取れるだろうか。翁長氏の戦いは、辺野古基地を潰すという日本政府と沖縄の戦争のようなものだ。
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翁長氏の後釜は、故人と同等のカリスマと独断を持ち合わせてないと、当選してからが大変な苦労だろう。1年もしないうちに、引きずりおろしが始まるような気がする。
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オール沖縄というが、中身は呉越同舟で新知事が舵を取ろうにも、勝手気ままな番頭気取りが多過ぎて、玉城氏が番頭気取り、船頭気取りをさばききれるだろうか。議員と知事とでは、議会対策も簡単にいかない。県庁内に腹心が居るのか、外部から連れて行くのか、本人が行政経験もなく火中の栗を拾うという覚悟が無くては沖縄県庁船の操縦が出来そうにない。
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皆が心配する「船頭多くして船、山に登る」という事態が起きるかも知れない。現在の沖縄県は、他府県と違い「戦場」なのだ。
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自由党の小沢一郎代表は24日、知事選に出る予定の玉城氏と擁立団体幹部と会談した。小沢氏は会談後、「(出馬すれば)私もできる限りの支援、努力はしたい」と記者団に語った。
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玉城氏は出馬受諾の記者会見を延期した。順当でも29日になるという。小沢氏は選挙に関しては現地を見たら、勝てるか・負けるか分かるという選挙のベテランだ。調整会議4役と会談した。ここで小沢は違和感を覚えたものと見られる。資金面、選挙態勢(各組織の支援態勢)が整っていないことを見抜いた。
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後援会関係者は「汗をかくフリをする組織がある」として、4年前と同じオール沖縄となっていないことに懸念を示す。地元紙によれば、オール沖縄を資金面で支えてきた金秀グループの呉屋守将会長が、単独では選対本部長に就かず共同代表制をとる、という。
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選挙に勝つために必須の支援態勢と資金は、4年前と違って盤石ではない。これまでにも小沢は玉城に「勝てることを確認してからでなくては、出てはダメだよ」と釘を刺していた。
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玉城は27日に上京、小沢と出馬に向けた最終判断をし、翌28日、野党各党と大詰めの調整をする。出馬記者会見は順当に行って29日となる見通し。
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立候補役者はいるが、後援組織に心棒となる柱がない。勝てる戦か、勝てない戦か、今が正念場だ。
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一つ間違えれば、政治生命も終わりかねない。
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