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官製談合・米原市主査逮捕!
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滋賀県米原市発注の工事で入札情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われた同市保育幼稚園課主査の男(39)と、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた業者側の男(70)と長男(40)の初公判が1月26日、大津地裁(今井輝幸裁判官)であった。3人は起訴内容を認めた。
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検察の冒頭陳述によると、業者側の男の工務店の経営が悪化する中、主査の男と面識のあった従業員の長男が6、7年ほど前から最低制限価格に関する情報などを聞き出していた。主査の男は工期に間に合わず上司に叱られたことがあり、信頼できる業者に落札させようとしたという。主査の男は「これぐらいは大丈夫という甘さがあった」と供述した。
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起訴状によると、主査の男は2016年11月にあった認定こども園厨房(ちゅうぼう)拡張工事の入札で、最低制限価格の目安額を長男に教え、3人で共謀して公正な入札を妨害したとしている。
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検察は「動機は短絡的で社会に与える影響は大きい」として主査の男に懲役1年6月、業者側の男と長男に同1年を求刑した。弁護人は「反省している」などとして執行猶予付きの判決を求め、結審した。
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事件が起きたのは2017年11月20日、滋賀県警捜査2課と米原署は、米原市発注の認定こども園関連工事で入札情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで、同市こども未来部保育幼稚園課主査の男(39)を逮捕した。
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また、公契約関係競売入札妨害の疑いで、中長工務店代表(70)、同工務店従業員の男(40)を逮捕した。捜査2課は3人の認否を明らかにしていない。
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主査の逮捕容疑は2016年11月10日にあったいぶき認定こども園の厨房(ちゅうぼう)拡張工事の一般競争入札を巡り、10月末から11月初めころの間、最低制限価格の目安となる金額などを電話で従業員の男に教え、同工務店にその金額に近い価格で落札させた疑い。また、3人は共謀して、中長工務店に最低制限価格に近い価格で落札させて公正な入札を妨害した疑い。
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捜査2課によると、入札には5社が参加し、工事の最低制限価格は1955万3千円、落札額は1955万5千円だった。
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主査は07年4月採用。農林振興課技師、土木部建設課主任などを経て、当時はこども園の工事の設計などを担当していた。
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