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担ぎ易い知事か・やり手の知事か!
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自民府連はどちらを選ぶ?
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京都府知事選(3月22日に告示、4月8日投開票)では、引退表明した山田啓二知事(63)の後継として、自民、公明、民進党の府組織が復興庁前事務次官の西脇隆俊氏(62)を擁立する方向で最終調整に入った。
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西脇氏は京都府出身。1979年に建設省(現国土交通省)に入省し官房長などを経て2015年に国土交通審議官、16年復興庁次官に就いた。17年7月に退任し現在は同庁顧問。中央官僚時代に築いた人脈を生かし、国とのパイプ役となることも期待されているようだ。
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山田知事の過去の選挙では、経済界も含めた政治団体が母体となり選挙戦を展開しており、今回も同様の枠組みとなる見通し。
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関係者の一人は西脇氏について「山田知事の後継候補として、山田府政を継続してくれる人。道路整備などハード事業の推進にも期待している」と話した。
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国とのパイプ役を期待というが、2017年7月人事での出来事が記事になっていた。
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『官邸からの評価によって明暗がくっきり分かれる。2017年も霞が関に人事の季節がやってきた。
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財務省の佐川宣寿理財局長(’82年、旧大蔵省)は、森友学園をめぐる国会答弁で『すべての資料を破棄した』と繰り返し、野党やマスコミから批判を浴びたが、菅義偉官房長官をはじめ官邸からの評価は抜群。論功行賞の意味合いもあって、今夏、次官級の国税庁長官に就任する見込みだ。
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「昨年は国交省の次官になると目され、朝日新聞が『内定』とまで報じていた西脇隆俊氏(’79年、旧建設省)が復興庁次官に飛ばされるサプライズがありました。
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原因は菅官房長官の『鶴の一声』です。旧建設省の幹部がOBたちを使い、官邸の頭越しに西脇次官就任に向けて政界に働きかけるなどの暗躍をしたことが菅官房長官の逆鱗に触れた。
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菅官房長官にしてみれば、『国交省の役人は官邸か組織内部か、どちらを向いて仕事をしているんだ』というわけです。そこで次官人事を予定調和からひっくり返した。菅流の官僚掌握術と言えるでしょう」(全国紙国交省担当記者)
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国交省は旧建設省技官と旧建設省事務官、旧運輸省という出身部門で事務次官ポストをたらい回しにしてきた。
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昨年、建設事務出身の西脇氏ではなく、運輸出身の武藤浩氏(’79年)が次官に就任したため、慣例が崩れた。建設事務は「今年こそは」と巻き返しを図るが、先行きは不透明だ。
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「順当ならば、武藤次官の後任には建設事務出身の毛利信二国交審議官(’81年)が昇任するはずです。しかし、建設技官出身の森昌文技監(’81年)も有力な候補。
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もし、菅官房長官が国交省の内向きな人事を徹底的に潰そうとするなら、2年連続のサプライズもありえます。仮に森技監が次官になったら、再び建設事務が飛ばされて、省内の秩序は乱れるでしょう」(前出・国交省担当記者)
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官邸の顔色を窺う。それは大蔵省時代に「最強の官庁」と呼ばれた財務省も同じ。幹部人事ではやはり「お友達」が優遇されそうだ。
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「財務省は安倍総理の盟友、麻生太郎財務相が『防波堤』の役割を果たしていることもあり、次官人事は既定路線どおりの見通しです。』という内容。「週刊現代」2017年7月1日号より
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次期知事選は、自公民の3党は後継候補擁立に向けて協議を重ねてきた。共産党などでつくる団体も候補者の擁立を目指している。
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