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贈賄は渡邉エンジニアリング!
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贈賄額・約330万円!
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国土交通省豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)発注の北近畿豊岡自動車道のトンネル建設工事をめぐる贈収賄事件で、警察は6月28日贈賄側の豊岡市の事務所を捜索した。
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警察が家宅捜索したのは、豊岡南インターチェンジ藤井トンネル事務所などです。27日収賄の疑いで逮捕された、兵庫県養父市にあるコンサルタント会社渡邉エンジニアリング社長・渡邊健児容疑者(50)は、国発注の北近畿豊岡自動車道の工事の支援業務を行っていて、2017年7月から5月にかけて贈賄の疑いで逮捕された準大手ゼネコン「フジタ」の社員鈴木英明容疑者(42)から、およそ330万円を受け取った疑いが持たれている。
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渡邉エンジニアリングは、工事の現場監督など公的業務を担っていることから、警察は渡邊容疑者を国による業務の一部を代行する「みなし公務員」に当たると判断した。 警察は2人の認否を明らかにしていないが、現金授受に至った詳しいいきさつを調べている。
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逮捕容疑は2017年7月上旬~18年5月上旬、国土交通省豊岡河川国道事務所が発注したトンネル工事で便宜を図ってもらいたいとの趣旨で、鈴木容疑者がコンサル会社の口座に十数回に分け従業員の給与名目で約330万円を振り込んだ疑い。
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問題の工事は平成28年に同事務所が発注した「日高豊岡南道路藤井トンネル工事」。同年12月の入札に大手ゼネコンなど14社が参加し、フジタが約13億1900万円で落札していた。
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捜査関係者によると、渡邊社長はフジタ側に対し、現場で勤務するパートの女性従業員の給与をコンサル会社経由で支払うよう要求。フジタ社員は落札から約1年半にわたり、女性従業員の給与名目でコンサル会社渡邉エンジニアリングに賄賂として現金を渡した疑いが持たれている。渡邊社長はフジタ側から受け取った現金のうち、給与として支払った残りをギャンブルなどに充てていた。
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フジタ広報室は「現在、事実関係を確認中」とコメント。コンサル会社の女性役員は「私たちは何もしてない。ずっと頑張ってきた」と話した。
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北近畿豊岡自動車道は、同県朝来市と豊岡市を結ぶ全長約70kmの自動車専用道路。豊岡市の日高神鍋高原インターチェンジ(IC)まで開通しており、同IC-豊岡南IC間約6kmで工事が続いている。
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