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使途不明500万円か!
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県クレー射撃協会が県体育協会の選手強化費数百万円を不正受給していたことが6月13日、県体協への取材で分かった。県クレー射撃協会が提出した射撃場の使用料や装弾代の領収書が偽造されるなどしていた。県体協の調査では、強化費の実績報告書が保管されている2013(平成25)~17年度の5年間の不正が確認されている。
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関係者によると、不正受給額は約500万円に上り、使途不明となっているという。
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県体協によると、実績報告書には射撃場の使用料などのほか、弁当代、交通費などの領収書が添付されていたが、領収書の判子が偽造されるなどしていた。
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関係者から指摘を受けた県体協が4月から調査。県クレー射撃協会役員らへの聞き取りを行ったほか、領収書の発行元に問い合わせ、不正を確認した。県体協に提出された選手強化計画書に基づく練習などは行われていなかったという。
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県体協は、強化費の返還請求の準備を進めており、強化費の支給停止などの処分を検討している。県体協の事務局長は「各競技団体と連携し、選手強化に取り組んでいる中での事案で遺憾なこと。現在、返還請求に向け準備している」としている。
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