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新空母と055型駆逐艦4隻!
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中国メディアは7月3日、2隻の新型ミサイル駆逐艦「055型」が遼寧省大連の造船所で同時に進水したと報じた。055型は中国軍が編成を目指す空母打撃群の防御を担うため建造が進められている。055型は従来の中国の駆逐艦に比べミサイルの攻撃力やステルス性能が大幅に向上。排水量1万1000~1万3000トンと推定され、米軍のズムウォルト級駆逐艦(約1万5000トン)より小さいが、海上自衛隊のイージス艦「あたご」(約7700トン)を上回る。英字紙チャイナ・デーリー電子版は055型について「アジアで最大、最強の軍艦と広く認識されている」と伝えた。駆逐艦2隻の進水は1年前に進水した2隻と合わせ4隻で新空母の護衛艦として就役予定だ。2017年6月以降すでに2隻が上海の造船所で進水。
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055型の火力は現在就役している駆逐艦のうち最も大きい「052D型」の2倍とされ、112のミサイル垂直発射口を擁する。ステルス性能や情報処理能力も強化されている。
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5月13日、中国初の国産空母が、停泊していた遼寧省大連の造船施設を出て試験航海を始めた。黄海北部や渤海を航行するとみられ、中国国営新華社通信は「主に動力系統などの設備の信頼性を検証する」と伝えた。中国にとって2隻目の空母で、年内にも海軍に引き渡される見通し。
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中国はウクライナから購入した旧ソ連製の船体を改修した初の空母「遼寧」を12年に就役させた。国産空母は遼寧を基に設計され、動力は通常型。スキージャンプ型と呼ばれるそり上がった船首甲板から艦載機が発艦する。
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4月には遼寧を含め「史上最大規模」の海上閲兵式を挙行。「世界一流の海軍建設に努力しなければならない」と演説した。習指導部は空母打撃群を常時運用するため、5~6隻の空母保有を目指しているとみられている。
中国は2030年までに4つの空母打撃群を運用する計画がある。055型が今後、10隻以上就役するとの見方だ。
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