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現時点では58.9%!
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トルコのミサイルシステム購入が欧米に波紋!
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ロシア軍に占める現代兵器と装備の割合は58.9%まで高まり、2020年までに70%以上となる。11月7日、ショイグ国防相が発表した。
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ショイグ国防相は国防省職員に「軍の現代兵器の装備レベルは2012年と比較して4倍近く高まり、現時点で58.9%だ」と述べた上で、「このペースでいくと国防省が2020年までに軍の現代兵器および装備レベルを70%にするという課題を達成することが保障されている」と指摘した。
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西欧と距離を置きだしたトルコは、ロシア製S400を契約するとしたことについて、NATOのピーター・パーヴェル軍事委員長は、トルコ当局に対し、ロシアの対空ミサイルシステムS-400の購入についてロシアと取引を完了した場合に起こり得る結果について警告した。
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パーヴェル軍事委員長によると、予定されているS-400の購入は、NATOの統一防空システムへトルコを統合する可能性を排除する。また同氏は、トルコのS-400は「同国に潜在的に配備される可能性のある同盟国の手段に困難をもたらす可能性がある」と述べた。
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マティス米国防長官は11月13日記者団に、トルコがロシアから地対空ミサイルシステム「S-400」を購入したことは、トルコ政府の主権に基づく決定だとして、「これはトルコの主権に基づく決定だ。北大西洋条約機構(NATO)の枠組みの中で、作戦上両立できなくなることは理解している」と述べた。
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マティス氏はトルコ政府に対し、「これ以上行き過ぎる前に」今回の決定を熟慮するよう求めた。
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トルコによるロシアからのS-400購入の決定については、国防総省のジョニー・マイケル報道官が、米国は不満を持っていると述べていた。9月12日、トルコのエルドアン大統領は、ロシア政府とS-400の購入とその手付金の支払いに関する合意を結んだと発表した。
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